道南バスを乗り継いで札幌~倶知安間を移動してきました。

一般路線バス




先日のことですが、まる一日オフの日が出来まして、近場へ出かけたい衝動に・・・・・。
どこへ行こうか・・・・と悩んだ挙句、「それならば札幌~倶知安間を道南バスで乗り継ついで移動してみよう!!」ということになり、早速行ってきました。

第1ランナーは「札幌洞爺湖線」で喜茂別へ

まず利用したのは・・・・
道南バス 札幌洞爺湖線 1697

道南バス 札幌洞爺湖線 1697 リア
北海道内の都市間路線でも老舗の部類に入る、道南バスの「札幌洞爺湖線」
かつてはじょうてつも1日5往復程運行していたのですが、2004年11月をもって廃止され、現在は道南バスが1日6往復運行しています。
都市間路線といっても、途中こまめに停車する為に、道南バスでは「郊外路線バス」として位置付けられています。
ですが、観光路線らしく、車両はトイレ付きの車両が投入されます。
一部の便には、写真の日野セレガGJ(今回乗車したバス)が充てられますが、定期路線でこの車両が投入されるケースは全国的にも珍しく、ある意味希少価値的車両でもあるといえましょう。
しかもこの車両、車齢が20年以上経過しているにも関わらず、手入れがしっかりしているのには正直驚きました。

出発は札幌駅前バスターミナル。
発車10分前には入線、乗車が開始されます。
道南バス 札幌洞爺湖線 1697 札幌駅前BT改札中

札幌駅を出発すると、南1条、南3条、すすきの・・・・・とこまめに乗車扱いをしていきます。
この辺が一般路線バスであることを改めて実感。
石山・藤野・定山渓温泉といったじょうてつバスエリアでおなじみの場所を通り抜けたあとは、いよいよ中山峠を越えていきます。

札幌から約1時間20分程で、バスが中山峠頂上にある「峠の茶屋」に到着。
ここで乗車扱いと休憩の為に15分程停車します。
道南バス 札幌洞爺湖線 1697 中山峠にて

中山峠の「峠の茶屋」出発後は、峠を下っていきます。
20分程で峠を下り、下って暫く走ったところで、バスは喜茂別停留所に到着。
もっと乗っていたかったのですが、次なるバスに乗り継ぐ為に私はここで下車。
次に乗車するバスを待ちます。

第2ランナーは「旧国鉄胆振線代替バス」で倶知安へ・・・

待つこと10分程で、次なるバスが到着します。
乗車したバスはこちら。
道南バス 胆振線代替バス 2075
同じく道南バスの「旧国鉄胆振線代替バス」です。
胆振線は伊達と倶知安を結んでいたローカル線ですが、バス転換後は途中の大滝で分断されるダイヤがメインとなり、伊達~倶知安間を直通するのは1日3往復のみとなっています。
喜茂別からはこのバスで終点の倶知安まで移動します。
それにしても、バリアフリー法の絡みとはいえ、この路線にまでノンステップバスが進出しているとは・・・・・。
かつては郊外型の前扉タイプのバスが使用されていたと記憶しているのですが、時代も変わりましたね。

喜茂別を出た時点ではさほど乗っていなかった車内も、京極バスターミナルから徐々に乗客が増え、倶知安町内に入る頃には、ほぼ全ての座席が埋まります。
中学生・高校生の利用が目立っていましたが、倶知安町内や小樽方面へ買い物や遊びにでも行くのでしょうか・・・・・。
で、この区間で印象的だったのがこちらの風景。
道南バス 胆振線代替バスからの車窓(羊蹄山)
別名「蝦夷富士」と呼ばれる羊蹄山です。
日本百名山に選ばれていて、この山から湧き出る水は美味しいことで有名です。
この日は天気が良く、雄大な山の姿をはっきりと見ることが出来ました。

喜茂別からは約1時間弱で倶知安駅前の道南バス倶知安営業所に隣接するバスターミナルに到着。
待ち時間を加えると、札幌から約3時間半ほどで倶知安に到着したことになります。

今回初めてこのルートで札幌~倶知安間を移動してみましたが、春から秋にかけての車窓は、「北海道らしさ」を十分に味わえる車窓であることに今更ながら気付いた次第。
特に晴れた日の羊蹄山は感動ものです!
ニセコ、蘭越、黒松内から眺め「裏羊蹄」の景色も、また違った良さがあるのですが、個人的にはこちらの羊蹄山の景色が好きかなぁ。
もし、北海道を訪れる機会がございましたら、是非路線バスで雄大な羊蹄山の景色をご覧下さいませ。


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