弘南バス「ブルーシティ号」 3列夜行車による代走運行
目次
暗闇の東北道を仙台へ向けて・・・
15時05分頃、準備が整ったところで、バスは25分遅れで青森駅前を発車します。青森中央大橋を渡り、青森中央インターを通過したバスは、青森自動車道~東北自動車道を経由し、一路青森へ。
途中、羽黒平(高速浪岡) 、牡丹平(高速黒石) の各バス停に停車しますが、乗車客はおらず、この先は終点の仙台駅西口までノンストップとなります。
途中休憩個所は2箇所。
1箇所目の休憩場所は、岩手県の花輪サービスエリアで、こちらでは16時31分から6分間停車しました。
本来は10分間の停車予定でしたが、乗客が予定よりも早くバスに戻ったために、すぐの発車となりました。
2回目の休憩場所は、花輪サービスエリアから1時間40分程走行した、同じく岩手県の水沢サービスエリアで、こちらでは18時17分から9分間停車しました。
外はかなり寒く、殆どの乗客がトイレや買い物を済ませるな否や、すぐさまバスに戻ります。
水沢サービスエリアを発車したバスは、1時間10分程で仙台宮城インターを通過。
仙台西道路の渋滞に巻き込まれることもなく、19時45分、定刻にバスは終点の仙台駅西口(宮交高速バスセンター前)に到着しました。
25分遅れからの回復、そして定時到着・・・道路がスムーズに流れていたとはいえ、少し驚きました。
(まあ、個人的にはこの後の交通機関にスムーズに乗り継げたので、助かったといえば助かったのですが・・・。)
「津輕号」で乗車してみたい車両
今回、車両トラブルによる代走というイレギュラーな形で「津輕号」専用車に乗車しましたが、これは正直な話、「津輕号」の乗客として一度利用してみたい車両だと感じました。今回の様な昼行便ではいわずもがな快適なバス旅でしたが、この車両設備であれば、夜行便でもかなり快適に過ごせられるのではないでしょうか。
残念ながら、現在「津輕号」は新型コロナの影響で長期運休中ですが、運行再会後は、機会を見つけて利用したいですね。
聞くところによると、「津輕号」が長期運休中ということもあってか、最近は「ブルーシティ号」の代走として運用に入ることがままあるそうです。
また、新型コロナの影響で長期運休中の夜行路線が多い中、運休の夜行路線の車両を昼行路線に充てるケースもあり、私が知る限りでは、今回ご紹介した弘南バス「ブルーシティー号」の他にも、庄内交通「夕陽号」仙台線(酒田・鶴岡~仙台)、新潟交通・JRバス東北「WEライナー」(仙台~新潟)などで実施しています。
昼行便運用に就く庄内交通「夕陽号」夜行仕様車(仙台市内にて)
必ずしも運用が決まっているわけではありませんので、狙って乗車出来るというわけではありませんが、「もし乗れたらラッキー」という前提で狙ってみるのはアリかもしれません。
夜行高速用車両の昼行便運用。
車両の有効活用、ソーシャルディスタンスの確保、そしてコロナ禍明けに向けた自社商品(=夜行路線)のPRの場として、検討する価値はあるのではないか・・・そんなことを感じた、今回の弘南バス「ブルーシティ号」3列夜行車による代走運行でした。
【乗車データ】
- 乗車日:2020/11/22
- 乗車区間:
青森駅前→仙台駅西口(宮交高速バスセンター前) - 運行会社:弘南バス
- 車両:日野/セレガSHD(2RG-RU1ESDA)
- 年式:2018年式
- 所属:青森営業所
- 社番:53001-6
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