名鉄バス「名古屋~松山線」乗車記(2012年1月分)
名鉄バスと伊予鉄道が運行している夜行高速バス「名古屋~松山線」。
名古屋~松山・八幡浜間を約9時間で結ぶこと、そして松山地区の発着時刻が使い勝手良い時間帯であることから、私自身結構好んで使っている路線でもあるのですが、先般九州方面へ行く際に、またまた使う機会がありましたので、今回はその時の模様を簡単にご紹介します。
※写真はイメージです。
名古屋~松山間を夜行で早く移動したい方には便利な路線
この路線についてはこれまでにも何度がご紹介していますが、改めてご紹介しますと、この夜行路線バス「名古屋~松山線」は、名古屋の名鉄バスと愛媛の伊予鉄道が共同運行する夜行路線バスで、名古屋~松山間を約8時間、名古屋~八幡浜間を9時間25分~35分で結びます。名古屋~松山間においては、JR東海バスとJR四国バスが運行する夜行路線バス「オリーブ松山号」がありますが、「オリーブ松山号」が途中徳島・高松を経由するのに対して、夜行路線バス「名古屋~松山線」は名古屋~松山間を直行するため、所要時間が「オリーブ松山号」よりも短く設定されています。
ですので、名古屋~松山間を夜行で早く移動されたい方にとってはとても便利な路線です。
車両は両社とも3列独立シートの夜行高速仕様車を投入していますが、両社の車両とも通路カーテンが装備されている他、名鉄バスの車両には「プラズマクラスター」発生器も装備、快適な車内環境作りに一役かっています。
運賃は名古屋~松山間が片道10,000円、名古屋~八幡浜間が片道11,000円とリーズナブル。
観光、ビジネスにとても便利な路線です。
今回乗車したのは、名古屋発の名鉄バス担当便。
昨年5月のGW明けに乗車した時と同じ車両でした。
乗車券を購入してからバスに乗ることになりますが、名鉄バスの乗車券は写真の様なレシートタイプ。
最近、この様なタイプの乗車券って増えていませんか?
「名古屋~松山線」の名古屋名鉄バスセンター発車時刻は23時10分。
名鉄バスセンターから発車する高速バスとしては最終便になります。
23時頃にはバスが入線、乗車改札が始まります。
車内はこんな感じです。(車内の写真は昨年5月に撮影したものです。)
23時10分、定刻にバスは名古屋名鉄バスセンターを出発します。
この日の乗客は私を含めて7名。
閑散期の月曜日ということもあってか、乗客も少なめです。
出発後、早速乗務員から自己紹介と運行経路・車内設備・休憩場所についての案内が口頭で行われます。
いつも思うことなのですが、名鉄バスの乗務員さんはいつも案内が丁寧で好感が持てます。
案内が終了後は車内の灯りが消され、翌朝までお休みタイム。
通路のカーテンをセットして、リクライニングシートを倒すと、いつしか夢の中へ。
翌朝の休憩場所到着まで目を覚ますことはありませんでした。
早朝の伊予路を松山・八幡浜へ向けて・・・
5時頃、バスは松山自動車道の上分PAに到着。ここで約10分間、朝の開放休憩が実施されます。 暖かい四国とはいえ、1月の朝方はさすがに冷え込みます。
吐く息も白く、私が住む北海道とさほど気温差は感じませんでした。
厚手のジャンパーを持って来て正解でした。
5時15分、乗客が全員揃ったところでバスは出発します。
出発後間もないうちに、バスは三島川之江インターに到着。
その約1時間後、川内インターに立ち寄りますが、ここまで降車客はゼロで、最初の下車客は松山インター口で下車した男性でした。
その後、道後温泉と大街道で下車客のために停車し、私が降りる伊予鉄松山市駅に到着したのは、定刻よりも10分早い7時00分のことでした。
ここで私を含めて残りの乗客の殆どが下車。
週末や繁忙期にもなると松山から先まで乗車する乗客もいるのですが、閑散期ではさすがに少ないようで、この日はその先の伊予市、大洲、八幡浜まで乗り通した乗客はいなかったようでした。
バスが八幡浜へ向けて出発したのと入れ替わりで、乗り場には東京新宿から来た夜行路線バス「オレンジライナー」の伊予鉄道担当便が到着。
こちらもバスから降りてきた乗客の数は通常期よりも少なめでした。
これまで数回乗車してきた名鉄バスの「名古屋~松山線」ですが、毎度のことながら車内設備の良さと運行ダイヤの使い勝手の良さには感心するばかりです。
それが私がこの路線を良く利用する理由でもあるんですけどね(笑)。
今後いつ松山へ行くかは分かりませんが、時期と旅程の都合が付けば、またこの路線の乗車したいですね。
機会があれば、今度は伊予鉄道便に乗車してみようかな・・・・・。
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