京福電気鉄道(通称:嵐電)「嵐山線」を見てみる

鉄道




今日は久しぶりに「鉄」の話を。
日本はもとより世界有数の観光都市である京都。
その京都に、京都ならではの風情を感じることが出来る私鉄があるのをご存知でしょうか?
それが今回ご紹介する京福電気鉄道(通称:嵐電)の嵐山線です。
京福電気鉄道 モボ624号 車折神社にて
ここで、京福電気鉄道について簡単にご紹介すると、会社設立は戦前の1942年。
京都市内で軌道事業(路面電車、嵐山線と北野線)とケーブルカー(叡山ケーブル)、ロープウェイ(叡山ろロープウェイ)及び不動産事業を手掛けています。
京阪グループの一員であり、グループ会社は同じく京都市内で路線バス事業を行っている京都バスや、福井県内でバス事業を行っている京福バス・京福リムジンバスなどがあります。
かつては、福井県内でも鉄道事業を行っていましたが、2度の衝突事故などの理由で、福井県内の鉄道事業は「えちぜん鉄道」に移管しています。
また、以前は叡山線、鞍馬線も運営していましたが、現在は叡山電鉄に分離譲渡しています。

で、今回訪れたのは、2線ある京福電気鉄道線(通称:嵐電)のうち、嵐山線の方を訪れてみました。

向かったのは、京都市営地下鉄東西線の終点でもある「太秦天神川」。
時間に余裕があったので、京都駅八条口から京都市営バス84系統で「太秦天神川駅」へ向かいます。
京都市交通局 84系統
※写真はイメージです。

太秦天神川駅からは、嵐山方面行きの電車に乗車しますが、ここで反対側の電停に到着した電車を撮影。
京福電気鉄道 モボ2002号 太秦天神川にて
「嵐電号」ではないものの、「江ノ電」を彷彿させるモボ2002号です。
江ノ電と姉妹提携を結んでいるだけのことはありますねww。

やがて電車が到着し乗車。
京都独特の街並みを眺めながら揺られること十数分、電車は終点の嵐山駅に到着します。
京福電気鉄道 モボ616号 嵐山にて
上の写真は、太秦天神川駅から嵐山まで乗車したモボ616号。
紫一色のカラーリングが目立つ車体ですが、これって嵐電の現塗色なのでしょうか???

駅の改札を出て駅舎を見てみます。
京福電気鉄道 嵐山駅
5年前にインテリアデザイナー森田恭通のデザインで全面改装されたそうですが、周辺の建物に馴染んだデザインで。多くの観光客が記念撮影をしていました。
そして、駅構内(ホーム)にはこんなものが。
京福電気鉄道 嵐山駅 ホーム内の足湯
「駅の足湯」という、嵐山温泉の湯をひいた構内足湯が設置されています。
鉄道利用者以外でも利用できるそうで、利用券(150円・タオルつき。嵐電1日フリーきっぷ所持者は100円)を購入すれば利用することができます。

帰りは嵐山から終点の四条大宮まで乗車することに。
しかし、途中で「折角だから駅撮りでもしたいなぁ~」と思い考えた末、構図的に撮りやすい「車折神社前」で途中下車しました。
で、「車折神社前」での撮影の成果がこちら。
京福電気鉄道 モボ2002号 車折神社にて

京福電気鉄道 モボ101号 車折神社にて

京福電気鉄道 モボ624号 車折神社にて
まあ、こんなもんでしょうかww。
でも、紫一色のカラーの電車を頻繁に見かけたということは・・・・・やはり紫一色のカラーリングが現行色ということになるのでしょうか・・・・・。

「車折神社前」での撮影も無事に終わり、ここからは終点「四条大宮」まで通し乗車です。
「嵐山」で折り返してきたこの電車に乗車。
京福電気鉄道 モボ2002号 車折神社にて その2

京福電気鉄道 モボ2002号 車内 車折神社にて
モボ2002号とその車内です。
この様な感じで乗客も多く、北野線の乗換駅でもある「帷子ノ辻」からは立客が出る程までに混雑します。
結局、終点の「四条大宮」には、ほぼ満員の乗客を乗せて到着しました。

というわけで、駆け足で「嵐電」をご紹介しました。
今回、途中下車を含めて3回程乗り降りしたのですが、どの電車も乗客が多かったですね~。
観光客のみならず、地元住民の足として機能していることを実感しました。
今回は、時間の関係で沿線の観光に時間を割くことが出来ませんでしたが、次回訪れる際は1日かけてじっくりと「嵐電」沿線を観光してみたいですね~。
そんなことを思った今回の「嵐電」訪問でした。


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