日ノ丸自動車「大山号」 乗車記(2011年10月乗車分)
今回は、2011年10月の秋に福岡~米子・鳥取間夜行路線バス「大山号」に乗車した時の模様について簡単に書こうかと思います。
「大山号」は、鳥取県の日本交通と日ノ丸自動車が運行する、福岡~鳥取間約630kmを結ぶ夜行路線バスです。
以前は西日本鉄道(西鉄)も運行に関わっていましたが、現在は撤退していて、福岡側の運行管理と乗車券販売を受け持っています。
九州~山陰間を直通する交通機関として重宝されていて、週末や繁忙期にもなると、満席になることが少なくありません。
ですので、乗車の際は、出来るだけ早めに乗車券を予約・購入することをお勧めします。
車両は元「キャメル号」の日野セレガR
今回乗車したのは、写真の日ノ丸自動車の日野セレガR-GD(KL-RU1FSEA)でした。 この車両、以前は東京~鳥取・倉吉線「キャメル号」の専用車として活躍していましたが、現在は「大山号」メインで活躍しているようです。車内の様子はこちら↓。 3列独立シート29人乗りの夜行仕様ですが、スーパーハイデッカータイプの車両であることから、車内はいたって静か。
走行音もさほど気になりません。
シートにはマルチチャンネルステレオのコントローラが付いていますが、現在はサービス自体を廃止しているため、使用することが出来ません。
なので、車内で退屈される方は、オーディオプレーヤーなどの暇つぶしグッズを持参した方が良いかもしれませんね。(但し、周りの方に迷惑にならないように、使用の際は十分に配慮しましょう。)
コックピットはこんな感じです。
今回私は時間の関係から、小倉駅前から乗車しました。
小倉駅出発後の消灯前の休憩は無く、出発後すぐに消灯となります。
シートを倒して目を瞑ると・・・・いつしか夢の中へ。
シート自体は一見普通のシートのように見えますが、意外にもホールド感が良く、最近のシートクッションが薄いタイプのシートと比較すると、寝心地はそれなりに良かったです。
福岡発鳥取行きは朝の車窓もオススメ
翌朝は中国自動車道の大佐SAで開放休憩停車します。 とはいっても、時間が朝の4時前後。時間的にかなり早いような気もするのですが、利用客の立場からすれば、米子の手前の米子道大山PAで停車してくれた方がいいのでは?と思いますね。
大佐SAを出発後は米子自動車道に入り、6時過ぎに米子駅前に到着。
その1時間後に倉吉(倉吉バスセンター)に停車し、終点の鳥取バスターミナル(JR鳥取駅前)には8時40分とほぼ定刻に到着しました。
今回、日ノ丸自動車の「大山号」には初めて乗車しましたが、この車両、流石フラッグシップの東京線で活躍していた車両だけあって、道中快適に移動することが出来ました。
そして、この路線は車窓もお勧めだったりします。
当日は生憎の天気でしたが、福岡から鳥取へ向かう便は、途中写真のような車窓を楽しむことも出来ます。
ビジネスで利用するか、旅行や帰省で利用するかは人それぞれだと思いますが、私個人的には福岡から鳥取へ向かう便をお勧めします。
今回、「大山号」を利用した最大の目的はというと・・・・・・
こちらの場所↓へ行ってみたかったからです。 鳥取砂丘です。
時間の関係で、あまり遠くへ散歩することが出来ませんでしたが、また行ってみたいですね。
今度訪れた時は、じっくり時間をかけて砂丘を散策してみようと思っています。
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