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島原半島東部に位置する長崎県島原市。
近くには温泉で有名な雲仙や22年前に大噴火を起こした雲仙普賢岳もあります。
その島原市と九州最大都市福岡とを結ぶ高速バスが、西日本鉄道と島原鉄道が運行する高速バス「島原号」です。(写真はイメージです。)

西鉄「島原号」 9719 新川橋にて

島原鉄道「島原号」 ・791

開業は今から23年前の1990年1月27日。
高速バスの中では老舗の部類に入ります。

以前、このブログで「島原号」西日本鉄道担当便の乗車記をご紹介しました。
西鉄「島原号」 9719

今回、何故に再び「島原号」を取り上げることになったのか・・・。
実は、かつて日本最長距離夜行高速バス「ライオンズエクプレス」(西武観光バス・西鉄高速バス 現在は廃止)の専用車として活躍していた西鉄高速バス8546号車(日野セレガSHD LKG-RU1ESBA)が、西日本鉄道本体に移籍の上、装いも新たに「島原号」の専用車として活躍を始めたからであります。
西鉄高速バス「ライオンズエクスプレス」 8546

西鉄「島原号」 8546

「ライオンズエクプレス」時代に何度かお世話になった西鉄高速バス8546号車。
「新たな場所で活躍している姿を是非とも見ておかなければ・・・」ということで、早速見てきました。

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高いアイポイントと安定した乗り心地は夜行バス時代のまま

やって来たのは、JR博多駅前の博多バスターミナル。
九州島内、本州、四国方面行き高速バスが発着する他、西鉄、昭和自動車、JR九州バスの一般路線も発着する、全国有数の一大バスターミナルであります。

高速バス「島原号」は、こちら博多バスターミナルを起終点としています。
今回乗車したのは、博多バスターミナル12時51分発の便。
こちらの車両↓に乗車しました。
西鉄「島原号」 8546 島鉄バスターミナルにて その1

西鉄「島原号」 8546 島鉄バスターミナルにて その2
西日本鉄道博多自動車営業所所属8546号車(日野セレガSHD LKG-RU1ESBA)です。
先述の通り、この車両は元「ライオンズエクスプレス」専用車。
外観こそ西鉄の九州島内長距離高速用塗装「火の鳥カラー」に塗り替わりましたが、堂々とした外観は未だに健在です。

画像はありませんが、車内は4列シート38人乗りの昼行高速仕様となっています。
「ライオンズエクスプレス」専用車時代は4列34人乗りでしたが、「島原号」への転用に伴い、シートレイアウトの改造工事が実施され4席増加した他、整理券発行機の設置、運転席エリア~客室間仕切り扉の撤去、LED運賃表の準備工事が実施されています。

12時45分、博多バスターミナル3階31番のりばに「島原号」が入線。
早速改札が実施されます。
西鉄「島原号」 8546 博多バスターミナル改札中
博多バスターミナルで乗車したのは、私を含めてほんの数人でしたが、続く西鉄天神高速バスターミナルでは10人以上が乗車。
窓側の座席がほぼ埋まる程度の乗車数になりました。

バスは天神北ランプから福岡都市高速道路~九州自動車道~長崎自動車道を諫早インターまでひた走ります。
福岡を発車して約2時間後の15時01分、バスは諫早インターを流出。
若干渋滞気味の諫早市内を走行し、定刻6分遅れの15時14分に諫早駅前(県営バスターミナル)に到着します。
こちらでは2名が下車していきました。

諫早からは国道251号を島原までひた走ります。
そして、諫早駅前~多比良駅前間の各停留所は、乗降可能停留所として指定されています。
以前は、諫早から先の停留所は降車専用だったのですが、数年前に変更になったとか。
利便性向上と区間利用者を一人でも確保したいという目的なのでしょうか・・・。
因みに、上り(福岡行き)については、高速基山と筑紫野(二日市温泉入口)が乗降可能停留所として指定されています。

愛野駅前まで内陸部を走行した後は左折し、有明海に沿って島原まで走行します。
左に見える有明海の美しさは、「島原号」乗車時のオススメスポットでもあり、一見の価値ありです。
西鉄「島原号」 8546 有明海の車窓 その1

西鉄「島原号」 8546 有明海の車窓 その2

西鉄「島原号」 8546 有明海の車窓 その3

諫早を発車して約1時間、バスは島原市内へと入っていきます。
島鉄島原駅前で3名が下車し、終点の島鉄バスターミナルには定刻10分遅れの16時31分に到着しました。
西鉄「島原号」 8546 島鉄バスターミナル到着
バスを降りた乗客の多くが、家族の出迎えを待っており、家族の車が着くや否や、それぞれの目的地へ三々五々と向かって行きました。

博多バスターミナル~島鉄バスターミナル間の所要時間は3時間30分。
今回は10分延びた格好でしたが、車窓を眺めているうちにあっという間に着いてしまったという印象が強かったです。
そして、外観の塗装こそ変わりましたが、スーパーハイデッカーならではの風格といい、落ち着いたシートモケットといい、車内最後部の仮眠室跡といい、西鉄8546号車が「ライオンズエクスプレス」時代の面影を未だに色濃くに残していることも、今回の乗車で認識しました。
高速バス「島原号」の運行会社は日によって交代しますが、西鉄担当便を狙ってこの8546号車で出かけてみるのも良いのではないでしょうか。
スーパーハイデッカーならではの乗り心地と、愛野~島原間の有明海の車窓は、きっと良い気分転換になることでしょう。
この週末の小旅行の行先として、高速バス「島原号」で島原へ・・・というのはいかがでしょうか。
私も、もし今度乗車する機会があれば、島原から先の口之津まで移動して、島鉄フェリー~天草~熊本と回ってみたいと思います。

西鉄「島原号」 8546 博多バスターミナル前にて


【乗車データ】 
  • 乗車日:2017/02/15
  • 乗車区間:
    博多バスターミナル→島鉄バスターミナル
  • 運行会社:西日本鉄道
  • 車両:日野/セレガSHD(LKG-RU1ESBA)
  • 年式:2011年式
  • 所属:博多自動車営業所
  • 社番:8546

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Koji Suda(ひろしプロジェクト)

Koji Suda(ひろしプロジェクト)

自称「高速バスアドバイザー」。高速バス乗車回数900回以上(2016年12月現在)。バス・鉄道をはじめとする乗り物を追っかけて撮ったり、ブログやサイトの運営、バス関連本やネットニュースの原稿執筆、同人誌活動などを通じて、乗り物旅の素晴らしさを伝える活動を行っています。北海道札幌市在住。バスと鉄道とカレーと粉物が大好き。 [詳細]

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