四国高速バス「さぬきエクスプレス神戸号」と高速舞子バス停
このブログでは関西と香川県を結ぶ高速バス路線ついて何度か取り上げたことがあります。
ですが、実は乗車したことが無い路線もあるわけでして・・・
今回ご紹介する四国高速バスの神戸~高松間高速バス「さぬきエクスプレス神戸号」も、そのうちの一路線。
しかもこの路線、明石海峡大橋の本州側入口に位置する「高速舞子」バス停にも停車します。
私自身、「高速舞子」バス停を一度も見たことが無く、「それならば高速舞子バス停実見も兼ねて利用してみるか・・・」ということで、早速乗車してきました。
約2時間弱のバス旅 あっという間に高速舞子へ・・・
やってきたのは、2013年10月にオープンしたばかりの高松駅高速バスターミナル。広々とした待合室とカウンターが特徴です。(写真はイメージです。)
で、今回私が乗車したのは、高松駅高速バスターミナル10時15分発の四国高速バス担当便。
4列シート40人乗りの日野セレガHD(PKG-RU1ESAA)です。
ごく普通の昼行高速仕様ですが、通路にカーペットが敷かれているあたり、四国高速バスらしさを感じます。
10時15分、定刻になったところでバスは高松駅高速バスターミナルを発車します。
この便の乗客は私を含めて10名程度。
しかし、連休最終日ということもあってか、その後のゆめタウン高松・高松中央インターバスターミナルをはじめとする高松市内各停留所や高松自動車道上のバス停で乗車客があり、最終乗車停留所の鳴門西を発車した時点で車内は満席となります。
その後バスは特に渋滞に巻き込まれることもなく、大鳴門橋・神戸鳴門自動車道を快調に駆け抜けていきます。
高松を出発して2時間弱の正午頃、バスは緑パーキングエリアに到着。
ここで10分間の開放休憩が実施されます。
てっきり休憩なしのノンストップで運行されると思っていただけに、この開放休憩は正直意外でした。
10分間の開放休憩が終わり、乗務員が人数を確認し乗客が全員戻ってきたのを確認の上、バスは再び神戸へ向けて出発します。
左右に瀬戸内海を望み、明石海峡大橋を渡ると、バスは最初の降車停留所である「高速舞子」バス停に到着します。
高松から約2時間20分、あっという間の到着です。 本来であれば終点の神戸三宮(三ノ宮バスターミナル)まで乗車するのですが、今回は「高速舞子」バス停実見のために「さぬきエクスプレス神戸号」とはここでお別れです。
「高速舞子」バス停では、私を含めて6名が下車、三々五々それぞれの目的地へと向かっていきました。
で、この「高速舞子」バス停ですが、先述の通り、明石海峡大橋の本州側入口に位置する、神戸淡路鳴門自動車道の本線上にある高速バス専用の停留所です。
JR神戸線(山陽本線)舞子駅及び山陽電鉄舞子公園駅と接続しており、エレベータ(エスカレータ・階段)と連絡通路経由で移動することが出来ます。
明石・姫路方面へのアクセス地点として、そして阪神高速道路渋滞時の神戸・大阪方面への迂回経路乗り換え地として活用することが出来ますね。
乗降場の構成ですが、下り線(淡路島・四国方面)にのりば、上り線(垂水JCT方面)におりばが2バースずつ設けられており、複数台の発着が可能になっています。
乗り場から1階通路(もしくは2階のJR駅連絡通路)へは、エレベータ(階段)で4階の待合室まで移動後、 更にエレベータ(若しくはエスカレータ)に乗り換えて移動します。
こちら↓が1階の通路です。 1階通路を出て右手に進んだところに、山陽電鉄の舞子公園駅があります。
5階降り場からその間約7分。早足の方ですと5分程で移動できるかもしれませんね。
今回私は山陽電鉄に乗り換えるために1階まで降りましたが、さほど苦労することなく乗り換えが出来ました。
この程度の移動であれば、乗り換え拠点として十分に使えそうですね。
因みにJRへ乗り換える場合は、先述の4階待合室からエスカレーターで2階まで降り、連絡通路からJR舞子駅へ移動することになります。
というわけで、四国高速バスの高速バス「さぬきエクスプレス神戸号」と「高速舞子」バス停を紹介しました。
「さぬきエクスプレス神戸号」に関しては、以前ご紹介した阪急バス「さぬきエクスプレス大阪号と同様、関西~香川県を結ぶ主要交通機関の一部として機能していることを確認する出来ました。
ただ、今回乗車したのはあくまで繁忙期。
閑散期の利用状況がどうなのか気になるところですが、所要時間や停留所設定を見る限りでは、ビジネス利用も意外とあるのでは?という印象を受けました。
今度乗車する時は、是非平日の閑散期に乗車してみたいものです。
そして「高速舞子」バス停。
バス停自体は今回初めて見ましたが、さすがに設置後十年以上経過しているからか、多少の古さは否めませんでした。
ですが、エレベータが設置されていることで車椅子での移動が可能である点や、4階の待合室から明石海峡大橋や大阪湾を一望できる点、更に鉄道への乗換えが便利であるという点において、「バス停」としてのポテンシャルはそれなりに高いという印象を受けました。
今後は乗り換え案内表示の仕方や設備のリニューアルなど、さらに使い易いバス停に改良していくことが課題なのでは?と思いました。
ともあれ今回の訪問、高速バスと鉄道との連携の一事例として良い勉強をさせて頂きました。
【乗車データ】
- 乗車日:2014/05/06
- 乗車区間:
高松駅高速バスターミナル→高速舞子 - 運行会社:四国高速バス
- 車両:日野/セレガHD(PKG-RU1ESAA)
- 年式:2007年式
- 所属:高松営業所(本社)
- 社番:296
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