太平洋フェリー「いしかり」苫小牧→名古屋乗船記【3日目】
※写真はイメージです。
前々回、前回とご紹介してきた太平洋フェリー「いしかり」苫小牧→名古屋乗船記も、今回が最終回となります。
岩手沖で目が覚め、仙台から福島沖~千葉沖へと進む太平洋フェリー「いしかり」。
退屈するかと思った2日目もあっという間に過ぎ、「いしかり」は順調に名古屋へ向けて航行を続けます。
それでは3日目最終日の模様をご紹介しましょう。
目次
太平洋フェリー「いしかり」の旅【3日目】
04:55 起床
位置的には渥美半島沖を航行していることになるのでしょうか。2日目よりも早く目が覚めた・・・というより自分の意思で早く起床しました。
というのも理由がありまして、実はこの風景を目に焼き付けると同時に写真に収めたかったからです。
見て下さい、この日の出!
この様な綺麗な日の出を見たのは久しぶりでした。
しばし見とれていましたが、私と同じことを考えている乗船客はいるもので、約10人程が日の出を見たりカメラに収めていました。
05:30~06:30 入浴
今回3度目の入浴を済ませ、同時に軽い身支度を済ませます。朝風呂は身も心もサッパリしますね。
08:00~08:30 朝食
レストランで船内での最後の朝食はレストランでと思ったのですが、昨晩に引き続きあまりの混雑ぶりにレストランでの食事を断念。カフェ「ヨットクラブ」で昨日の朝食と同じホットケーキセットを食します。
09:00~ 伊勢湾から名古屋港へ
2日前の19:00に苫小牧港を出港して38時間が経過し、長かった船旅も間もなく終わりを告げようとしています。旅の最後は甲板から外を眺めながら余韻に浸ろうということで、甲板に出ます。
カーブを描く船跡と飛行機雲のコントラストが何ともいえませんね。
09:26 名港トリトン通過
伊勢湾岸自動車道名港中央インター~飛島インター間にかかる3つの橋の愛称なのですが、名港地区のシンボルの一つとして有名です。
この橋を通過すると、名古屋港フェリーターミナルはもうすぐそこです。
09:40 名古屋港入港
苫小牧港を出港して38時間、太平洋フェリー「いしかり」は名古屋港に入港しました。本来であれば10:30入港なのですが、この日は伊勢湾ランクルーズがあるために、定刻50分早着となりました。
38時間共に過ごした船体を眺めながら連絡橋を渡り、名古屋港フェリーターミナルを後にしました。
38時間の航海を振り返って
というわけで、3回に渡って太平洋フェリー「いしかり」苫小牧→名古屋間の乗船記をお届けしました。国内トップクラスの評価を誇るカーフェリーでの38時間、乗船前は流石に退屈するのではと思っていましたが、いざ乗船しての感想は「意外や意外あっという間だった」これに尽きるでしょうか。
充実した設備・サービスはもとより、教育されたスタッフのおもてなし、そして安全航行を支える船長以下スタッフの努力があるからこそ、
利用客からの高い評価を得ていることを、今回の乗船を通じて改めて感じました。
苫小牧~名古屋間の2日間、海を見て、食事して、ショーを見て、お風呂に入って、ゲームコーナーでゲームして、景色を眺めて、寝て・・・と、普通の旅行とは違う贅沢な時間を過ごさせて頂きました。
「また乗船してみたい」そう思わせる今回の太平洋フェリー「いしかり」の船旅でした。
今回はS寝台と残念ながら個室利用ではありませんでしたが、次回乗船の際は是非とも個室(出来れば1等アウトサイドか特等)で通し利用したいですね。
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