JR東日本「山手線 E231系500番台」

鉄道



JR東日本 E231系500番台 山手線仕様

写真の電車は、JR東日本のE231系500番台です。
山手線の専用車両として運行しています。

E231系シリーズはこの500番台の他、0番台・900番台(中央、総武緩行線用、常磐線・成田線用)、800番台(東京メトロ東西線直通用)、近郊タイプ(東海道線、高崎線、宇都宮線、伊東線、湘南新宿ライン用)がありますが、山手線用のE231系500番台はウグイス色の帯が巻かれており、11両編成で統一されています。
2002年4月21日に順次営業運転を開始し、2005年4月17日までに全編成が出揃いました。

7・10号車は片側が6ドアの車両で、平日の始発から朝10時までは混雑緩和のため座席が収納され使用出来ませんが、朝10時を過ぎた時点で座席を使用することができるようになります。
しかし、山手線の混雑緩和が進んだことから2010年2月19日からは座席収納をとりやめ、終日座席の利用が可能になります。
なお、ホームドアの設置に伴い、2011年夏までには6ドア車の4ドア車への完全な置き換えがなされ、ホームドア対応機器の設置が予定されています。
因みに、山手線各駅のホームドアの設置については、2017年までに設置を完了する予定でです。

各ドア上部には液晶ディスプレイ(LCD)が2つずつ設置されています。
右側の画面は次駅案内や所要時間(半周分のみ、目安30分以内)、近隣自社および主要他社・局路線の遅延状況、工事予告などが表示されます。
左側の画面は、ニュースや天気予報、CM、ナイター速報、エンターテインメント情報が流れるようになっています。
なお、遅延状況が複数件ある場合は表組みで、件数が多い場合は複数ページにわたって表示されます。

座席はオールロングシートですが、E233系に搭載されたパケットタイプシートに準じたシートを搭載しています。
人間工学に基づいた設計になっているとのことですが、クッションが硬いからか、座り心地に関しては個人差があるように思えます。

私自身、この電車には東京へ行った際には必ずお世話になる電車ですね。
以前の山手線といえば、205系のイメージが強かったのですが、今ではすっかりこの電車が山手線の顔になってしまいました。
ですが、あと10年後もすれば、また新形式の車両が登場するでしょうから、そうなると山手線の風景もまた変わっていくのでしょうね。


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