ウィラーエクスプレスT231便「ニュープレミアム」乗車記

夜行バス,高速バス乗車記

以前(というか、かなり前になりますが・・・)、このブログでウィラーエクスプレスの「ニュープレミアム」(WX123便)の乗車記をご紹介しました。


あれから2年が経過し、「ニュープレミアムの現状はどうなっているのか・・・」が気になり、今般九州遠征の帰りの足として早速乗車してきました。

カフェも併設された新バスターミナルから乗車

やってきたのは、大阪梅田の梅田スカイビルタワーイースト1階に位置する、「ウィラーバスターミナル大阪梅田」。
ウィラーバスターミナル大阪梅田 その1

ウィラーバスターミナル大阪梅田 その2

ウィラーバスターミナル大阪梅田 その3

ウィラーバスターミナル大阪梅田 その4
阪急梅田駅から徒歩約15分程で到着しますが、荷物を持っての移動となると少々大変かもしれません。
ですが、ターミナル内の設備は充実しており、案内カウンターに大型荷物用コインロッカー、自販機、お土産販売コーナー、インターネットスペース、コンセントコーナーを完備している他、女性用の美容家電貸出サービスも行っている等、至れり尽くせりの設備を誇っています。(掲載できる写真が無くてゴメンナサイ。)
大阪府内の高速バスターミナルで、これだけ設備が整っているバスターミナルはそうないのではないでしょうか。
「ウィラーバスターミナル大阪梅田」について詳しいことはこちらからどうぞ。

で、今回は昨年2013年8月2日にオープンしたこちらの施設↓にもお邪魔しました。
ウィラーエクスプレスカフェ その1

ウィラーエクスプレスカフェ その3
昨年2013年8月2日にオープンした「ウィラーエクスプレスカフェ」です。
バスの到着後やバスの発車前に気軽に利用しても貰おうと、バスターミナルに隣接する場所にオープンしました。
営業時間は6:30~23:00。モーニングからディナーまで対応しています。
今回はディナーセットを注文。
お好みのパスタにサラダ・ドリンク・デザートが付いてお値段は1,000円。
更にウィラーのバス利用者は50円引きとなります。
2階席で夜の景色を見ながら美味しく頂きました。
こちらも店舗内の写真はありませんが、見た感じちょっとしたパーティー(女子会やオフ会)には十分に使えそうな印象を持ちました。
機会があればここでオフ会なんぞ企画して見たいですねww。
「ウィラーエクスプレスカフェ」について詳しいことはこちらからどうぞ。

前置きが長くなりましたが、今回私が乗車したのはウィラーバスターミナル大阪梅田21時00分発のT231便。
横浜YCATを経由して東京池袋のサンシャインシティバスターミナルまで行く便になります。
車両はウィラーエクスプレス東海(大阪営業所)所属のいすゞガーラHD(LKG-RU1ESBJ)。
トイレこそ付いていませんが、前後の間隔がゆったりした3列シート24人乗りとなっています。
ウィラーエクスプレス東海(大阪) 「ニュープレミアム」 ・450

ウィラーエクスプレス東海(大阪) 「ニュープレミアム」 ・450 車内

ウィラーエクスプレス東海(大阪)  「ニュープレミアム」 ・450 シート
シートは同社が何度も試行錯誤して開発した特注品。
体の部分に合わせて硬さの異なるクッションを使用している他、座席コンセントやテーブルを完備しています。
更にリクライニングは電動ゆりかご方式を採用、シート全体が沈み込むようにリクライニングすることで、体への負担軽減を実現しているそうです。
また、デビュー当時には装備されていなかった足置きが今回各座席に設置されており、非リクライニング時の足にかかる負担が軽減されています。
ウィラーエクスプレス東海(大阪)「ニュープレミアム」 ・450 足置き
この他にも窓側座席には通路カーテンを装備している他、車内ではWi-fi(ソフトバンク)が利用できるなど、夜行高速バス車両としてはハイグレードな内容になっています。
個人的には、新たに設置された「足置き」を評価したいですね。

車内を観察しながら就寝の準備をしているうちに、時刻は21時00分。
定刻になったところでバスはウィラーバスターミナル大阪梅田を発車します。
この便の乗客は私を含めて6名。
連休最終日の夜ということもあるのか、はたまた時間帯の問題なのかは分かりませんが、車内は空席が目立っていました。
繁忙期の運賃設定が高いことで敬遠されているのか、はたまた供給過剰なのか・・・検証が必要かもしれません。
発車後、早速自動案内放送による注意事項の案内及び乗務員のマイクによる補足説明が行われますが、乗務員さん、お疲れなのでしょうか、案内の声が全体的に小さくて所々聞き取れない部分がありました。
大丈夫なのかなぁと少し不安になります。
やがてバスは新御堂筋から名神高速道路へ。
大山崎ジャンクションからは京滋バイパスに入り、瀬田東ジャンクションからは再度名神高速道路へ。そして草津ジャンクションからは新名神高速道路に入り、この先は東名阪自動車道~伊勢湾岸自動車道~東名高速道路~新東名高速道路~東名高速道路~首都高速道路を経由して横浜・東京池袋へと向かいます。

途中休憩は3箇所で実施されます。
1箇所目は新名神高速道路の土山サービスエリアで、時間にして22時40分頃に到着します。
ウィラーエクスプレス東海(大阪)「ニュープレミアム」 ・450 土山SAにて
土山サービスエリアを出発すると、車内は消灯され就寝時間となります。
この間、所々揺れながらもバスは順調に走り続けます。

2回目の休憩は、新東名高速道路の遠州森町パーキングエリアで、時間にして1時10分頃に到着します。
ウィラーエクスプレス東海(大阪)「ニュープレミアム」 ・450 遠州森町PAにて

そして3回目の休憩は、東名高速道路の海老名サービスエリアで、時間にして3時30分頃に到着します。
この時は就寝中で目を覚ますことも無く、サービスエリアの停車には気付きませんでした。

4時40分、室内の明かりが照らされて起床。
定刻の4時50分にバスは横浜YCAT(横浜駅)に到着します。
ここでは2名が下車。
その後、首都高速道路を新宿出口まで走行し、新宿からは靖国通り・明治通りなどを経由して、定刻ピッタリの6時00分にバスは終点の池袋サンシャインシティバスターミナルに到着しました。
ウィラーエクスプレス東海(大阪)「ニュープレミアム」 ・450 池袋サンシャインシティ到着

適度の睡眠が取れた私は、徒歩約5分にある「タイムススパ レスタ」という施設へ。
この施設、あの駐車場運営会社「タイムス24」が経営しているスパ施設で、ウィラーとも提携しています。
今回、ウィラーのオプションパックで利用したのですが、バスターミナルや池袋駅東口からも近く、利便性は高いといえます。
施設内も豪華なつくりとなっていて、到着後リフレッシュするのに最適な施設をまた一つ見つけてしまいましたww。
池袋発着の夜行高速バスを利用される方にはお勧めしたいですね。

以上、ウィラーエクスプレスT231便「ニュープレミアム」の乗車の模様をお届けしました。
前回乗車したときと同様、車両や車内設備に関しては言うこと無い位に素晴らしく、道中快適に過ごすが出来ました。
ただ、今回ひとつ気にになったのが、乗務員の様子でした。
この便、2名の乗務員が乗車していたのですが、相当お疲れなのか、2名とも全体的に覇気が無いというか顔色が良くないというか・・・。
マイクの案内放送しかり、時々ふらつく様な運転の仕方しかり、少し不安に感じました。
まあ、今回乗車したのが繁忙期間中ということもあり、ウィラーに限らずどこの事業者の乗務員も大変かとは思いますが、今回の遠征で乗車した他の高速バスの乗務員はそのようなことが無かっただけに、一乗客の立場ながら心配してしまいます。
今回私が乗車した便だけの出来事であったと信じたいのですが・・・。
同社では乗客サービスの改善はもちろんのこと、独自の運行管理システムの導入をはじめとする安全対策の強化も進めています。
当然のことながら安全運行は最優先されなければなりませんし、一方でサービスの充実と同時に安全対策の強化も継続して行っていく必要はありますが、その中でどこかで運行に差し支える様なしわ寄せが現場に行っていないか・・・そんなを思った今回の乗車でございました。


【乗車データ】 
  • 乗車日:2014/05/06
  • 乗車区間:
    ウィラーバスターミナル大阪梅田→池袋サンシャインシティ
  • 運行会社:ウィラーエクスプレス東海
  • 車両:いすゞ/ガーラHD(QPG-RU1ESBJ)
  • 年式:2012年式
  • 所属:大阪営業所
  • 社番:450

WILLER TRAVEL


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