出雲地区の一畑バスと一畑電車と出雲大社
中国JRバス「出雲ドリーム博多号」で出雲市駅に到着した私。
「折角来たのだから・・・」ということで、出雲大社へ参拝に出かけてみました。
いすゞ「新型エルガミオ」市販第1号車も復刻塗装!
出雲大社へは、こちらのバス↓を利用しました。いすゞ「新型エルガミオ」であります。
市販第1号車として一部のバスファンに注目されたこの車両も、復刻塗装を纏っています。
ここ数年来の一畑バスの新車は復刻塗装で登場していますが、地元の方を中心に好評を得ているのでしょうか・・・。
バスは約30分程で出雲大社連絡所に到着。
徒歩で出雲大社へ移動し参拝します。
良いご縁があると良いのですが・・・。
再び徒歩で出雲大社連絡所へ戻ります。 出雲大社連絡所に隣接する「観光センターいずも」です。
一畑グループの一畑百貨店が経営する土産物屋ですが、朝早いということもあって閉まっておりました。
機会があれば一度訪れたいですね。
出雲大社連絡所からは、再度一畑バスに乗って一畑電車の「出雲大社前」駅へ移動。
駅周辺は整備されましたが、風情のある駅舎は健在でした。
ホームの隣には、戦前に製造されたデハニ52が展示してありました。
一畑バスの一般路線車といえば、中型車両というイメージが強いのですが、出雲地区では写真の様な大型ノンステップバス(いすゞエルガノンステップ)も活躍しています。 復刻塗装車も数台在籍しているとのことですが、この日は残念ながら見かけることが出来ませんでした。
電車も復刻塗装!
往路で乗車したいすゞ「新型エルガミオ」で出雲駅に戻ります。バスでの参拝から戻ったところで、今度は一畑電車で松江へと向かいます。
電鉄出雲市駅から乗車したのはこちら↓。 元京王5000系の2100形電車2102編成です。
一畑電鉄時代の塗装に塗り替えられて運行しています。
この復刻塗装電車を見て、懐かしいと思われる方も多いのではないでしょうか。
因みに、この他にも京王カラーの編成が運行されているとのこと。
機会があれば京王カラーの車両にも乗車してみたいですね。
終点の松江しんじ湖温泉まで乗り通そうかとも考えましたが、気まぐれで一度も訪れたことのない雲州平田駅で下車してみることにしました。 雲州平田駅は、島根県出雲市平田町に位置する駅で、2010年5月公開の松竹映画『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』の主要な舞台となった駅の一つでもあります。
運転指令室や列車区、車両区(車両基地や検修施設)などの運転関係の各部署に加え、駅舎2階には一畑電車の本社が置かれています。
車庫には、新型の7000形電車が居ました。 今回は、写真の新型車両狙いで一畑電車に乗車したのですが、残念ながら当日は車両点検で運用に就いておらず、乗車することが出来ませんでした。
近いうちに一度は乗車してみたいですね。
ホームには、2100形2104編成「しまねっこ号」が停車していました。
目立つ塗装ですね。
雲州平田からは、こちらの電車↓に乗車。
オレンジの塗装が目立つ1000形電車です。
東急1000系電車を譲受・改造した2両編成の電車で、2014年度に2編成が導入されました。
翌年の2015年には更にもう1編成が追加導入され、こちらは「しまねっこ号Ⅱ」として活躍しています。
車窓一面に広がる宍道湖です。
一面に広がる湖の水面・・・一畑電車から見る宍道湖の風景は一見の価値ありだと私は思います。
かつて松江温泉駅と呼ばれていた終点の松江しんじ湖温泉駅は、2001年に建て替えられました。(写真を撮り忘れてしまいました。ごめんなさい。)
駅前には、一畑グループ各社を統括する事業持株会社「一畑電気鉄道」の本社社屋もあります。
歴史のある建物ですね。
というわけで、一畑バス~出雲大社~一畑電車と駆け足で回ってきましたが、出雲大社を中心にした路線バスの充実ぶりといい、新型電車の導入、電車の車両更新、駅周辺の環境整備など、厳しい環境下の地方鉄道・バスにしては頑張っている印象を受けました。
ただ、一畑バスについては、2017年4月1日に大幅減便を伴うダイヤ改正が予定されています。
乗務員不足と乗務員の高齢化、更には車両の老朽化が主な要因と伝えられていますが、一部路線の新設や看板路線の増便も見受けられるなど、全体としては「選択と集中」に特化した改正内容になっている印象を受けます。
沿線人口の減少に乗務員不足と、取り巻く環境は厳しさを増すばかりですが、島根を代表する交通企業としてこれからも頑張って欲しいと願っています。
さて、松江まで来たところで、松江からは伝統のある陰陽連絡バスで広島へと移動しますが・・・
この続きは次回といたします。
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