北海道中央バス「イーグルライナー」昼行便乗車記
翌朝、ホテルをチェックアウトし、札幌ゆき「イーグルライナー」発車までの時間、ちょっとした知床観光を楽しみました。
まずは観光遊覧船に乗車。
途中の硫黄山付近までしか行くことが出来ませんでしたが、自然の雄大さとダイナミックな景色に感動。
途中、小熊に遭遇したのにはびっくりしましたが・・・・。
その後、斜里バスの路線バスで知床五湖まで往復しました。
行き帰り共に違うバスでしたが、行きのバスがエアロスターTLEVワンステップという、北海道では恐らくこの1台しかいない車両に乗ることが出来、ちょっと得した気分に。
知床五湖はかなりの雪が残っていて、五湖のうち一湖と二湖までしか見学できないとの事。
しかし、雪の冠がかかった山々と氷の張った湖とのコントラストは、言葉に言い表わせないほど美しく、いつまでもここにいたいと思わせる程の絶景でした。
敷地内には、定期観光に就いていた斜里バスのエアロスター自家用タイプが停車していました。
知床五湖からは、このバスでウトロバスターミナルに戻ります。
ウトロ温泉バスターミナルに戻ると、既に北海道中央バスの札幌行き「イーグルライナー」が入線していました。
なんと、昨日すれ違った「ドリーミントオホーツク号」で使用されていたいすゞガーラSHD!!
運が良いとはこの事でしょうか。
乗務員に乗車券を渡し、新車の匂いが抜けきっていない車内に入ると、ワインレッド調のシートが目に付きます。 設備自体は夜行高速バスで良く見られるものと大した変わりがないのですが、ラジオとTVの音声を聞くためのマルチステレオコントローラもしっかり装備されています。
マルチステレオの装備は昨今の夜行用車両ではむしろ珍しいのではないでしょうか。
12時、定刻にバスはウトロバスターミナルを出発しました。
早速乗務員から自己紹介と運行経路、車内設備などの案内が口頭で行われ、その後分からない点がないかどうか客席をまわって歩きます。
この辺の気配りは老舗の中央バスならではといったところでしょうか。
ウトロから乗車したには私を含めて2人。
しばし昨日通った海岸線を眺めながら、新型ガーラの乗り心地を味わいます。
感心したのは車内がもの凄く静かな事。
エンジン音が殆どと言っていい程聞こえて来ません。
先代セレガで見受けられた突き上げる様な振動も少なく、これならば夜行バスで使用しても快適に過ごすことが出来るのでは?と思いました。
12時45分、斜里バスターミナルに到着。
ここでは7人が乗車します。
5分程時間調整を行い、12時50分、バスは斜里バスターミナルを発車しました。
発車後、再び乗務員の方から自己紹介と運行経路、車内設備等の案内が口頭で行われます。
とにかく気を使ってくれる乗務員氏です。
13時05分、清里町新栄に到着するも乗客がいない為に通過。
その後の小清水も乗客ゼロで通過します。
13時42分、東藻琴(セブンイレブン前)に到着。
ここで最後の乗客となる2人が乗車します。
この便の乗客は合計で11人。
連休にしては少ないかなぁ・・・・といった印象です。今後、利用客獲得の為のPR活動をしっかり行わない限り、この路線の前途は多難である様に思えます。
14時05分、この便最初の休憩地である美幌のローソンに到着。
ここで5分程休憩を取ります。
乗務員もバスを降りて車両点検と買出しに走っていました。
14時10分、バスは出発します。
この後、北見市内、温根湯を経由して、一路札幌へとひた走ります。
途中、知床行きの斜里バス「イーグルライナー」とすれ違いますが、あちらも乗客10名程度しか乗っておら
ず、昨日の盛況ぶりが嘘の様です。
16時35分、2回目の休憩地である層雲峡陸万ドライブインに到着。
ここで10分程休憩を取ります。
全員がバスを降りてトイレや飲み物の買出しに行っていました。
私もトイレと買出しを済ませ、写真を撮った後バスに戻ります。
16時45分、乗客が全員揃ったところで、バスは出発。
あとは札幌までノンストップで走る続けるのみです。
17時2分、上川層雲峡インターから旭川紋別道に入ります。
外の夕焼けが美しく、思わず見入ってしまいますが、同時に後2時間ほどでこの旅が終わってしまうかと思うと、一抹の寂しさもこみ上げて来ます。
18時05分、道央自動車道の砂川サービスエリアで最後の乗務員交代を行います。
外はすっかり暗くなり、街明かりも目立つ様になって来ました。
18時55分、札幌インターを通過し、いよいよ札幌市内へと入ります。
途中、菊水元町7条を通過し、そこから走ること約15分、札幌中心部の最初の降車停留所である時計台前に到着しました。
ここでは5人が下車。
その後の北2条西3丁目は降車客がいなかったために通過し、約5分後の19時15分、定刻にバスは札幌
駅前ターミナルに到着しました。
多少疲労感を残しつつも、快適に過ごすことが出来た「イーグルライナー」の試乗の旅は、無事に幕を閉じました。
今回、この路線に初めて乗車しましたが、札幌から知床方面へ行くのには本当に便利な路線であると確信しました。
途中の景色も素晴らしく、特に斜里からウトロにかけての海岸線は、まさに絶景といってもいいでしょう。
時間を有効利用したい方には夜行便を、景色を楽しみながら移動したい方には昼行便を・・・・・といった使い方も出来ると思います。
現在のところ、PRが行き届いていないためか、利用客も少ないですが、これから夏の観光シーズンに向けてPRやホテルパックの販売等、利用促進をしっかり行って、利用客獲得に繋げていって欲しいと思います。
(終)
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前回の記事の続きになります。
まずは観光遊覧船に乗車。
途中の硫黄山付近までしか行くことが出来ませんでしたが、自然の雄大さとダイナミックな景色に感動。
途中、小熊に遭遇したのにはびっくりしましたが・・・・。
その後、斜里バスの路線バスで知床五湖まで往復しました。
行き帰り共に違うバスでしたが、行きのバスがエアロスターTLEVワンステップという、北海道では恐らくこの1台しかいない車両に乗ることが出来、ちょっと得した気分に。
知床五湖はかなりの雪が残っていて、五湖のうち一湖と二湖までしか見学できないとの事。
しかし、雪の冠がかかった山々と氷の張った湖とのコントラストは、言葉に言い表わせないほど美しく、いつまでもここにいたいと思わせる程の絶景でした。
敷地内には、定期観光に就いていた斜里バスのエアロスター自家用タイプが停車していました。
知床五湖からは、このバスでウトロバスターミナルに戻ります。
ウトロ温泉バスターミナルに戻ると、既に北海道中央バスの札幌行き「イーグルライナー」が入線していました。
なんと、昨日すれ違った「ドリーミントオホーツク号」で使用されていたいすゞガーラSHD!!
運が良いとはこの事でしょうか。
乗務員に乗車券を渡し、新車の匂いが抜けきっていない車内に入ると、ワインレッド調のシートが目に付きます。 設備自体は夜行高速バスで良く見られるものと大した変わりがないのですが、ラジオとTVの音声を聞くためのマルチステレオコントローラもしっかり装備されています。
マルチステレオの装備は昨今の夜行用車両ではむしろ珍しいのではないでしょうか。
12時、定刻にバスはウトロバスターミナルを出発しました。
早速乗務員から自己紹介と運行経路、車内設備などの案内が口頭で行われ、その後分からない点がないかどうか客席をまわって歩きます。
この辺の気配りは老舗の中央バスならではといったところでしょうか。
ウトロから乗車したには私を含めて2人。
しばし昨日通った海岸線を眺めながら、新型ガーラの乗り心地を味わいます。
感心したのは車内がもの凄く静かな事。
エンジン音が殆どと言っていい程聞こえて来ません。
先代セレガで見受けられた突き上げる様な振動も少なく、これならば夜行バスで使用しても快適に過ごすことが出来るのでは?と思いました。
12時45分、斜里バスターミナルに到着。
ここでは7人が乗車します。
5分程時間調整を行い、12時50分、バスは斜里バスターミナルを発車しました。
発車後、再び乗務員の方から自己紹介と運行経路、車内設備等の案内が口頭で行われます。
とにかく気を使ってくれる乗務員氏です。
13時05分、清里町新栄に到着するも乗客がいない為に通過。
その後の小清水も乗客ゼロで通過します。
13時42分、東藻琴(セブンイレブン前)に到着。
ここで最後の乗客となる2人が乗車します。
この便の乗客は合計で11人。
連休にしては少ないかなぁ・・・・といった印象です。今後、利用客獲得の為のPR活動をしっかり行わない限り、この路線の前途は多難である様に思えます。
14時05分、この便最初の休憩地である美幌のローソンに到着。
ここで5分程休憩を取ります。
乗務員もバスを降りて車両点検と買出しに走っていました。
14時10分、バスは出発します。
この後、北見市内、温根湯を経由して、一路札幌へとひた走ります。
途中、知床行きの斜里バス「イーグルライナー」とすれ違いますが、あちらも乗客10名程度しか乗っておら
ず、昨日の盛況ぶりが嘘の様です。
16時35分、2回目の休憩地である層雲峡陸万ドライブインに到着。
ここで10分程休憩を取ります。
全員がバスを降りてトイレや飲み物の買出しに行っていました。
私もトイレと買出しを済ませ、写真を撮った後バスに戻ります。
16時45分、乗客が全員揃ったところで、バスは出発。
あとは札幌までノンストップで走る続けるのみです。
17時2分、上川層雲峡インターから旭川紋別道に入ります。
外の夕焼けが美しく、思わず見入ってしまいますが、同時に後2時間ほどでこの旅が終わってしまうかと思うと、一抹の寂しさもこみ上げて来ます。
18時05分、道央自動車道の砂川サービスエリアで最後の乗務員交代を行います。
外はすっかり暗くなり、街明かりも目立つ様になって来ました。
18時55分、札幌インターを通過し、いよいよ札幌市内へと入ります。
途中、菊水元町7条を通過し、そこから走ること約15分、札幌中心部の最初の降車停留所である時計台前に到着しました。
ここでは5人が下車。
その後の北2条西3丁目は降車客がいなかったために通過し、約5分後の19時15分、定刻にバスは札幌
駅前ターミナルに到着しました。
多少疲労感を残しつつも、快適に過ごすことが出来た「イーグルライナー」の試乗の旅は、無事に幕を閉じました。
今回、この路線に初めて乗車しましたが、札幌から知床方面へ行くのには本当に便利な路線であると確信しました。
途中の景色も素晴らしく、特に斜里からウトロにかけての海岸線は、まさに絶景といってもいいでしょう。
時間を有効利用したい方には夜行便を、景色を楽しみながら移動したい方には昼行便を・・・・・といった使い方も出来ると思います。
現在のところ、PRが行き届いていないためか、利用客も少ないですが、これから夏の観光シーズンに向けてPRやホテルパックの販売等、利用促進をしっかり行って、利用客獲得に繋げていって欲しいと思います。
(終)
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