産交バス人吉営業所(人吉産交)で活躍するバスと湯前駅前
個人的に楽しかった「ブルートレインたらぎ」でのひとときも終わり、人吉へと戻ります・・・といいたいところですが、折角来たので、人吉産交(産交バス人吉営業所)のバスを少しだけ見て戻ることにします。
見かけるバスは多くが小型車ばかり
昨日下車した多良木バス停まで徒歩で移動し、くま川鉄道の終点「湯前」まで産交バスで移動します。乗車した車両はこちら↓。 元京王バスの日産ディーゼルスペースランナーRN(KC-RN210CSN)、通称「チョロQ」です。
九州島内の「チョロQ」移籍車といえば、鹿児島のいわさきグループが有名ですが、産交バスにも在籍しているとは・・・恥ずかしながら知りませんでした。
多良木から湯前までは15分程で到着します。
バスはすぐに人吉方面へ向けて発車していきました。
くま川鉄道湯前駅です。 駅舎本屋は国の登録有形文化財に登録されているとか。
良い雰囲気を醸し出しています。
隣には、「ふれあい交流センター 湯~とぴあ」という、サロン、工作室、音楽室を備えた多目的施設があります。
施設の名称を見て、てっきり温泉があるのかと思いましたが・・・温泉は無いそうです。
朝の時間帯は、湯前から人吉方面へ向かうバスがそれなりに便数設定されています。
少し時間が有ったので、通過するバスを見ていたのですが・・・ 日野リエッセばかりでした。(写真はイメージです。)
時間になったところで、湯前駅前から人吉までバスで移動することに。
人吉産交の路線の中では幹線に位置付けているからか、それなりの便数が確保されている様です。
来たバスは・・・往路と同仕様の「チョロQ」でした。
湯前から人吉駅前までは50分弱で移動出来ます。
途中乗客の入れ替わりはありましたが、人吉まで乗り通したのは私一人。
相当厳しそうです。
そして、人吉駅前で見かけたバスも・・・日野リエッセでした。
この後、私は改めて人吉産交(産交バス人吉営業所)を訪れてみたのですが、駐車しているバスを見てみると、一部系統の車両を除いてポンチョやリエッセ、チョロQといった小型車両で固めていました。
(利用客数を考えると、まあそうならざるを得ないなぁと思いましたが。)
今回、久しぶりに人吉地区の産交バスを見ましたが、この地区の路線バスの現状(厳しさ)を改めて思い知りました。
前日乗車したバス(日野ポンチョ)もそうですが、他の系統も含めてとにかく乗客が少ないです。
逆に、車両をダウンサイジングしてまでも1時間~2時間に1本の本数を維持していることを考えると、良くやっているなぁ・・・というのが率直な感想でした。
もし仮にこのような状況が続くとしたら、今後更なる路線の見直しは避けられないのではと思いました。
特に今回私が乗車した人吉~多良木・湯前・古屋敷・市房登山口系統については、くま川鉄道と競合関係であるとはいえ、例えばバスの系統と本数を見直した上で鉄道とバスを連携させるなど、もっとやり方があるのではないか・・・今のままでは、いずれ共倒れになるのでは・・・そんなことを感じて人吉を後にしました。
人吉地区の産交バスについては、時期を改めて再訪したいと思っています。
【おまけ】
人吉駅からタクシーで人吉インターバス停へ移動後、人吉インターからは西鉄高速バス「フェニックス号」各停便9905号車(日産PKG-RA274RBN 西工02MC C-1)で福岡の博多バスターミナルへ移動しました。
九州自動車道からの車窓も堪能し、約2時間半の移動時間はあっという間に過ぎていきました。
【乗車データ】
- 乗車日:2017/12/04
- 乗車区間:
多良木→湯前駅前 - 運行会社:産交バス
- 車両:日産/スペースランナーRN(KC-RN210CSN)
- 年式:不明
- 所属:人吉営業所
- 社番:767
- 乗車日:2017/12/04
- 乗車区間:
湯前駅前→人吉駅前 - 運行会社:産交バス
- 車両:日産/スペースランナーRN(KC-RN210CSN)
- 年式:不明
- 所属:人吉営業所
- 社番:758
- 乗車日:2017/12/04
- 乗車区間:
人吉インター→博多バスターミナル - 運行会社:西鉄高速バス
- 車両:日産/PKG-RA274RBN(西工02MC C-1)
- 年式:2008年式
- 所属:福岡支社
- 社番:9905
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