夜行バス&鉄道ウォッチャー「ひろしプロジェクトWEB」

夜行バス&鉄道愛好歴30年以上のひろしプロジェクトが、これまで乗車してきた乗り物の乗車記や最新情報を紹介する総合サイトです。

こんにちは。ひろしプロジェクトです。
いつもこのブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。

以前このブログで、西日本鉄道の福岡・北九州~静岡・富士山駅間夜行高速バス「博多・フジヤマExpress」の乗車記をご紹介しました。
その後、富士急ハイランド近くのスーパー銭湯で休んでから東京新宿へ移動するのですが、今回はその移動の足として利用した「中央高速バス富士五湖線」を少しご紹介したいと思います。

京王バス東「中央高速バス富士五湖線」 K60254

フジエクスプレス「中央高速バス富士五湖線」 T0206

「中央高速バス富士五湖線」について簡単にご紹介すると、元々この路線は、今から50年以上前の1956年に、新宿と河口湖・山中湖間を結ぶ一般道経由の急行バスとして運行を開始しました。
運行会社は京王帝都電鉄と富士山麓電気鉄道(現:富士急行グループ)の2社で、今でこそ共同運行という形式をとっていますが、暫くの間は相互乗り入れという形式をとっていました。
運行期間も今の様な毎日運行ではなく、4・5月・7月15日 – 9月の土休日に運行する「季節便」でした。
便数は1日2往復で所要時間は4時間30分。
一般道経由で、しかも当時の道路状況を鑑みると、どうしてもこれ位の所要時間はかかってしまいますよね。
その後、山中湖系統を毎日運行に昇格させた他、富士山五合目系統・本栖湖系統の新設を行いますが、転機が訪れたのは1967年~1969年の中央自動車道一部区間(調布~河口湖)の開通でした。
これを機に「中央高速バス」として運行を開始。
新宿~調布間は一般道経由でしたが、それでも新宿~河口湖間を2時間10分で結び、便数も11往復に増えます。
更に1976年の中央自動車道高井戸~調布間の開通により、新宿~河口湖間は1時間40分で結ばれるようになります。
その後は、度重なる増便や運行形式の変更・運行事業者の変更等を経て、現在に至っています。

現在の「中央高速バス富士五湖線」は、京王バス東と富士急山梨バスが共同で運行していますが、増便時には富士急グループ他社(フジエクスプレス・富士急平和観光)の応援も得て運行しています。
この路線の特徴は、何と言っても「車窓の素晴らしさ」と「安さ」です。
山間を抜けるハイウェイからの景色は言うまでもありませんが、それだけでなく、新宿~富士急ハイランド・河口湖駅間片道1,750円と、鉄道乗継よりも格安で目的地に行けるため、春夏期は観光路線として、朝夕は通勤通学・(吉田・忍野地区への)出張・新宿向けのショッピング路線としての役割を果たしています。
そのためか、この路線に関しては常時混雑しており、平日でも続行車が出る便も少なくありません。
特に、2013年6月に富士山が世界文化遺産に登録されて以降は、その傾向が更に顕著になってきており、富士山五合目系統の様に増便されたケースもあります。
外国からの観光客の利用も増えており、「富士山ブーム」が続く限り、暫くはこの傾向が続くのではないでしょうか。

・・・と、少し前置きが長くなりましたが、今回、約18年ぶりに「中央高速バス富士五湖線」に乗車しました。
やってきたのは、富士急ハイランドに隣接する「ハイランドリゾートホテル&スパ」駐車場敷地内のバスターミナル。
富士急ハイランドを発着する高速バスはすべてここに停車します。
富士急ハイランドバスターミナル
このバスターミナル、決して広くはありませんが、お土産ショップと軽食スタンドが完備されており、乗車前に買い物や軽食を楽しむことが出来ます。
もちろん、乗車券の購入も可能。
更に徒歩圏内には先述のスーパー銭湯「ふじやま温泉」もあり、バスターミナルとしての使い勝手としては、良い部類に入るのではないでしょうか。

今回乗車したのは、富士急ハイランド12時18分発のKO1122便。
京王バス東が担当する便になります。
この便は2台運行でしたが、平日にも関わらず2台とも満席。
「富士五湖線」、恐るべしです・・・。

アサインされたのは、2号車のこちらの車両↓。
京王バス東「中央高速バス富士五湖線」 K60254 富士急ハイランドBTにて

京王バス東「中央高速バス富士五湖線」 K60254 富士急ハイランドBT改札中
2002年式の日野セレガR-FD(KL-RU4FSEA)です。
4列シート42名定員のトイレ付き昼行高速仕様となっております。
(車内混雑のため、車内の写真を撮影することが出来ませんでした。)
定員重視の車内レイアウトのため、シートピッチは正直狭いですが、1時間30分程度の路線であればこれでも十分かなぁという気もします。

富士急ハイランドでの乗車が終わったところでバスは発車。
この後バスは、中央道下吉田・中央道西桂・中央道都留・・・と、中央自動車道の各バス停に停車していきます。
とここで周りを見回してみますが・・・・
外国人の乗客が多いこと多いこと・・・!!
18年目では考えられなかった光景ですが、富士山の世界文化遺産登録による旅行客(特に海外からの旅行客)の増加を象徴させる車内でした。

バスは大月ジャンクションから中央道本線へ。
中央道上野原・中央相模湖と停車し、やがてバスは東京都内へ。
中央道八王子・中央道日野・中央道府中・中央道深大寺・中央道三鷹と停車していきますが、降車客はおらず、首都高速道路を初台ランプで降りると、終点の新宿駅西口(新宿高速バスターミナル)はすぐそこです。
京王バス東「中央高速バス富士五湖線」 K60254 車内

結局バスは定刻よりも5分程早い13時50分頃に新宿駅西口28番のりばに到着しました。
あっという間の1時間半でした。

今回、久しぶりに「中央高速バス富士五湖線」に乗車しましたが、観光・ビジネス・ショッピングの足としてしっかり定着していることを改めて実感しました。
加えて今回、外国人観光客の利用の多さにも驚きました。
現地で発行されている観光ガイドにも、アクセス方法として中央高速バスの記載があるのでしょうが、もしかすると予約サイト「ハイウェイバスドットコム」が4ヶ国語に対応しているというのも、外国人観光客の利用増に繋がっている可能性はありますね。

富士山の世界文化遺産登録をきっかけに、国内外からの観光客で賑わっている富士山・富士五湖地区。
「中央高速バス富士五湖線」の混雑は、今後も暫くは続きそうですね。
乗車の際は出来るだけ早目のご予約をお勧めします。


【乗車データ】
●乗車日:2014/09/04
●乗車区間:富士急ハイランドバスターミナル→新宿駅西口   
●運行会社:京王バス東
●車両:日野/セレガR-FS(KL-RU4FSEA)
●年式:2002年式
●所属:世田谷営業所
●社番:K60254


【おまけ】

京王新宿高速バスターミナルで見かけた、京王バス東の「中央高速バス富士五湖線」富士山五合目系統(日野セレガR-FS KL-RU4FSEA)です。
京王バス東「中央高速バス富士五湖線」富士山五合目系統 K60401 新宿高速BT改札中
いつかこのバスで、富士山の麓へ行ってみたいものです・・・。


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自称「高速バスアドバイザー」。高速バス乗車回数900回以上(2016年12月現在)。バス・鉄道をはじめとする乗り物を追っかけて撮ったり、ブログやサイトの運営、バス関連本やネットニュースの原稿執筆、同人誌活動などを通じて、乗り物旅の素晴らしさを伝える活動を行っています。北海道札幌市在住。バスと鉄道とカレーと粉物が大好き。 [詳細]

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