JR北海道「学園都市線」札幌~北海道医療大学間が電化!(見てきました。)
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今日は地元の話題になりますが・・・・・
昨日2012年6月1日に、予てから工事が進められていたJR札沼線(通称:学園都市線)の札幌~北海道医療大学間の電化が完了し、ダイヤ改正及び新型電車による運行が開始されました。
JR札沼線(学園都市線)は桑園~新十津川間76.5kmを結ぶ地方交通線なのですが、ここ20年来のあいの里地区をはじめとする沿線のベットタウン化や大学の進出で、札幌~北海道医療大学間の混雑が激しさを増すようになり、通勤型車両の導入及びスピードアップは、沿線住民からの懸案事項でもありました。
私も昨年末まで学園都市線の沿線に住んでいましたが、特に朝夕のラッシュ時の混雑は日を追う毎に激しさを増すばかりで、どうにかならないものかと思っていました。
それだけに、今回の電化・ダイヤ改正は沿線住民にとって「待ちに待った電化」といえるのではないでしょうか。
今回、開業から1日が経過した本日、わずかの時間ではありますが、電化された学園都市線を見てきましたので、簡単にご紹介しましょう。
学園都市線で新鮮に映える733系電車
まずはこちら。 今回の学園都市線電化に併せてデビューした733系電車です。あいの里公園始発札幌行き1564Mをあいの里教育大駅で撮影しました。
ベースは先代の731系電車ですが、乗降口ステップの段差が無くなった他、トイレが大型化されるなど、バリアフリー対応の車両になっています。
で、せっかくだから・・・・・ということで、この電車と同時刻に入線して来た石狩当別行き569Mに乗車してみました。
来た電車は・・・・・ 同じく733系電車。
別な形式の電車に乗車したかったのですが、初めて乗る形式ですので、まあ良しとしましょうか・・・・・。
電車はあいの里公園、石狩太美と停車し、16分程で終点石狩当別に到着。
7分程停車し、折り返し568Mとして札幌へ戻ります。
因みに車内はこんな感じです。 通勤対応のオールロングシート。
優先席の座席モケットが色分けされていますね。
この後、568Mで揺られること約40分、14時13分に終点札幌駅に到着しました。
というわけで、駆け足で電化された学園都市線を見て来ましたが、今回の感想を。
まず新型車両の733系について。
この電車、はっきりいって、良くも悪くも「JR北海道らしい」電車だと思いました。
ただ、ステップの段差が無くなったのとトイレが大型化され使いやすくなったことは評価できると思います。
意外だったのが、騒音がさほど気にならなかったこと。
従来の気動車のディーゼル音に慣れていたということもあるのでしょうが、思ったいたよりも走行音が静かでした。
一方で、これも意外だったのですが、沿線住民はというと・・・・・私が見た限りでは、何事も無かったの如く、普段通りに利用している様でした。
以前から運用している201気動車や、他路線の721系、731系電車で慣れているというのもあるのでしょうか。
いずれにしろ、これまでとかくローカル線色が強かったJR学園都市線が、電化によって都市型路線に生まれ変わったのは事実であり、この電化が今後の通勤ラッシュの混雑緩和に大いに貢献してくれることでしょう。
今後もあいの里方面へ出かけることがあるので、機会があれば学園都市線のレポートの続編をお送りできればと思います。
因みに今回の電化に関してですが、増備車両納入スケジュールの関係で、学園都市線札幌~北海道医療大学間全本数のうち、電車化されたのは全体の約7割となっています。
全列車が電車化されるのは、今年10月の予定です。
あと、学園都市線に運用される電車についてですが、今回ご紹介した新型車両733系の他に、従来の721系や731系、そして一昨年試験的に導入されたアルミ製車両735系も運用に入ります。
特に735系は2編成しか在籍していませんので、学園都市線で735系電車に乗車出来た方は、ある意味ラッキーかもしれませんね。
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