沿岸バス「特急はぼろ号」萌えっ子ラッピング車を見てみる

昼行高速バス

既にご存知の方も多いかと思いますが、沿岸バス(本社:羽幌町)が運行する札幌~羽幌・天塩・豊富間都市間バス「特急はぼろ号」に、2013年4月27日より天売島と焼尻島の美麗な写真とオリジナルキャラクターを配したラッピングバス『萌えっ子ラッピング車』が運行を始めました。


沿岸バスといえば、過去に2chユーザーを対象にしたバスツアーや、近年では「萌えキャラ」をモチーフにしたフリー切符「絶景領域・萌えっ子フリーきっぷ」が好評を得ています。
今回のラッピングバスのデビューは、4月の羽幌港フェリーターミナルの移転や羽幌~天売・焼尻間を結ぶ新型高速船「さんらいな2」のデビュー、羽幌港連絡バス「観音崎らいな号」のデビューに続くもので、同社及び「萌えっ子フリー切符」のPRは勿論のこと、天売・焼尻各島への観光PRも兼ねています。
今回、同社公式twitterにて、札幌発10時羽幌行き12便に使用される旨の情報を得まして、「これは一度見ておかないと・・・・」ということで、早速札幌駅前にて見てきました。

「天売」「焼尻」の航空写真に萌えっ子キャラを配置

では、まずは『萌えっ子はぼろ号』(勝手に名付けました)の雄姿を。
沿岸バス「特急はぼろ号」・392 萌えっ子ラッピング車 その1

沿岸バス「特急はぼろ号」・392 萌えっ子ラッピング車 その2
ベース車両は三菱エアロエース(QRG-MS96VP)。
ここ数年間、「特急はぼろ号」専用車は日野セレガHDで代替されていただけに、「特急はぼろ号」専用車としては久しぶりの三菱車投入になります。
画像はありませんが、車内は後部トイレ付き4列シート40名乗りの昼行高速仕様となっていまして、シートは天竜製の新基準対応シートを採用しています。
ラッピングのデザインは、天売島の外周写真が車体のサイド・リヤに囲むような形になっています。
外周写真下部の「海」が、沿岸バスのオリジナルカラーである「ブルー」を連想させ、従来の「特急はぼろ号」のイメージを損なわないデザインに仕上がっています。
車体と上手く調和していて、私的にはこのデザインはありなのでは?と思いました。

因みにラッピングで使用されている写真は、こちら↓の航空写真会社から提供を受けています。
沿岸バス「特急はぼろ号」・392 札幌駅前BT改札中 協力会社表記

続いて、細かなところを見て行きましょう。
こちら↓は公式側のデザイン。
沿岸バス「特急はぼろ号」・392 その3 観音崎らいな

沿岸バス「特急はぼろ号」・392 その4 観音崎らいな
天売島の航空写真に、「萌えっ子フリーきっぷ」第4シーズン・第5シーズンのキャラクター『観音崎らいな』を配置しています。
この子、スクール水着&セーラー服が目印の中学1年生という設定だそうでww。
見てお分かりかと思いますが、セーラー服のデザインは羽幌沿海フェリーの高速船「さんらいな」をイメージしています。
因みに新高速船「さんらいな2」の船体にも、「観音崎らいな」のイラストが入っていますよ。

こちら↓は非公式側のデザイン。
沿岸バス「特急はぼろ号」・392 その5 白浜ひばり

沿岸バス「特急はぼろ号」・392 その6 白浜ひばり
焼尻島の航空写真に、「萌えっ子フリーきっぷ」第5シーズンから登場の新キャラクター『白浜ひばり』を配置しています。
この子は「観音崎らいな」の妹分の小学2年生という設定とか。
因みに羊のイラストも配置されていますが、これは焼尻島がめん羊及び食用羊「サフォーク種」の国内有数の産地だからだそうです。

リアはこの様なデザインになっております。
沿岸バス「特急はぼろ号」・392 その7 観音崎らいな
「観音崎らいな」の等身キャラが配置されています。
これはかなり目立ちますねww。

そして最後、こちら↓を見て頂きましょう。
沿岸バス「特急はぼろ号」・392 専用前面サボ
『萌えっ子はぼろ号』専用の前面サボです。
写真の「観音崎らいな&さんらいな2」の他に「白浜ひばり&羊さん」ヴァージョンもあるそうで、運行日によって入れ替えるそうです。

というわけで、運行開始ほやほやの沿岸バス「特急はぼろ号」萌えっ子ラッピング車、通称『萌えっ子はぼろ号』を簡単にご紹介しました。
実はこの手のラッピングバス、特に「萌え系」に至っては、受け取り側によって賛否が分かれるところなのですが、私個人的には「これはこれでありかなぁ?」と思います。
沿線観光地のPRというテーマも感じ取れますし、「観音崎らいな」「白浜ひばり」というキャラ設定も、天売・焼尻のイメージに合っているのでは?と感じました。

そして、これからの時期、天売島・焼尻島は観光をするのに最適な時期を迎えます。
特に6月は甘えび漁のシーズンに入ります。
『萌えっ子はぼろ号』と新高速線「さんらいな2」で天売・焼尻観光&甘えび堪能・・・・・という旅の楽しみ方もありなのではないでしょうか?

この『萌えっ子はぼろ号』、当分の間は羽幌発25便(羽幌本社ターミナル15:00発)と札幌発12便(札幌駅前BT10:00発)に充てられるそうです。
興味がある方は、是非『萌えっ子はぼろ号』と「さんらいな2」天売・焼尻へ。
私も6月には久しぶりに羽幌へ甘えびを食べに出かけようかと考えています。

尚、沿岸バスの札幌~羽幌・豊富線「特急はぼろ号」についてはこちらにてご確認をお願い致します。

沿岸バス「特急はぼろ号」・392 札幌駅前BT改札中

沿岸バス「特急はぼろ号」・392 札幌駅前BT改札中 リア

※札幌駅前バスターミナルにて発車待ちの『萌えっ子はぼろ号』


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