根室交通「納沙布線」(根室~納沙布岬間)で行く日本最東端「納沙布岬」

一般路線バス

前回の記事の続きになります。


札幌から夜行バス都市間バス「オーロラ号」で根室交通有磯営業所に到着した私。
根室交通「オーロラ号」直行便 ・337

ここから、根室交通「厚床線」の始発便で根室駅前バスターミナルに戻り、前回ご紹介した「根室市内1日フリー乗車券」を窓口で受け取ります。
根室交通 1日フリー乗車券
代金は既にウィラーのパック商品で支払い済みなので、決済時のメールをプリントアウトしたものを窓口に提示して、フリー乗車券を受け取るだけです。

早速、バスで日本最東端「納沙布岬」へ向かいます。
今回乗車したのは、根室駅前ターミナル6時30分発の納沙布岬行き始発便です。
こちらのバス↓に乗車しました。
根室交通 納沙布線 ・786 根室駅前ターミナルにて その1

根室交通 納沙布線 ・786 根室駅前ターミナルにて その2
かつて旧JR標津線(厚床~中標津間)代替バスで活躍していた、三菱エアロスターM(U-MP618P)です。
現在は主に根室市内の各路線で活躍していますが、車体更新工事を行ったのか、年式にしては車体が綺麗に見えます。

根室交通「納沙布線」は、根室駅前と納沙布岬を太平洋に沿って運行する路線で、納沙布岬を訪問する観光客はもとより、歯舞・納沙布地区の住民に欠かせない足にもなっています。
現在は根室~納沙布岬間を1日7往復運行していますが、かつては歯舞止まりの系統やオホーツク海回りの系統も設定されていました。

6時30分、バスは定刻に根室駅前ターミナルを発車します。
始発から乗車したのは私1人でしたが、市役所前と弥栄町1丁目で各1名乗車し、総勢3名で納沙布方面へと向かいます。
根室高校前を過ぎると、それまでの市街地の雰囲気をはうって変わって、北海道らしい風景が車窓一面に広がります。
根室交通 納沙布線 車窓 その1

根室交通 納沙布線 車窓 その2

バスは30分程で、歯舞市街に入ります。
根室交通 納沙布線 車窓 その3
この地区は漁業が主な産業であり、特に「歯舞のこんぶ」は上質品として有名でもあります。

歯舞市街を過ぎると、終点の納沙布岬はもうすぐそこです。
根室交通 納沙布線 車窓 その4

根室駅前を発車して約45分、バスは終点納沙布岬に到着しました。
終点まで乗り通したのは・・・私1人でした。
根室交通 納沙布線 納沙布岬 降車バス停

僅かな折り返し時間を利用して、日本最東端へ行ってみます。
納沙布岬 その1

納沙布岬 その2

納沙布岬 その3
生憎の曇り空で、残念ながら北方領土を見ることは出来ませんでしたが、一面に広がるオホーツク海と飛び交う海鳥、そして右側に見える灯台・・・久しぶりに日本最東端に立った実感を味わうことが出来ただけでも満足でした。

復路も同じバスで根室駅前ターミナルに戻ります。
根室交通 納沙布線 納沙布岬 乗車バス停

根室交通 納沙布線 ・786 車内

根室交通 納沙布線 車窓 その5
復路は、根室市内でへ出掛ける方や部活の高校生数名が乗車。
8時10分にバスは終点の根室駅前ターミナルに到着しました。

今回、久しぶりに根室交通「納沙布線」に乗車しましたが、「流れゆく景色を存分に堪能出来る」「移動中に地元の雰囲気を味わえる」という点において、レンタカー移動やマイカー移動では決して味わえない、バス旅ならではの良さを改めて実感しました。
決して本数が多くないだけに、気ままにぷらっと・・・という訳にはいきませんが、事前に計画を立ててバス旅を楽しむというのも悪くはないですよ。
地元の雰囲気を味わいながらの日本最東端へのバスの旅、時間がある方は是非ともお勧めします。

【おまけ】
根室からは、JR花咲線で釧路へ移動しました。
JR北海道 花咲線 キハ54 521

JR北海道 花咲線 キハ54 521 車内

JR北海道 花咲線 キハ54 521 車窓 その1

JR北海道 花咲線 浜中駅 駅名盤&ルパン三世
都市間バスで移動・・・といきたいところですが、休日1日2往復のみの運行となると、おいそれ都市間バスで移動という訳にもいきません。
こういう時はJRが便利だったりします。
浜中駅でルパン三世も見ることが出来ましたし、今回は良しとしますか・・・。


【乗車データ】 
  • 乗車日:2015/08/15
  • 乗車区間:
    根室駅前ターミナル⇔納沙布岬
  • 運行会社:根室交通
  • 車両:三菱/エアロスターM(U-MP618P)
  • 年式:不明
  • 所属:有磯営業所
  • 社番:786


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