JR東海バス「オリーブ松山号」 三菱エアロキング
写真は、JR東海バスの名古屋~徳島・高松・松山間夜行高速バス「オリーブ松山号」です。
JR四国バスと共同で運行しています。
この路線、元々は名古屋~高松・高知線「オリーブ高知号」と、名古屋~徳島・松山線「オリーブ松山号」の2路線が統合して出来た路線です。
すでに運行していたオリーブ号(高松線)→オリーブ高知号の実績から、松山だけでは集客力に難があると判断、徳島駅を経由する設定となりました。
運行開始当初は香川県内を経由せず、阿波池田駅を経由していました。
また、徳島自動車道が全通前だったため、美馬IC – 三島川之江IC間は一般道を経由していました。
2006年に入り、「オリーブ高知号」の季節運行化(2007年1月を最後に運転されておらず、同年3月正式に廃止)に伴い、徳島県内での停車地を引き継いだほか、香川県内を経由に変更されます。
これにより、東海地方と四国を結ぶJR系の夜行高速バスは、事実上「オリーブ松山号」に集約されました。
因みに、「オリーブ高知号」は季節運行への格下げまで、香川県と京阪神以東を結ぶ路線としては最後まで瀬戸大橋を経由していたことは、知る人ぞ知るトリビア的情報ですね。
車両は両社ともダブルデッカー3列独立シート38名乗りの夜行高速バス仕様車を充てています。
JR東海バスは、かつて「ドリームなごや号」などで活躍していた三菱エアロキング(MU612TX)を登用。
一方のJR四国バスは、「ドリーム高松・松山号」などで活躍していた、同じく三菱エアロキングを登用しています。
日によっては、電源コンセント付き車両が入ることもあるそうですが、こればかりは運任せといったところでしょうか・・・・・。
因みにこの「オリーブ松山号」ですが、運行業務効率化の理由で、途中交代制のワンマン運行を行っており、名古屋駅~徳島駅間はJR東海バスの乗務員が、徳島駅~松山駅間はJR四国バスの乗務員が乗務します。
私自身、「オリーブ松山号」にはまだ乗車したことがありませんが、名鉄バス・伊予鉄道の「名古屋~松山線」と比較する上でも、近いうちに一度は乗車しておかなければ・・・・・と思っております。
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