伊予鉄道「道後エクスプレスふくおか号」乗車記(2011年10月乗車分)
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今回ご紹介するのは、2011年10月に乗車した伊予鉄道の松山~福岡間夜行路線バス「道後エクスプレスふくおか号」の乗車記です。
この路線、元々は伊予鉄道と西鉄高速バスが共同で運行していましたが、2010年3月に西鉄高速バスが運行から撤退し、現在は伊予鉄道と同社の子会社である伊予鉄南予バスが共同で運行しています。
この「道後エクスプレスふくおか号」には、今から3年前の2008年、現在は撤退している西鉄高速バス担当便に乗車したことがあるのですが、伊予鉄道便に乗車するのは今回が初めてとなります。
学生が目立つ車内 通路カーテン付きで快適なバスの旅
という訳で、今回の旅のスタートは、JR松山駅から。伊予鉄松山市駅へ戻る途中、夜のJR松山駅駅舎と路面電車を撮影してみました。
夜の路面電車もなかなか絵になりますね。
伊予鉄松山市駅からは、このバス↓で一路福岡へと向かいます。
伊予鉄道の松山~福岡間夜行路線バス「道後エクスプレスふくおか号」です。
伊予鉄松山市駅出発は22時00分。
発車時刻の10分前にはバスが入線します。
この日は3連休前の週末ということもあってか、予約で満席とのこと。
開業当時はとかく苦戦と伝えられたこの路線ですが、西鉄が撤退して伊予鉄グループの運行に変わってから、学割の導入や回数券の導入などで徐々に利用客を増やしているようで、繁忙期には続行便がつくようにもなったそうです。
実際にこの日も学生らしき若い方の乗車が多く、この路線が徐々に浸透してきていることを改めて実感しました。
何せ、学割を使うことでフェリーとほぼ同額で松山~福岡間を乗換なしで移動できるわけですから、学生にとっては便利な乗り物であること間違いなさそうです。
車内はこんな感じ↓です。
3列独立シート29人乗りの夜行高速バス仕様ですが、サービス改善の一環で通路カーテンが新しく設置されました。
周りを気にせずに休むことが出来るので、特に女性客から好評とか。
この様なサービス改善、私は評価したいですね。
バスは定刻の22時00分に出発。
大街道、道後温泉、松山インター口で乗客を乗せ、松山インターから松山自動車道に入ります。
10分後の川内インターで最後の乗客を乗せ、同時に乗務員交代が行われます。
3年前に乗車した西鉄高速バス便は通しのワンマン運行でしたが、伊予鉄はここで別の乗務員に交代します。
川内インターを出発後、自動音声にて車内設備の案内が流されます。
この様な案内↓が流れます。
httpsyoutu.be/ALuPRfBuyo4
※上記スライドは音声のみですが、実際は音声に合わせた画像が車内モニタに表示されます。
車内設備の案内が終わった頃には、バスは松山自動車道桜三里PAに到着。
ここで15分間開放休憩のために停車します。
同時に乗務員は乗客の降車場所の確認と車両点検に余念がありません。
休憩が終了後は車内の灯りが消され深夜走行に。
この先はしまなみ街道から山陽自動車道、中国自動車道を経由し、一路九州へと向かいます。
関門橋を渡ると福岡はすぐそこに・・・
深夜の4時前には中国自動車道の壇ノ浦PAに到着。ここで1時間程乗務員の仮眠のために停車後、到着前の洗顔休憩のためにドアが開けられます。
20分程の休憩時間も終わり、あとは一路福岡へ向けてラストスパート。
関門橋を渡り、北九州市内に入ります。
定刻より約20分早着した小倉駅前では約半数の乗客が下車。
その後停車する予定の砂津、黒埼インター引野口では降車客がおらず通過したため、福岡の博多バスターミナルには定刻より約30分早く到着。
ここで5、6人が下車し、残りの10名弱の乗客をを乗せたバスは、朝が明けて間もない福岡市内をゆっくりと走ります。
そして終点の西鉄天神バスセンターには、定刻よりも30分早い7時15分に到着しました。
約3年ぶりの「道後エクスプレスふくおか号」の乗車でしたが、3連休前の混んでいる時期の乗車だったとはいえ、徐々に利用が浸透してきているのかなぁという印象を持った今回の乗車でした。
加えて私自身、伊予鉄道の夜行高速バスに乗車したのは今回が初めてでしたが、予想していたよりもサービスレベルが高く、好印象をも持ちました。
今度機会が出来たら、八幡浜から東京新宿ゆきの同社担当「オレンジライナー」でも乗車してみようかな・・・・と本気で思った今回の「道後エクスプレスふくおか号」の旅でした。
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