2016年もありがとうございました。
時刻は平成28年12月31日の15時00分。
新年まで残り9時間00分となりました。
昨年と同様、今年の年末年始も自宅のある北海道で過ごすことになりました。
恐らく今頃は、東京から帰って来て、自宅にて年末年始の準備を行っていることかと思います。
毎年恒例になっていますが、大晦日ということもありますので、今年1年間を簡単に振り返りたいなぁと思います。
まずは交通業界について。
やはり触れておかなければならないのは、北海道新幹線も開業と、JR北海道のローカル線大幅見直しの発表です。(写真はイメージです。)
2016年3月26日に開業した北海道新幹線、開業前はネガティブな話が多かったですが、いざ蓋を開けてみると在来線時代よりも大幅に乗客が増え、特に道南~東北を鉄道で移動する方が大幅に増えました。
今後もこの好調を状態を維持出来るのか、そして札幌延伸の状況を含め、北海道新幹線の動向には今後も注目したいところです。
JR北海道のローカル線大幅見直しについては、利用者のみならず接続する交通事業者や沿線の学校などにも大きな影響を及ぼすことが予想されます。 今後、JR北海道は関係自治体などと協議を始めるそうですが、協議の難航は必至と思われます。
一方で利用者(住民)側は、自分達のエリアを運行する公共交通について、改めてしっかり考える必要があります。
残念ながら、「公共交通は事業者の努力により維持するものだ」という考えは、もう通用しません。
地元を走るバスや鉄道は地域にとって必要なのか否か、必要だとしたら維持するためにどの様なことしなければならないのか、それを実現するために住民は何をしなければならないのか・・・というところまで考え、実行しない限り、公共交通が維持できなくなっているということを、我々はしっかり認識する必要があるのではないでしょうか。
来年は、JR北海道をはじめとする地方ローカル線のあり方について大きく動きそうな1年になりそうな気がします。
そして、私のテリトリーであるバス関連では、近鉄バスの南九州路線2路線(「おひさま号」「トロピカル号」)の休止が私個人的には印象に残りました。 両路線とも2016年9月末日をもって運行が休止されましたが、「おひさま号」については、運行経路を延岡経由に変更した上で、2017年2月1日から運行を再開する予定になっています。
一方で、「トロピカル号」の運行再開については目途が立っておらず、現在関西~鹿児島間の陸路交通機関は、九州新幹線が唯一の手段となっています。
今後、関西~鹿児島間の夜行高速バスは復活するのか、注目したいところです。
この他、近距離・中距離を中心とした高速バスの新規路線開業や、福岡都心連接バス(西日本鉄道)の運行開始、相次ぐ個室型夜行高速バスの運行開始の発表など、バス業界でも動きがいくつもありました。 来年はバス業界にとって、どの様な年になるのでしょうか。
一方で私自身はというと、今年は昨年より道外へ出かける機会が増えました。
乗車した高速バスの回数も60回を超え、近年稀にみる回数で高速バスに乗車することが出来ました。
昨年末にも同じことを書きましたが、来年は「今年以上に取材頻度を増やす」、そして「『書く』活動を本格的に進める」、この2つを目標に頑張っていこうと思います。
最後になりましたが、皆様におかれましては今年1年間お世話になりました。
来年も引き続きこのブログをご愛顧いただきますよう、宜しくお願い申し上げます。
それでは皆様、良いお年を!!
2016(平成28)年12月31日
須田 浩司(ひろしプロジェクト)
須田 浩司(ひろしプロジェクト)
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