寝台特急「カシオペア」 カシオペアスイート乗車記 その1
3月18日から21日にかけて東京・青森(七戸)へ行って来たのですが、行きに念願だった寝台特急「カシオペア」のカシオペアスイートに乗車しました。
今回は母親と母親の妹、そして私の3人で行ったのですが・・・・・
私を除く2名は家にいる時からワクワクしている様子。
しかし実は一つ引っかかる事が。
それは、足の悪い母親が無事に乗り降りできるかと言う事。
今回、母親は車椅子メインで移動する事になっていたので、きちんと乗り降り出来るか、階段の昇降は問題なく出来るか・・・・・不安でした。
自宅からタクシーで札幌駅に着き、駅員さんにお願いしてエレベータでホームに上げて貰います。
(札幌駅は建物の構造上、改札内からホームに上がるエレベータが無く、車椅子利用者がホームに上がる場合は、改札外のエレベータを利用する必要がある為、事前に駅員にお願いする必要があるんです。)
豪華さに3人とも唖然・・・2号車「カシオペアスイート」メゾネットタイプ
今回乗車するのは、2号車の「カシオペアスイート」です。札の前で到着を待ちます。待つ事10分程、16時過ぎに「カシオペア」が入線してきました。
行先表示がなんとなく誇らしげです。
ドアが開いたところで、母親を車椅子から降ろし、車内に入ります。
移動に苦労するかと思いましたが・・・・・・
入口ステップに段差がない事と、通路、個室内の階段に手摺りが備え付けられていたので、無事にスイートの2階へ移動する事が出来ました。
まずは一安心。
「カシオペアスイート」の室内はこんな感じですが・・・・・
(写真は別の日に撮影。)
室内の豪華さに母親達2人は半ば唖然。
エキストラベット用のリネン類・スリッパも装備されています。
入口はオートロックになっていて、
2階リビングにはTVモニターも装備されています。
興奮覚めやらない3人をよそに、16時12分、「カシオペア」は定刻に札幌駅を出発しました。
出発後すぐにNREのアテンダントさんがウェルカムドリンクのオーダーとスペシャル弁当のチケットのチェック、翌朝のモーニングコーヒーのオーダー(運ぶ時間)を聞きに来ました。
自分と母親はウーロン茶を、母親の妹さんは冷たい緑茶をオーダーします。
続いて車掌さんの検札&オレンジカード買え買え攻撃(あえなく買ってしまいました・・・・)があり、その後、再びNREのアテンダントさんがウェルカムドリンクとミニバーセットを持って来ました。 事前に買い込んだお酒とおつまみも用意して、早速宴会開始です(笑)。
平日のこの時間から寝台列車で景色を見ながらお酒を嗜む・・・・・贅沢そのものです(笑)。
列車は千歳線から室蘭線へと入り、苫小牧、登別、東室蘭と順次停車していきます。
東室蘭を過ぎた18時過ぎに、カシオペアスペシャル弁当が運ばれてきました。
こちらが弁当の外観と中身ですが・・・・・
見た目以上にボリュームがありました。
これで3,500円というのは高い気がしますが、個室内でお腹一杯食べられるという事などを考慮すると、私としてはダイニングカーでのディナーよりはむしろこちらの方をお勧めしたいです。
列車は東室蘭から伊達紋別、洞爺、長万部、森と停車。一路函館へと向かいます。
(続く)
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