北都交通「ポテトライナー」音更経由便 乗車記
しかも、この「ポテトライナー」、実は一昨年発生した石勝線トンネル火災事故の影響や道東自動車道が延伸されたことで、利用客を大幅に増やしている路線でもあります。
新聞報道では、昨年実績で対前年比50%増を記録したとか。
この背景には、所要時間が3時間半台に短縮されたことが一番の要因なのですが、それ以外にもバス自体のグレードが上がったことや、JR北海道に対する信頼低下といった理由も挙げられます。
私自身、「ポテトライナー」にはこれまで数えきれない位乗車してはいるのですが、こと道東道延伸以降はこれまで乗車する機会が無く、時期を伺っていたのですが、ちょうど昨年秋に帯広へ行く私用が出来、「時間があるし、それならば・・・・・」ということで、久しぶりに「ポテトライナー」に乗車してみました。
1人掛けシートのハイデッカーで快適移動
今回乗車したのは、中央バス札幌ターミナル11時30分発の音更経由便。北都交通担当の便になります。
乗車した車両はこちら↓。
「高速はこだて号」や「オーロラ号」と共通運用でもするのでしょうか・・・・。
車内はこの様になっておりまして、
所要時間4時間弱の路線はこの車内仕様は贅沢と言うか北海道らしいと言うか・・・・・。
座席には今時珍しいマルチチャンネルコントローラも装備。
車内でDVD放映やラジオ放送を楽しむことが出来ます。
これも北海道内を走る都市間バスならではの装備とも言えますね。
それでは乗車当日の模様を簡単にご紹介。
「ポテトライナー」の始発は中央バス札幌ターミナルになります。
11時30分、定刻にバスは中央バス札幌ターミナルを発車します。
国道12号線などを走ること約30分で、地下鉄大谷地駅直結の大谷地バスターミナルに到着です。
ここでは5名が乗車。
ほぼ満席になったところで、バスは大谷地ターミナルから道央自動車道札幌南インターに入ります。
とここで、車内モニターによる案内と乗務員からの補足説明が行われ、続いてDVD放映が開始。
4割方の乗客が車内モニターを見ていましたね~。
バスはこの後、道央自動車道から道東自動車道に入り、一路帯広へとひた走ります。
札幌出発後2時間弱で占冠パーキングエリアに到着。
ここでは10分間の開放休憩が行われます。
この試みは非常に良いことだと思うのですが、一つ難点を申し上げると、このパーキングエリア、供食設備が一切無いんですよね~。
この辺はNEXCOあたりへの要望事項となるのでしょうが、せめて自販機位はあってもいいのでは?と思いました。
なので、「ポテトライナー」乗車の際は、飲食物持込必須ですww。
開放休憩が終わり、乗客が全員戻ってきたところで、バスは出発。
この先、音更帯広インターまでひたすら高速道路を走り続けます。
写真はありませんが、途中トマム~十勝清水間の一面に広がる十勝平野の素晴らしさは、一見の価値ありです!
是非一度ご覧になられることをオススメします。
占冠から1時間強で、バスは音更帯広インターを通過します。
その後、一般道を音更方面へと進み、「音更大通11丁目」「木野大通16丁目」「木野農協前」で降車客を降ろし、終点の帯広駅バスターミナルには、定刻より10分早い14時55分に到着しました。
というわけで、都市間バス「ポテトライナー」音更経由便の乗車記をお届けしましたが、予想していたよりも高速道路延伸の効果が大きいということを今回実感しましたね。
時間上では30分程度の時間短縮ですが、高速道路での安定した走りに加えて、占冠パーキングエリアでの途中休憩が、程良い気分転換になっていますね。
これなら、ビジネスなど余程急いでいない限り、都市間バスでの移動でも問題ないかなぁと思います。
但し、一つ問題点があるとすれば、やはり冬期の高速道通行止めによる突発的な遅れと運休でしょうか。
ただ、これ関しては、乗車当日の天候を見極めながら、適切な交通機関を選んで使うしかないのですが・・・・・・。
ともあれ、高速道路延伸で飛躍的に便利になった札幌~帯広間都市間バス「ポテトライナー」。
帯広方面へお出かけの節は是非ご利用を。
札幌~帯広間都市間バス「ポテトライナー」の時刻はこちらからどうぞ。
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