羽田京急バス「蒲95 空港シャトルバス」(JR蒲田駅~大鳥居~羽田空港線)を見てみる

一般路線バス

羽田空港を発着する路線バスを一手に引き受けている、京浜急行グループの羽田京急バス(本社:東京都港区)。
一部のリムジンバスの他、羽田空港から京急蒲田駅・JR蒲田駅・JR川崎駅方面へ向かう路線バス、空港ターミナル間を結ぶ「ターミナル間無料連絡バス」を運行しています。

羽田京急バス 蒲41 1382>

羽田京急バス「空港内シャトルバス」 2759

羽田京急バス「空港内シャトルバス」 2764

空港利用者はもとより、空港勤務者や多くの沿線住民に利用されている羽田京急バスの羽田空港発着の路線バス。
その中から、今回はこちらの路線をご紹介します。
羽田京急バス「蒲95シャトルバス」 2294

羽田京急バス「蒲95シャトルバス」 2294 リア
蒲田駅と羽田空港を短時間で結ぶ「蒲95 空港シャトルバス」(JR蒲田駅~大鳥居~羽田空港線)です。
空港利用者の利便性向上を目的に、2010年10月21日に運行を開始しました。
蒲33系統と空71系統の羽田車庫発着便を組み合わせ、それらを直行化したもので、ほぼ全区間環八通りを走行します。
かつては環八通りを横切る京浜急行の踏切があり、環八通りの渋滞の要因にもなっていましたが、現在はこの踏み切りも廃止され、渋滞のリスクは昔と比較すると軽減されています。

「蒲95 空港シャトルバス」に乗車してみる

今回乗車したのは、羽田空港第1ターミナル10時33分発のJR蒲田駅行きの便。
同社リムジンカラーを纏った、三菱エアロスターノンステップが入線します。
羽田京急バス「蒲95シャトルバス」 2294 <br />
羽田空港第1ターミナルにて

乗車後、運賃の支払いを済ませ、エアコンが効いた車内へ。
荷物があったので、ノンステップ部の座席に腰掛けます。

10時33分、定刻にバスは羽田空港第1ターミナルを発車。
10分程で次の停留所である羽田空港国際線ターミナルに到着します。
ここでは1名が乗車し、バスは環八通りを蒲田方面へ向けてひた走ります。

座席から車内を見回しますが、車内が高い様な錯覚に陥りますね。
羽田京急バス「蒲95シャトルバス」 2294 車内

この「蒲95空港シャトルバス」は、羽田空港国際線ターミナルを発車すると、大鳥居と終点のJR蒲田駅のみの停車となっており、大鳥居・JR蒲田駅以外のバス停は全て通過となります。
次の大鳥居では、羽田空港で乗車した利用者数とほぼ同数の利用客が乗車。
地元住民はこのバスの便利さを熟知している様でした。

途中、渋滞に巻き込まれるものの、羽田空港から30分程でバスは終点JR蒲田駅0番のりばに到着しました。
バスの乗降場がJR蒲田駅東口の目の前に位置しており、バス降車後の徒歩移動負担を出来るだけ軽減しようとする意図が感じられました。
JR蒲田駅 0番バスのりば その1

JR蒲田駅 0番バスのりば その2

JR蒲田駅東口には、バス案内盤が設置されています。
路線図が掲示されていた他、のりば、行先、発車時刻がLEDにて表示されておりました。(撮影の際、LED表示が飛んでしまいました。申し訳ありません。)
JR蒲田駅 バス案内盤

というわけで、羽田京急バスの「蒲95 空港シャトルバス」を簡単にご紹介しました。
このシャトルバスに乗車するのは、今回が初めてでしたが、「意外に使えるかも・・・」これが乗車してみての率直な感想でした。
国際線ターミナルを経由する関係上、所要時間が30分近くかかってはしまいますが、時間に余裕がある時や、蒲田駅で乗り換えて東急線方面に移動するのには便利なバスです。
そして、このバスには若干のスペースではありますが荷物置き場が設置されています。
大きな荷物を抱えながらの移動は結構大変ですが、車内に荷物置き場があるのと無いのでは、肉体的にも精神的にも疲労度がかなり違います。
今回、私は大きな荷物を抱えての移動でしたが、車内の荷物スペースには本当に助けられました。
横揺れの際のストッパーも設置されており、使用にあたって問題になるような点は特に見受けられませんでした。
安心して大きな荷物を抱えて利用することが出来ると思います。

既存路線を進化させてシャトル化した、羽田京急バスの「蒲95 空港シャトルバス」。
30分ヘッドの運行と、便数は若干少ないですが、羽田空港へのアクセスとして、はたまた都内の小旅行や空港見学へのアクセスとして、是非一度利用してみることをオススメします。
繰り返しになりますが、「意外に使える」路線だと私は思います。


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