酷暑といわれる2024年夏、いかがお過ごしでしょうか。
9月に入り、朝晩はめっきり涼しくなりましたが、西日本では9月に入っても猛暑日が続いており、まだまだ暑い日が続きそうです。
私自身もそうですが、どうか体調管理にはお気を付けください。
そんな中、2024年8月、ちょっとした私用がありまして九州福岡へ行っておりました。
福岡への足は・・・もちろん、こちらを利用。
日本最長クラスの夜行高速バス、西日本鉄道(本社:福岡市)の東京新宿~北九州・福岡間夜行高速バス「はかた号」です。
夜行高速バス「はかた号」は、東京~福岡間約1,100kmを走破する日本最長クラスの夜行高速バス。
1990(平成2)年10月12日の運行開始から、実に30年以上も運行を続けている老舗高速路線です。
運行開始当初から、バスファンや旅行客、帰省客を中心に利用が多い路線ではありましたが、北海道地区のローカルバラエティ番組「水曜どうでしょう」(北海道テレビ制作)の旅企画「サイコロの旅5」がきっかけで世間一般に知られる存在になり、最近では
夜行バス(深夜バス)=「はかた号」
キング・オブ・深夜バス
といわれる程の知名度になっている他、旅行系Youtuberや乗り物系Youtuberに紹介される機会も多く、個室型プレミアムシートを中心に再び人気を集めている路線でもあります。
「はかた号」については、これまで何度か乗車記をメインにこのブログで取り上げて来ております。
また、2021年には同人誌も刊行。
現在もKindle版で販売を行っております。

今回の記事では、「はかた号」2024年夏の様子をご紹介しようということで、改めてということにはなりますが、東京新宿のバスタ新宿から福岡の博多バスターミナルまで全区間乗車した模様と、福岡到着後に訪れた「ふくおかのりもの展2024」の模様をお届けします。
プロローグ バスタ新宿
やって来たのは、JR新宿駅新南口に直結する日本最大級のバスターミナル「バスタ新宿」(新宿高速バスターミナル)。
写真はありませんが、帰宅ラッシュやこれから出かける人達などで、バスターミナル周辺や4階待合室は大賑わいでした。
ですが、この時間帯のバスのりばは、意外にも閑散としています。(写真はイメージです。)
というのも、20時台は長距離昼行高速バスの最終便がすでに出発している時間帯であることや、夜行高速バスの発着が少ない時間帯であり、この時間帯に発車するバスは、木更津行きや御殿場行きといった近距離の昼行高速バスや、羽田空港行きリムジンバスがメイン。
この後の夜行高速バス発車ラッシュを控え、束の間の静かな時間が流れます。
福岡行き「はかた号」は、4階高速バスのりばのD10のりばから発車。
発車の15分前にはバスが入線し、乗車改札が始まります。
「はかた号」車両の外観とカラーリング
今回乗車した車両を改めてご紹介します。
西日本鉄道(本社:福岡市、以下:西鉄)博多自動車営業所所属0002号車です。
ベース車両は、三菱ふそうトラック・バス製の大型スーパーハイデッカーバス「エアロクイーン」。
「はかた号」で採用されたのは、2017年に発表された現行形式(2TG-MS06GP)の後期型で、フロントマスクが2019年モデル(いわゆる「令和顔」)に変更されたことにより、より精悍になった印象を受けます。
カラーリングは、パールホワイトメタリックの車体に「Line connecting Hakata with Tokyo」のロゴが入ったもの。
先代の専用車両(三菱エアロクイーン QRG-MS96VP)から引き継がれており、イメージカラーのゴールドが特別車両であることを表しています。
落ち着いた雰囲気の車内と充実した設備
「はかた号」の人気が復活した(といっても良い)理由。
その理由のひとつに、乗客にとって一番触れる部分であろう”車内設備”があるのではないでしょうか。
早速、見ていくことにしましょう。
車内は、前方4席が「個室型プレミアムシート」、後方席が「3列独立ビジネスシート」となっています。
客席定員は、予備席1席を含めて23席。
シート配列は先代の「はかた号」専用車(現在の0003号車、0004号車)をそのまま踏襲していますが、内装の色使いやシート形状などが変更されており、より質感が向上、快適性を重視した造りになっています。
先代の専用車両と比較すると、より落ち着いた雰囲気を醸し出しているといっても良いでしょう。
乗りものファンの憧れ? 個室型プレミアムシート
今や「乗りものファンの憧れ」の的にもなっている個室型プレミアムシートは、
快適なホテルステイを思わせる完全なプライベート空間
上質なリラクゼーションと快適な眠りを作り出す充実した機能
が謳い文句になっています。
いうまでもなく、個室感覚で快適に移動出来るのが特徴になっており、予約受付開始直後に満席になることも多い人気のシートでもあります。
シートは、先代の専用車と同様のマジカルテクニカ製バス用シートを採用していますが、現行車両ではシート形状を変更。
新型シート「A388」シリーズの特注版を採用しているものと推測されます。
シートスペックは、シート座面幅約56cm、背もたれ幅約69cm、最大リクライニング角度150度、シートピッチ135cmとなっており、先代のプレミアムシートと比較すると、座面幅が約6cm、背もたれが約19cm拡大されており、座り心地にも改良が施されています。
シート色が変更された他、無駄なスペースの排除、木目調パネルの多用により、より落ち着いた雰囲気になりました。
“西鉄天神高速バスターミナルや西鉄ホテルズ系ビジネスホテルの部屋にいる感覚”という表現が一番分かりやすいかもしれません。
座席周りはパーテーションとカーテンで区切られており、回りを気にせずに休むことが出来ます。
プレミアムシート前方下には、足置き台が設置されています。
先代のプレミアムシートにはなかった装備なだけに、これはありがたいです。
シート操作は全て電動式となっており、通路側の壁に設置しているシートコントローラで操作を行います。
シートの機能も先代のプレミアムシートを踏襲しており、リクライニング・オットマンの角度調整はもとより、シートヒーター・マッサージ機能・座面送風機能を搭載しています。
窓側のひじ掛け前方には、蓋付きダストボックスとドリンクホルダー、ワイヤレス式の携帯充電器が設置されています。
先述のUSBポート設置場所が通路側肘掛け前方に変更されたことから、ドリンクホルダーにドリンク類を置いた際に充電出来ないといった不具合が解消されました。
蓋付きダストボックスは容量が小さいので、ごみ類はサービスエリアやバスターミナルなどで捨てることを心掛けたいものです。
また、ワイヤレス式の携帯充電器は、対応機種のみ使用可能となっていますので、対応しているか否かを事前に確認しておきましょう。
個室内の照明は、先代の白熱灯からLED方式に改められています。
また、TERUMO製の小型空気清浄機は、照明の横に取り付けられています。
シートポケットには、シートコントローラの操作説明書や各種リーフレット、使い捨てスリッパが入っています。
※シートポケットは個室内に計3か所あります。
シートテーブルは、これまでの約2倍の広さになりました。
ただ、テーブルの構造上、蝶番の部分の耐久性が気になるところ。
正直な話、私はこのテーブルを全開にして使用していません。
テーブルは、窓側のひじ掛けカバーを手前に開けて引き出し、セットします。
モバイル充電用のUSBポートは2口設置。
通路側のひじ掛け下にあります。
プレミアムシートの側窓カーテンは、ロール式になっています。
カーテンレールも設置している他、ロール部も木目パネルで隠すなど、しっかりとした造りになっています。
プレミアムシート利用者に提供されるお茶とパウダーシート、使い捨て式のアイマスクです。
特に、パウダーシートは朝目覚めた際に顔を拭くのに大変助かります。
一方で見直されたサービスも。
先代のプレミアムシートで提供していた「iPad」の貸し出しサービスは、盗難や破損などの恐れがあることから、サービス自体が廃止されました。
また、読書灯については、先代の座席横に取り付けている方式から従来の座席上部から照らす方式に変更された他、モバイル充電も先述のUSBポートが設置された代わりにコンセントが廃止されています。
出来るだけ安く快適に コスパに優れた3列独立ビジネスシート
高級感のある本革+モケットシートでリラックス
が謳い文句の3列独立ビジネスシートは、車内後方部に19席(予備席1席を含む)設置されています。
周りを気にせずに休めると評判のプライベートカーテンは、全席に装備。
消灯前に交代乗務員がカーテンをセットし、起床後乗務員がカーテンの片付けを行います。
乗車日にもよりますが、時期によっては最安9,000円から乗車可能。
「安くても快適に移動したい」という方にとっては、コスパに優れているシートといえましょう。
先代のビジネスシートは、プレミアムシートと同様のマジカルテクニカ製を採用していましたが、現行車両では天龍工業製の特注シートを採用しています。
シートスペックは、シート幅約46cm、最大リクライニング角度約143度、シートピッチ約95cmとなっており、先代のビジネスシートとスペックはほぼ同じですが、ダブルクッションを採用するなど、座り心地に改良が施されています。
3点式シートベルトを全席に採用するなど、安全・安心を売りにしているのも特徴のひとつです。
ひじ掛の下には、シートのリクライニングボタンとSOSボタンを設置しています。
シートのリクライニングは、青色の輪が付いたボタンを押しながら背もたれを押すと、シートが倒れる様になっています。
また、肘掛は先端のボタンを押すと下に倒れる様になっています。
もちろん、レッグレスト、足置き台(フットレスト)も完備。
足置き台は、足をのせる部分がモケットになっており、靴を脱いで脚を伸ばした際に滑りにくくなっています。
また、足置き台の奥行きは空洞になっており、脚をゆったりと伸ばすことが出来ます。
各座席のシートポケットには、各種案内リーフレットと使い捨てスリッパが入っています。
読書灯は、前席のシート背面とエアコンダクト(窓側座席のみ)の2箇所に設置。
この点においては、プレミアムシートよりも優れているといえるでしょうか。
ひじ掛け下には、モバイル充電用のUSBポートが一口設置されています。
ただし、プレミアムシートと同様、コンセントタイプではないので注意しましょう。
ビジネスシート利用者に提供されるお茶と使い捨て方式のアイマスクです。
その他の共通装備
トイレは、車内中央部の階段を下りた突き当たりにあります。
ただし、広くはありませんの、あくまで非常用と考えた方が良いかもしれません。
車内では、無料Wi-fiサービス「Kyushu Bus Network Free Wi-fi」を提供しています。
1回の接続時間は最大720分となっています。
シートベルトのバックルは、非着用時にバックルのLEDランプが点滅する様になっており、注意喚起にもつながっています。(写真はプレミアムシートのシートバックルです。)
安全対策にも抜かりがありません。
歩行者検知機能も搭載した衝突軽減安全ブレーキ(AMB)や、ディスタンスウォーニング(車間距離警報)、ASR(アンチスピンレギュレーター)を標準装備している他、車両左側方のモニタリングを行う「アクティブ・サイドガード・アシスト」、ドライバーが急病などで運転の継続が困難になった場合に車両を自動停止させる「ドライバー異常時対応システム」、タイヤの異常を検知するTPMS(タイヤプレッシャーマネジメントシステム)を搭載しています。
そして、これら装置の一部は、通信型ドライブレコーダーと連動して営業所の運行管理者がリアルタイムで運行状況を確認出来る様になっており、万一異常が発生した場合に迅速に対応することが出来る仕組みになっています。
途中休憩は2回 目覚めると関門橋、そして九州へ
21時00分 バスタ新宿発車
定刻にバスタ新宿を発車した「はかた号」。
スロープを下り、甲州街道を西へ進みます。
甲州街道に出たところで、交代乗務員による各種案内が行われますが、過不足ない丁寧な案内が西鉄夜行高速バスの特徴のひとつ。
長年培ってきたノウハウが、今日の信頼と人気に繋がっているのかもしれません。
案内が終わった頃、バスは甲州街道から山手通りに入り、さらに国道246号(通称:246)との交差点を右折し、池尻ランプから首都高速道路に入ります。
池尻ランプで若干の渋滞に巻き込まれますが、それもすぐに解消し、21時32分頃、東名高速道路東京料金所を通過します。
バスはこの先、東名高速道路を御殿場ジャンクションまで走行後、御殿場ジャンクションから新東名高速道路へ。
その後、新東名高速道路から伊勢湾岸自動車道、新名神高速道路、名神高速道路、新名神高速道路、山陽自動車道、中国自動車道、関門自動車道、北九州高速道路、九州自動車道、福岡都市高速道路を経由して、福岡まで高速道路をひた走ります。
その距離は、なんと約1,100km。
2名で交代で乗務するとはいえ、緊張の連続です。
23時25分~23時45分 静岡サービスエリアにて開放休憩
バスタ新宿を発車して2時間25分後の23時45分、バスは1回目の休憩場所である新東名高速道路静岡サービスエリアに到着します。
こちらでは、消灯前の開放休憩として20分間停車しました。
静岡サービスエリアは、静岡県静岡市葵区にある新東名高速道路のサービスエリア。
2012年4月に供用を開始し、下り線の施設が上り線側に設置されているのが特徴です。
また、本線からサービスエリア施設までのランプはカーブがうねっていることや、一部急カーブでUターンする構造になっているため、速度には気を遣うといいます。
新東名高速道路有数の大きさを誇るサービスエリアということもあり、トイレや自販機はもちろんのこと、売店、コンビニエンスストア(デイリーヤマザキ)、フードコートも完備。
昼間は自家用車で、夜間は大型トラックで賑わうサービスエリアとしても知られています。
この日も、駐車場は大型トラックを中心にほぼ満車状態。
「はかた号」乗務員も、駐車場所の確保に苦労していました。
静岡サービスエリアでは、乗務員も交代。
加えて、車両点検に消灯前の事前準備、束の間の休息と、限られた停車時間を有効に使っている様でした。
バスも、深夜走行に備えてひと休みです。
23時50分過ぎ 消灯
23時45分、乗客が全員揃ったところで、バスは静岡サービスエリアを発車。
発車後、交代乗務員が3列独立ビジネスシートのプライベートカーテンをセットし、23時50分過ぎ、消灯となりました。
消灯後は、2時間半~3時間おきに交代しながらバスを運行。
乗務員交代のために数か所のサービスエリアに停車しますが、乗客は翌朝まで下車することが出来ません。
消灯になったところで、私も寝るとします。
夜中の0時半過ぎまで起きていましたが、その後シートを倒して目を瞑ると、いつしか夢の中へ。
翌朝まで目を覚ますことはありませんでした。
08時05分~08時25分 静岡サービスエリアにて開放休憩
翌朝、目を覚ますと、バスは山陽自動車道八幡パーキングエリアに停車していました。
乗務員交代のための停車です。
以前乗車した時は、少し手前の福山サービスエリアで乗務員交代を行っていた記憶がありますが、混雑回避で交代場所を変更したのでしょうか・・・。
八幡パーキングエリアを発車したバスは、穏やかな天候に恵まれた山陽自動車道を西へひた走ります。
07時55分頃、交代乗務員による起床の案内放送が。
ほぼ定刻通りに走行していることと、まむなく佐波川サービスエリアに到着する旨の案内がありました。
08時05分、バスは2回目の休憩場所である山陽自動車道佐波川サービスエリアに到着します。
こちらでは、起床後の開放休憩として20分間停車しました。
佐波川サービスエリアは、山口県防府市佐野の山陽自動車道上にあるサービスエリア。
車の駐車が多いサービスエリアの割には、山陽自動車道のサービスエリアで唯一レストラン(フードコート)がない、ガソリンスタンドが24時間営業でないなど、パーキングエリアなみの施設にとどまっているのが特徴です。
とはいえ、コンビニエンスストア(セブンイレブン)に吉野家があることから、飲食に関しては特段困ることはないと思います。
「はかた号」の乗客の中にも、到着後にコンビニエンスストアへ直行して飲食物を購入する姿が数多く見られました。
そして、佐波川サービスエリアといえばこちら。
「水曜どうでしょう」ファンであればお馴染みの聖地も健在です。
佐波川サービスエリアでは、乗務員も交代。
バスもしばしのひと休みです。
09時26分 関門橋通過
佐波川サービスエリアを発車した「はかた号」は、山陽自動車道を山口ジャンクションまで走行した後、中国自動車道へ。
下関インターを通過してすぐの09時26分、関門橋に差し掛かります。
関門橋は、山口県下関市と福岡県北九州市の間を跨ぐ道路橋。
全長は1068メートルで、本州と九州を結ぶ陸路の輸送力を拡張するため1973(昭和48)年11月14日に開通しました。
関門橋からは、下関市や北九州市門司地区の街並みが一望出来る他、進行方向右側には彦島、巌流島を見ることも出来ます。
・・・という案内を、交代乗務員が行っていました。
「はかた号」でこの様な案内を聞いたのは今回が初めてですが、車内はさながら観光バス気分。
初めて乗車された方にとっては、良い思い出になったのではないでしょうか。
09時50分 小倉駅前到着
09時32分、門司インターを流出。
門司インターから北九州都市高速道路を10分程走行し、小倉中心部に入ります。
09時50分、最初の降車停留所である小倉駅前に到着。
こちらでは6~7名下車しました。
次の砂津(チャチャタウン前)とその次の黒崎インター引野口は降車客がおらず通過。
足立ランプから再び北九州都市高速道路に入り、八幡インターからは九州自動車道を福岡へ向けて走行します。
11時37分 博多バスターミナル到着
八幡インターから九州自動車道を走行すること25分程で、「はかた号」は福岡インターを通過。
ここから先は、福岡都市高速道路を天神北ランプまで走行します。
福岡都市高速道路から眺める福岡の街並みを見るに、東京から約1,100km離れた福岡にやって来たことを改めて実感します。
左手に、JR貨物の福岡貨物ターミナル駅や、
ボートレース場、民間放送局の社屋・鉄塔が見えると、天神地区中心部まであと少しです。
11時02分、天神北ランプを流出。
「天神ビックバン」で高層ビルの建て替えが進む天神地区中心部の街並みを眺めながら、「はかた号」はラストスパートです。
天神地区の渋滞に巻き込まれこともあり、西鉄天神高速バスターミナルには定刻11分遅れの11時13分に到着。
こちらでは、残りの乗客の半数が下車していきました。
西鉄電車、九州島内各地行きの高速バス、西鉄タクシーへお乗り換えの方は、こちらでの下車が便利です。
西鉄天神高速バスで降車扱いを行った「はかた号」は、渋滞気味の渡辺通りや住吉通りを博多バスターミナルへ向けて走行します。
そして、東京新宿を発車すること約14時間半の11時37分、定刻20分遅れで「はかた号」は終点の博多バスターミナルに到着しました。
毎度書いていますが、今回も所要時間の長さを感じさせない、快適な「はかた号」の旅を存分に楽しませていただきました。
長時間の運行、お疲れ様でした。
「ふくおかのりもの展 2024~夏休みだよ! のりものふれあい体験~」へ行ってみた
「はかた号」を下車後、ちょっとした私用を済ませ、次の移動までの合間にこちらへ行ってきました。
福岡市博多区にある福岡県庁です。
何故に福岡県庁にやって来たのか・・・。
実は、2024年7月22日(月)から県庁11階「福岡よかもんひろば」で企画展「ふくおかのりもの展2024」が開催されており、この企画展をちょこっとだけ見て来ようと思ったからであります。
以前にこの企画展に少しだけ協力したことがありますが、今年で7年目なのですね。(結構回数を重ねているなぁ・・・。)
今年は、バスや鉄道などの運転手に興味をもってもらえるようなふれあい体験がメインになっているとのこと。
福岡県内にあるさまざまな公共交通を、実物の制服(試着可)や模型、パネルなどで紹介しています。(※模型・パネル展示は南棟(企画展示室)で行われています。)
大々的に?展示していましたが、この船は今後運行を再開することがあるのでしょうか・・・。
また、写真はありませんが、北棟のカフェ・ショップでは、Nゲージ体験や各事業者のオリジナルグッズの販売、新幹線キッズランチの提供が行われていました。
グッズを買いこもうかと思いましたが、荷物になると思い、今回はバスコレ2台に留めておきました(笑)。
ざっと見た感じ、今年の展示内容はJR九州バスや鉄道が中心なのかなぁと。
反面、乗りものグッズは、限られたスペースながらも、バス、鉄道ともにバラエティに富んでいて、お金があるのであれば買い込みたいなぁと思える内容でした。
なお、「ふくおかのりもの展2024」は、2024年9月27日(金)まで開催しております。
平日で時間が取れる方は訪れてみてはいかがでしょうか。
>>「ふくおかのりもの展 2024~夏休みだよ! のりものふれあい体験~」を開催します!(福岡県庁HP)
最後に
というわけで、西鉄「はかた号」2024年夏と題し、「はかた号」乗車の模様をメインに、「ふくおかのりもの展2024」の様子もご紹介しました。
以前の記事にも書いたのですが、現行車両がデビューして今年で4年目を迎えますが、毎日往復約2,200kmを走破する「はかた号」専用車の走行環境は想像以上に過酷であることには間違いありません。
今回乗車したプレミアムシートでも、経年劣化と見られる傷みが数か所があり、毎日約1,100km走行する環境下においては、傷みが進行するのも早いなぁと感じた次第です。
恐らくですが、あと2~3年以内には次期車両をどうするのか(それ以前に路線自体をどうするのか)、検討に入ることでしょう。
運行経費の増加、乗務員不足など、「はかた号」を取り巻く環境は厳しさを増すばかりですが、西鉄のフラッグシップとして、いや、日本を代表する夜行バスのひとつとして、引き続き活躍し続けることを強く祈念したいです。
そういえば、以前の記事で“そろそろ、「3列独立ビジネスシート」のレビュー記事も再度アップしなければとも考えております”と書きましたが、まだご紹介出来ていませんね(笑)。
次回か、その次の乗車の機会で、「3列独立ビジネスシート」の乗車の機会を作ろうかと思っておりますので、気長にお待ちいただけると幸いです。
「はかた号」については、これまで何度か乗車記をメインにこのブログで取り上げて来ておりますが、
「個室型プレミアムシート」は”広い空間で自分だけの時間を楽しみながら移動したい方にお勧めのシート”
「3列独立ビジネスシート」は”出来るだけ安く眠りに徹したいという方にお勧めのシート”
と、予算と好みでグレードが選択出来るのが西鉄の夜行高速バス「はかた号」の特徴のひとつでもあり、良さでもあります。
機会がありましたら、是非とも乗車してみてはいかがでしょうか。
【乗車データ】
- 乗車日:2024/08/22
- 乗車区間:
バスタ新宿(新宿高速バスターミナル)→博多バスターミナル - 運行会社:西日本鉄道
- 車両:三菱/エアロクイーン(2TG-MS06GP)
- 年式:2020年式
- 所属:博多自動車営業所
- 社番:0002
【おまけ】動画にしてみました
宜しければご覧いただけると幸いです。



