沿岸バス「留萌旭川線」を見てみる(その2)
留萌市より北竜町碧水、秩父別町、深川市を経て旭川市を結ぶ路線であることは、乗車記でも紹介しました。
で、実はこの路線にこの冬から面白い(?)というか珍しい車両が導入されたという情報を入手し、「それならばもう一度「留萌旭川線」に乗車してみるか」ということで、早速利用してきました。
そのバスとは・・・こちらのバス↓になります。 四国は香川県高松市(四国高速バス)からやって来た日野セレガR-FD(KL-RU4FSEA)です。
老朽化していた同路線用車両の置き換え目的で2台導入されました。
前面こそ沿岸バスオリジナルの塗り分けとなっていますが、側面は前事業者のカラーデザインを生かした塗り分けになっていて、マニアからすると「面白い車両がデビューした」といったところでしょうか。
車内はこの様になっておりまして、 4列シート40人定員の中央部トイレ付き昼行高速仕様で、北海道内を走る路線バスでは滅多にみられない珍しい仕様でもあります。
シートピッチは若干狭いですが、シートのホール感が良く、所要2時間程度の路線であれば十分な座り心地となっています。
この他、床面の全面カーペット張りや、足受け式フットレスト、前方部座席のみに設置されているコンセント、おしぼり保温器など、前事業者の面影も至る箇所で見受けられたりと、興味深い車内になっています。
ある意味「当たり」の車両かもしれませんね。
やってきたのは、前回と同様の旭川駅前。
同社の市内路線のみならず、旭川を発着する都市間バスも発着します。
前回はこの場所から乗車しましたが、今回はこちら↓の写真を撮影後、1条7丁目(中央バス旭川ターミナル前)に先回りして乗車します。
11時32分、私を含め2名の乗客を乗せたバスは、1条7丁目バス停を発車します。
旭川市内の1条2丁目、神楽4条4丁目で各数名の乗客を乗せ、バスは国道12号をひた走ります。
今回乗車したのは各停便。
前回乗車した快速便とは違い、国道12号上の各バス停にこまめに停車していきます。
その後は日差しの気持ち良さから不覚にも寝てしまい、気が付くとバスは幌糠バス停に到着するところでした。
幌糠で1名、大和田で1名が乗車してきます。
ご近所なのでしょうか、それまで静かだった車内は会話で賑やかになります。
前回乗車した時と同じ光景ですね。
更に10数分程走ると、バスは留萌市街へ。
本来であれば、終点の留萌十字街まで乗車したいところですが、今回は時間の関係で留萌東橋で下車。
そして東橋からは豊富始発の沿岸バス「特急はぼろ号」で札幌に戻りました。(写真はイメージです。) 週末ということもあってか、車内はほぼ満席でしたが、砂川サービスエリアでの休憩がワンクッションになったのか、はたまた深川留萌道のお陰なのか、札幌まであっという間に感じました。
というわけで、沿岸バスの「留萌旭川線」の今回は各停便をご紹介しました。
先述の通り、実は今回この路線の乗車した目的が「四国高速バスから来た日野セレガR-FDに会う」ことでした。
これまで2度失敗していただけに、今回3度目の正直で乗車することが出来、ミッションは達成できましたが、出来れば全区間乗車してみたかったなぁというのが本音だったり。
路線自体の考察は、以前ご紹介した快速便の乗車記で触れましたので、ここではあえて触れませんが、個人的には「この車両で旭川~留萌間の移動は、選択肢として十分にアリ!」だと思いました。
次回訪問の際は、5~6月辺りに旭川~留萌間を再度この車両で移動して、その先は「羽幌線代替バス」で日本海沿いを縦断・・・というのを是非してみたいですね。
【乗車データ】
●乗車日:2014/03/29
●乗車区間:旭川1条7丁目→留萌東橋
●運行会社:沿岸バス
●車両:日野/セレガR-FD(KL-RU1FSEA)
●年式:2001年式(2013年移籍)
●所属:留萌営業所
●社番:102
※尚、この車両の関するお問い合わせにつきましては、くれぐれも事業者様にはなさらぬ様、
宜しくお願いいたします。
【おまけ】
旭川市内で見かけたもう一台の「留萌旭川線」です。 自社導入の日野セレガFS(KC-RU3FSCB)です。
この車両もこの先長くは無いのかもしれませんね。
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