JR西日本500系新幹線Ｖ編成 「500系こだま」乗車記
今回は、歴代新幹線車両の中でもひと際人気が高い、JR西日本の500系新幹線について少し書こうかと思います。
これはあくまで個人的意見ですが、500系新幹線車両って、歴代新幹線車両の中で「名車」と言える車両ではないかと思っています。
あのフランス「TGV」やドイツ「ICE」に負けない戦闘機の様なフォルム・・・・↓
そして、一時期ではありますが、営業列車としては世界最高速である300km/hを達成したこと。
更には当時としては最新鋭の技術が惜しみ無く盛り込まれたこと。
何れをとってもこれまでの新幹線の歴史の中でエポックメイキング的な車両である事は間違いでしょう。
それだけに、あと2年後の「のぞみ」からの完全撤退と「こだま」への転用の話を聞いた時は正直寂しかったです。
ともあれ、運用開始直後の500系「こだま」の乗車の機会が出来たので、まずは乗ってみる事にしました。
私が乗車したのは、博多6時12分発の「こだま628号」でした。
発車5分前に入線です。
すぐに写真を撮影して車内に入りますが・・・・
デジカメの写真をチェックすると・・・・思った様に撮れていない！！
新幹線の形式写真を撮るのなら、やはり岡山駅がベストなのかなあ・・・・と思いつつ、指定された6号車へと移動します。
6号車は指定席車両なのですが、ご覧の通り元グリーン車の車両。
座席がゆったりとしております。↓
車内は早朝の列車という事もあってか、私一人の貸切状態！！
新山口までこの状態は続くのでしょうか・・・。
6時12分、定刻に博多駅を発車。
朝の身支度がてら、車内を回わってみると・・・・細かな変更点を見つけることが出来ました。
・全席禁煙で2両（新3・7号車の博多方）に喫煙ルームを設置。
・元10号車（新6号車）のグリーン車を普通車化。座席の枕とフットレストを撤去。
・全車両とも荷棚と床敷物を変更。
・背面テーブルの車内案内図を、N700系に準じたデザインに変更。
・デッキの照明を白色LEDに変更。
こんなところでしょうか・・・・。
途中、小倉、新下関、厚狭と停車しますが、殆どの乗客が自由席車両に乗り込みます。
厚狭ではN700系「のぞみ」に追い抜かれますが、それ以外の駅では到着後すぐに発車しました。
約1時間の短い旅もあっという間に過ぎ、７時１０分、定刻に新山口駅に到着しました。
到着後、LED表示を撮影すると・・・・↓
もっと乗っていたかったな・・・・と後姿を見送って、私はホームを離れました。
僅かの時間でしたが、至福（？）の時間を過ごす事が出来ました。
機会があればまた「500系こだま」に乗車してみたいですね。
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