「福岡オープントップバス」博多きらめき夜景コース乗車記【前編】

一般路線バス




今年2012年3月、福岡に新しい名物が登場しました。
それが今回ご紹介するこちらのバス↓。
西日本鉄道「福岡オープントップバス」 赤塗装 0010
 
西日本鉄道「福岡オープントップバス」 青塗装 0011

西鉄が運行する「FUKUOKA OPEN TOP BUS」(福岡オープントップバス)です。

現福岡市長肝いりで登場したこの観光バス。
計画から約1年で運行にこぎつけたそうですが、運行開始までの関係者の苦労も相当なものだった様です。

このバスの特徴は、斬新なデザイン・仕様のバス。
何でも西鉄のオリジナルデザインで、日野自動車の大型トラック「プロフィア」競走馬専用運搬車用シャーシをベースに東京特殊車体が製作を担当、1台約1億円もしたそうです。
(但し、このバスの導入にあたっては、福岡市から70%の補助が出ています。)

屋根が無いオープントップタイプのバスということで、視界の広さと迫力を売りにしているこのバス、「実際のところどうなのよ?」ということで、先日乗車して来ました。

3度目の正直でようやく乗車

とはいっても、このブログのをご覧頂いている皆様はご存知かと思いますが、実は私、この「福岡オープントップバス」の試乗にはこれまで2度失敗していますww。

1度目は今年のGW。
「予約しなくても乗れるだろう・・・・」と多寡をくくって福岡入りしたところ、「本日は満席の為、ご予約が無い方のご乗車はできません!!」とのことで、あえなく退散。
2度目は先月6月中旬。
1週間前に予約を入れて、「ようやく乗車できる!!」と思って九州入りしたものの、乗車当日の大雨による運休で、これまたリベンジ失敗。
そして、今回の3度目になります。
意を決して九州入りした私。
ようやく天も私の味方をしてくれたようで、乗車した当日は天気も快晴。
まずは一安心です。

乗車の前に、「福岡オープントップバス」について簡単にご紹介します。
「福岡オープントップバス」は、

・ももち地区、福岡城址を巡る「シーサイドももち福岡城址」コース(約60分)

・中州・博多駅周辺・櫛田神社を巡る「ベイサイド博多まちなかコース」(約60分)

・夜の福岡を満喫できる「福岡きらめき夜景コース」(約90分)

の3コース運行されています。

使用されるバスもコースによって決まっていて、「ももちコース」はこちら↓の青バスが、

西日本鉄道「福岡オープントップバス」 青塗装 福岡市役所前にて

「博多まちなかコース」「福岡きらめき夜景コース」は、こちら↓の赤バスが使用されます。
西日本鉄道「福岡オープントップバス」 赤塗装 福岡市役所前待機中

乗車料金は1,500円。
少々高いと思われるかもしれませんが、実は「オープントップバス」の乗車券で、西鉄バスの都心周遊バス「ぐりーん」と西鉄バスの福岡都心部が1日乗り放題となるのです。
そう考えるとお得かもしれませんね。
但し、このバスは予約制となっております。
特に週末・連休時は非常に混み合いますので、事前に予約されることをお勧めします。

予約先はこちら↓です。

【福岡オープントップバス予約先】

・九州高速バス予約センター

 0120-489-939(携帯・PHSからは092-734-2727)

・福岡オープントップバス専用予約ダイヤル

 092-734-4434

※受付時間:8:00-19:00

※予約受付、予約変更は乗車日の前日までとなります。


「ももちコース」と「博多まちなかコース」の良いとこ取りの「福岡きらめき夜景コース」

今回私が乗車したのは、福岡の街の夜景が楽しめる「福岡きらめき夜景コース」
コース的には、「ももちコース」と「博多まちなかコース」の良いとこ取りの内容になっています。

乗車したバスはこちら↓。
西日本鉄道「福岡オープントップバス」 赤塗装
赤バスになります。

車内、座席はこの様になっておりまして、
西日本鉄道「福岡オープントップバス」 赤塗装 車内
 
西日本鉄道「福岡オープントップバス」 赤塗装 シート
乗車定員は客席36名+バスアナ席1名の計37名。
これに加えて1階出入口付近に3名分の乗車スペースが設置されています。
座席は雨天時の運行を考慮してか、金属製のシートにメッシュのカバーを被せた仕様。
正直な話、座り心地は期待しない方が良いですねww。
ですが、90分程度の運行であれば、余程腰が悪い人でない限り、耐えられるかとは思います。

出発時刻は18時30分。
10分前には乗車改札が始まり、着席するなりシートベルトを締めて出発を待ちます。
出発時刻になったところで、ガイド役の「バスアナ」嬢が前に来て挨拶とシートベルト着装の確認のために車内を巡回、確認が完了したところで「バスアナ」嬢が着席して、バスは出発となります。
因みにガイド役を務める「バスアナ」ですが、地元福岡のプロダクション「シナプス」所属のタレント・モデルさんで構成されているそうで、今回の乗車で担当されていた「バスアナ」嬢も普段は別のお仕事をされているとか。
版権の関係で写真撮影はできませんが、なかなかの美人でしたよww。

バスは出発後、まずは天神から明治通り、渡辺通り、国体道路を経由して、福岡の繁華街中州へと向かうのですが・・・・・
西日本鉄道「福岡オープントップバス」 赤塗装 車窓 標識が近い
 
西日本鉄道「福岡オープントップバス」 赤塗装 車窓 信号機が近い

西日本鉄道「福岡オープントップバス」 赤塗装 車窓 明治通り

西日本鉄道「福岡オープントップバス」 赤塗装 車窓 ソラリアターミナルビル

西日本鉄道「福岡オープントップバス」 赤塗装 車窓 西鉄天神バスセンター
 
西日本鉄道「福岡オープントップバス」 赤塗装 車窓 天神中心街走行中

西日本鉄道「福岡オープントップバス」 赤塗装 車窓 国体道路

西日本鉄道「福岡オープントップバス」 赤塗装 車窓 中洲
まあ~標識や信号の近いこと近いこと。
中心街の建物の迫力もこれまた普段とは違います!
っとここで前々から疑問に思っていたこと・・・・・それは「福岡の街って超高層ビルが一つも無いのは何故なんだろうか?」
その疑問を「バスアナ」嬢がズバリのタイミングで解決してくれましたww。
実は市街地のすぐ近くに福岡空港がある関係で、航空法の絡みから超高層ビルを建てることが出来ないのだそうです。
なるほど・・・・・よく考えれば分かることですが、一つ勉強になりました。

中州を通過したバスは、大博通りを右折し、リニューアルした博多駅「JR博多シティ」へと向かいます。
西日本鉄道「福岡オープントップバス」 赤塗装 車窓 大博道路 博多駅近辺

西日本鉄道「福岡オープントップバス」 赤塗装 車窓 JR博多シティ
数年前には考えられなかった立派な駅ビルです。
実はこのビルの上層階に「展望トイレ」なるものがあるとか。
女性の方は流石に丸見えにするわけにはいかないので洗面所を展望タイプにしてあるそうなのですが、男性の方は用を足している姿が丸見えになるとか。
興味がある方は是非どうぞ。

博多駅バス停で運転停車後、バスは渡辺通りからキャナルシティ博多、櫛田神社へと向かいます。
西日本鉄道「福岡オープントップバス」 赤塗装 車窓 キャナルシティ博多

西日本鉄道「福岡オープントップバス」 赤塗装 車窓 櫛田神社に向けて

西日本鉄道「福岡オープントップバス」 赤塗装 車窓 山笠提灯

西日本鉄道「福岡オープントップバス」 赤塗装 車窓 櫛田神社前
7月15日の「追い山」に向けて、街は山笠一色。
例年のことながら追い山当日は盛り上がることでしょう。

櫛田神社からはいよいよこのコースのメインイベント「シーサイドももちまでの都市高速道路走行」に突入しますが・・・・・・
まだまだ乗車記が続きそうなので、今回はここまでとしておきます。
続きと総括は次回に。


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