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こんにちは。ひろしプロジェクトです。
いつもこのブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。

1984年に運行を開始し、留萌中部~北部エリア地域住民の札幌への唯一の交通機関として親しまれている、沿岸バスの都市間バス「特急はぼろ号」
札幌~留萌・小平・苫前・羽幌・遠別・天塩・幌延・豊富間を3系統6往復運行している、北海道内を走る都市間バスの中では老舗の部類に入る路線でもあります。

沿岸バスの「特急はぼろ号」については、これまで何度かこのブログで紹介してきましたが、実はこのブログで紹介していない系統がありまして・・・
今回はその系統をご紹介しようと思います。
その系統とは・・・「特急はぼろ号」増毛経由便です。(写真はイメージです。)

沿岸バス「特急はぼろ号」増毛経由便 1165

「特急はぼろ号」増毛経由便は、札幌~厚田・増毛・留萌・羽幌間を国道231号線と国道232号線を経由して運行する路線。
1990年5月に雄冬経由便として期間限定(春期~秋期)で1往復運行されたのが始まりで、後の1992年10月に増毛経由便として定期化されています。
その後、沿線の停車停留所を徐々に追加し、現在は札幌~留萌・羽幌間の足として、そして交通機関空白地帯にあたる石狩市の厚田支所・濃昼・柏木・浜益・幌地区の住民の足としての役割も果たしています。
因みに、札幌~留萌間においては、かつて北海道中央バスが「特急はぼろ号」増毛経由便とほぼ同じルートで「日本海るもい号」を運行していましたが、利用が少なかったことから、季節運行化を経て2011年3月1日をもって路線が廃止されています。
よって、現在、札幌~留萌間の日本海側の国道を走破する路線は、この「特急はぼろ号」増毛経由便1路線のみということになります。

今般、札幌~留萌間をぷらっとバス旅をすることになり、「それならば、一度も乗車したことが無い増毛経由の「特急はぼろ号」に乗車してみるか・・・」ということで、とある日の札幌発の便に乗車してきました。

やって来たのは、札幌駅に隣接する札幌駅前バスターミナル。
各地へ向かう高速バス・路線バスや到着するバスでいつも賑わっています。

今回乗車したバスはこちら↓。
沿岸バス「特急はぼろ号」増毛経由便 1165 札幌駅前にて

沿岸バス「特急はぼろ号」増毛経由便 1165 札幌駅前ターミナル改札中
「特急はぼろ号」専用車の中でも最古参の部類に入る、三菱エアロバス(KC-MS822P)です。
残念ながら車内の写真はありませんが、車内は4列シート40人乗りのトイレ付き昼行仕様になっています。
高速道路経由便の車両と同様、TV・ラジオ放送のサービスがあり、途中開放休憩も設定されていることから、3時間程度の路線であればこの装備で十分なのかもしれません。

発車ギリギリにバスに乗り込んだところで、16時10分、バスは定刻に札幌駅前ターミナルを出発します。
早速国道231号線を石狩方面へ。
比較的交通量は多いですね。
沿岸バス「特急はぼろ号」増毛経由便 1165 札幌市内走行中

ですが、30分~40分も走ると、一転して冬の厳しさを物語る風景が広がります。
沿岸バス「特急はぼろ号」増毛経由便 1165 札幌市内走行中

そして、左手には、寒々しい冬の日本海の景色が車窓一面に広がります。
夏だと夕焼けに照らされる海が美しい場所なのですが・・・。
沿岸バス「特急はぼろ号」増毛経由便 1165 車窓 その1

沿岸バス「特急はぼろ号」増毛経由便 1165 車窓 その2

日が傾いたところで、バスは厚田支所・濃昼・浜益・幌・雄冬・大別苅などといった沿線停留所にこまめに停車していきます。
所々で降りていく利用者の姿を見るにつけ、沿線住民の足として機能していることを実感します。

18時25分、バスは増毛ターミナルに到着。
ここでは降車扱いを行うと同時に、5分間の開放休憩が設定されています。
乗車している方殆どがバスを降り、トイレや飲み物類の購入を済ませていきます。

18時30分、バスは増毛ターミナルを出発。
舎熊駅前、阿分小学校に停車後、留萌市内に入り礼受、寿町と停車していきます。
18時45分、バスは留萌市街へと入り、中心街の留萌十字街、錦町、開運町2丁目に停車後、18時55分、ほぼ定刻にバスは留萌駅前に到着しました。
終点の羽幌本社ターミナルまで乗車したいところですが、今回は都合によりこちらで下車。
羽幌に向けて走り行くバスを見ながら、私は宿泊先へと向かうのでありました。

というわけで、沿岸バスの「特急はぼろ号」増毛経由便に乗車した時の模様を簡単にご紹介しました。
今回初めて乗車しましたが、冬はともかく、「夏の日の長い時期に乗車するには最適の観光路線」という印象を強く持ちました。
問題は、下り便と上り便どちらに乗車したらよいのか・・・。
個人的には、夕焼けに照らされる海を眺められる下り便(札幌→留萌・羽幌)の方がオススメ出来るかなぁと思ったりします。
上り便は上り便で、また違った風景の楽しさが味わえるのかもしれませんが・・・。
一方で増毛経由便は、留萌管内のみならず石狩市内(厚田・浜益地区)にも細かく停留所を設定していますが、厚田・浜益地区で降車する乗客が少ないながらもいたことに少々驚きました。
元々この地区は、北海道中央バスのエリア。
しかし、その中央バスもここ十年来は同地区を走るバスの本数を減らしており、主要停留所のみの停車で速く移動できる「特急はぼろ号」増毛経由便を選択する人が、もしかするとそれなりに居るのかなぁとも思いました。
ともあれ、ローカル色も味わえ、車窓も素晴らしい「特急はぼろ号」増毛経由便。
観光の足として使うには十分アリだと私は思います。
北海道観光の足として、「特急はぼろ号」増毛経由便はいかがですか?
今度は、夏の日が長い時期に再度乗車してみたいですね。


【乗車データ】 
  • 乗車日:2015/02/27
  • 乗車区間:
    札幌駅前ターミナル→留萌駅前
  • 運行会社:沿岸バス
  • 車両:三菱/エアロバス(KC-MS822P)
  • 年式:1997年式
  • 所属:羽幌営業所
  • 社番:1165

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Koji Suda(ひろしプロジェクト)

Koji Suda(ひろしプロジェクト)

自称「高速バスアドバイザー」。高速バス乗車回数900回以上(2016年12月現在)。バス・鉄道をはじめとする乗り物を追っかけて撮ったり、ブログやサイトの運営、バス関連本やネットニュースの原稿執筆、同人誌活動などを通じて、乗り物旅の素晴らしさを伝える活動を行っています。北海道札幌市在住。バスと鉄道とカレーと粉物が大好き。 [詳細]

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