東京駅日本橋口で見たJRバス「ドリーム号」東京~京阪神系統

夜行バス

暫くの間、ブログの更新が出来ない状態でしたが、実は2016年10月下旬から11月初旬にかけて、関東・北陸・九州方面へ出掛けておりました。
(写真はイメージです。)

2016年10月 関東・北陸・九州遠征 アイキャッチ

今回の目的は、東京で開催された交通系フォーラムの参加でしたが、「休みも取ったし、折角出かけるのであれば、他の地区も回ろう。」ということで、東京の他に新潟、富山、熊本、福岡地区を回りました。
そこで、今回から数回に分けて、関東・北陸・九州で出会った乗りもの達を紹介していきます。

初回は、東京駅日本橋口で見かけた夜行高速バス「ドリーム号」東京~京阪神系統を、写真を織り交ぜながら紹介します。

エアロキングも健在!JRハイウェイバス「ドリーム号」東京~京阪神系統

「プレミアムドリーム」

JRバス関東「プレミアムドリーム」 1179

西日本JRバス「プレミアムドリーム」 1762
東京駅・新宿~京都・大阪・奈良・神戸間で運行される「プレミアムドリーム」のJRバス関東便と西日本JRバス便です。
JRハイウェイバス「ドリーム号」の中では最上級クラスに位置付けられています。
2階には専用の「クレイドルシート」が30席(一部車両は24席)、1階には超幅広シート「プレミアムシート」が3席配置されています。
「プレミアムドリーム」が登場してから10年が経ちましたが、未だに「プレミアムシート」の人気は高く、週末や繁忙期は売り出し開始後すぐに満席になる便も。
ですが、使用車両(三菱エアロキング)の経年化問題は「プレミアムドリーム」にも押し寄せており、現行のサービスが継続出来るか否かを含め、今後の去就が注目されます。

「プレミアムエコドリーム」

JRバス関東「プレミアムエコドリーム」 1762
東京駅・新宿~京都・大阪・神戸間で運行される「プレミアムエコドリーム」のJRバス関東便です。
「プレミアムドリーム」と「青春エコドリーム」を合わせたシート配列となっており、2階前方4席が「プレミアムシート」、2階中央部~後方部が専用の「クレイドルシート」、そして1階が4列シートとなっています。
プレミアムシートが2階前方部に配置されていることから。最前席は特等席といっても良いでしょう。
尚、「プレミアムエコドリーム」用車両は、東京・新宿~徳島・阿南間「ドリーム徳島号」にも投入されています。

「グランドリーム」

JRバス関東「グランドリーム」 3015

西日本JRバス「グランドリーム」 2053
東京駅・新宿~京都・大阪・神戸間で運行される「グランドリーム」のJRバス関東便と西日本JRバス便です。
「プレミアムドリーム」と3列「ドリーム」の中間的位置づけとして登場しましたが、西日本JRバスを中心に運行系統・台数を増やしており、12月には大阪~金沢間「北陸道昼特急」「北陸ドリーム大阪号」全便と東京~金沢間「ドリーム金沢号」がこのタイプの車両に置き換わる予定です。
特別料金徴収を巡って賛否両論がある「グランドリーム」ですが、JRバス3列仕様車のスタンダードとして、今後も路線数・台数ともに増やしていくことでしょう。

「ドリーム号」(3列仕様車)

JRバス関東「ドリーム号」 868

西日本JRバス「ドリーム金沢号」 ・578
2000年代前半に集中投入された「ドリーム号」3列シート仕様のJRバス関東便と西日本JRバス便です。
2階には独立シートが30席、1階には2+1配列のシートが8席配置されています。
使用車両(三菱エアロキング)の多くが運行開始後10年以上経過しており、「グランドリーム」タイプの車両を増やしていることから、このタイプの車両は今後台数を減らしていくことでしょう。
※西日本JRバスの写真は、東京~富山・金沢線「ドリーム金沢号」です。

「青春エコドリーム」

JRバス関東「青春エコドリーム」 2058

JRバス関東「青春エコドリーム」 ・784

西日本JRバス「青春エコドリーム」 1323

西日本JRバス「青春エコドリーム」 3994
東京駅・新宿~京都・大阪・奈良・神戸間で運行される「青春エコドリーム」のJRバス関東便と西日本JRバス便です。
運行開始当初は、「ドリーム」の格安便として「青春ドリーム号」として登場しましたが、後に新型車両登場に合わせて路線名を「青春エコドリーム」に改称しています。
最安で3,000円台(早売り5適用時)で移動出来ることから人気があり、週末や繁忙期時には満席になることも少なくありません。
ですが、こちらも使用車両(三菱エアロキング)の経年化問題が押し寄せており、今後はハイデッカータイプの車両に置き換わっていくことが予想されます。

というわけで、JRハイウェイバス「ドリーム号」東京~京阪神系統を簡単に紹介しました。
東京駅日本橋口で「ドリーム号」東京~京阪神系統到着便を見たのは約数年ぶりでしたが、2階建てバス(三菱エアロキング)が健在である一方で、「グランドリーム」の登場、台数増加で着実に変化しつつあることを実感しました。
先述の通り、2階建てバス(三菱エアロキング)の経年化が問題になっております。
JRバス関東、西日本JRバス共に、今後数年以内に10年以上経過した車両を置き換えることが計画されているそうですが、「プレミアムドリーム」を中心に現行のサービスが今後継続出来るのかを含め、その動向に注目したいところです。
もしかすると、来年~再来年には東京駅を発着する夜行バス車両の顔ぶれが大きく変わっているかもしれませんね。

次回は、「ドリーム号」東京~山陽・四国系統や他社便を紹介します。


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