前回のおさらい
「札幌~博多間 3日連続 高速バスだけの旅」をひとまず完結させた私は、どういうわけか福岡~鹿児島間を高速バスで往復する旅に出かけます。
「はかた号」から乗り継いだ西日本鉄道(以下:西鉄)「桜島号」で鹿児島へ移動し、
未乗であったJR九州「指宿のたまて箱」にも乗車。
往路とは異なるカラーリングの「桜島号」で、無事に福岡に戻って来ます。
そして翌日。
この日は終日フリーということもあったのですが、結果として2つの列車を追いかける1日となったのです。
前回の記事はこちらからどうぞ。
「THE RAIL KITCHEN CHIKUGO」ブランチコースに参加
宿泊先のホテルを出て向かったのは、福岡市天神地区のターミナル駅「西鉄福岡(天神)駅」。
こちらから、西鉄の観光列車「THE RAIL KITCHEN CHIKUGO」に乗車してみようと思います。
西鉄の観光列車「THE RAIL KITCHEN CHIKUGO」については、以前にこのブログで「ランチコース」に参加した時の模様をご紹介しました。
本当は、今回も「ランチコース」の参加を画策していたのですが、生憎満席のために断念せざるを得ませんでした。
そこで、比較的空席が多かった午前中の「ブランチコース」に、午前のティータイム代わりとして参加することにしたのです。
09時51分 西鉄福岡(天神)駅発車
「ブランチコース」の西鉄福岡(天神)駅発車時刻は09時51分ですが、09時30分過ぎに電車は入線します。
有人改札口にてメール乗車券を提示し、指定の3番ホームへ。
するといました、「THE RAIL KITCHEN CHIKUGO」が。
約4か月ぶりの再会です。
「THE RAIL KITCHEN CHIKUGO」専門スタッフに名前を告げ、メールを提示し、その後新型コロナ対策で実施している検温を受け、問題が無ければ乗車となります。
クルーの方1人が私のことを覚えていたそうで、個人的に嬉しかったです・・・。
車内は、八女の竹を使用した竹編みの天井や城島瓦、大川家具、アーティストが描く筑後川など、沿線の地域資源を生かしたデザインが特徴。
客席定員は52人(1・3号車:22人、2号車:8人)となっており、このうち、中間車両の2号車には、ビザなどを焼く窯をメインとした大型キッチンを設置しています。
外装及び内装の様子についても、過去記事にて紹介していますので、詳しくは下記リンクからご覧いただけると幸いです。
テーブルも準備万端です。
クルーの方が鳴らすトライアングルで、「THE RAIL KITCHEN CHIKUGO」は発車となります。
ブランチコースで提供される料理は、全部で4品。
最初に出されたアミューズ「焼きバターナッツ南瓜のスープ」です。
ランチコースやディナーコースでも同じものが提供されますが、カボチャ独特の甘みが味わえる美味しいスープでした。
メインの「ゆずドック」です。
久留米市田主丸町にある「シェ・サガラ」の相良一公氏の監修のホットドックになります。
カリカリもちもちのパンと柚子胡椒が効いたソーセージのマッチングが絶妙でした。
久留米市の「コーヒーカウンティ」が特別にブレンドした「オリジナルブレンドコーヒー」です。
私自身、コーヒーはあまり飲まないのですが、程良い苦みと香が漂う飲みやすいコーヒーでした。
最後に出されたのは、口直しのフルーツ(梨と柿)でした。
いかにも「秋」を感じさせますね。
フルーツの内容は日によって変わることもあるそうですよ。
折角なので、オリジナルグッズを購入してみました。
オリジナルタンブラーとクリアファイルです。
「THE RAIL KITCHEN CHIKUGO」の車内では、グッズの購入などでGoToトラベルの地域共通クーポンが利用可能となっており、今回、ありがたく使わせていただきました。
10時31分 太宰府駅到着
ひと時のティータイムを楽しんだところで、列車は太宰府駅に到着します。
独特な佇まいが何ともいえませんね。
太宰府駅に到着した「THE RAIL KITCHEN CHIKUGO」です。
この後列車は、ランチコースの準備をしながら西鉄福岡(天神)駅へ回送されます。
気になる金額ですが、運賃・料金込みで3,300円(税込)。
ティータイムとしては安くありませんが、週末の太宰府観光の前に気分を盛り上げるための時間として最適なのでは?と感じました。
安くないといいながらも、手を出しやすい価格帯が個人的には好印象でした。
あっという間の40分間でしたが、束の間のリラックスタイムとなり、乗って良かったです。
機会があれば、また是非利用してみたいですね。
おまけ
いったん荷物を置きに、西鉄電車(3000形同士の乗り継ぎ)で宿泊先のホテルへ戻ります。(写真はイメージです。)
部屋の外を見てみると・・・ランチコースの乗客を乗せて西鉄福岡(天神)駅を発車する「THE RAIL KITCHEN CHIKUGO」の姿が。
乗りたかったです・・・。
JR九州の新しいD&S列車「36ぷらす3」を小倉駅で見てみる
宿泊先ホテルの部屋で少し休んだところで、今度は福岡天神から西鉄の高速バス「なかたに号」で北九州小倉へ出かけます。
何故に北九州小倉なのか・・・。
ご存知の方も多いかと思いますが、JR九州の新しいD&S列車(観光列車)「36ぷらす3」が、2020(令和2)年10月16日にデビューします。
「36ぷらす3」については後程紹介するとして、実は「36ぷらす3」の試運転・リハーサルを九州各地で行っていまして、ちょうどこの日が大分から門司港・小倉を経由して博多までリハーサル運行される日であったのです。
「これは良い機会なので是非とも見に行かなくては・・・」ということで、あえて出かけてみました。
福岡天神から「なかたに号」に乗ること約1時間半で、バスは小倉駅前に到着。
すぐさま入場券を購入してホームに入ると・・・・「36ぷらす3」は門司港駅へ向けての発車を待っているところでした。
そして、「36ぷらす3」は門司港へ向けて小倉駅を発車。
約1時間後、再び小倉駅に姿を現す予定です。
JR九州「36ぷらす3」は、約6年半ぶりとなる新しいD&S列車。
「九州のすべてが、ぎゅーっと詰まった“走る九州”といえる列車」をコンセプトに、九州の鉄路約1,200kmを5日間かけて1周します。
愛称の「36ぷらす3」の由来は、九州が世界で36番目に大きい島であることと、39(サンキュー!)=「感謝」。
「全ルート楽しんで、お客さまご自身に“36番目のエピソード”を語っていただきたい―そんな想いを込めました。」と公式サイトには書かれています。
ベース車両は、写真を見ても分かる通り、JR九州在来線特急の主力車両として活躍して来た787系電車。
D&S列車では初めてとなる電車による列車となるそうで、これまでのD&S列車同様、水戸岡鋭治氏が車両デザインを担当しています。
6両編成となっており、グレードは全てグリーン車。
1号車~3号車が個室車両、4号車が共用スペース、5号車~6号車が座席車両となっています。
また、3号車の一部スペースにおいては、特急「つばめ」時代に人気を博したビュッフェが17年ぶりに復活します。
運行ルートは、以下の5曜日6パターン。
個室車両(1・2・3号車)については、食事がセットになった旅行商品「ランチプラン」(月曜日ルートの長崎駅 – 博多駅は「ディナープラン」)としてのみ発売されますが、座席車両(5・6号車)については、旅行商品の他に「グリーン席プラン」として一般発売(きっぷによる発売)もされることになっています。
木曜日ルート ”赤の路”
博多駅 -(鹿児島本線)→ 玉名駅 -(鹿児島本線)→ 熊本駅 -(鹿児島本線/肥薩おれんじ鉄道線)→ 牛ノ浜駅 -(肥薩おれんじ鉄道線/鹿児島本線)→ 鹿児島中央駅
※「令和2年7月豪雨」による肥薩おれんじ鉄道被災の影響により、販売が保留となっております。(2020年10月13日現在)
金曜日ルート ”黒の路”
鹿児島中央駅 -(鹿児島本線/日豊本線) → 大隅大川原駅 -(日豊本線)→ 宮崎駅
土曜日ルート ”緑の路”
宮崎空港駅 -(宮崎空港線/日南線/日豊本線)→ 宮崎駅 -(日豊本線)→ 延岡駅 → 宗太郎駅 → 重岡駅 → 大分駅 → 別府駅
日曜日ルート ”青の路”
大分駅 -(日豊本線)→ 別府駅 → 杵築駅 → 中津駅 -(日豊本線/鹿児島本線)→ 門司港駅 -(鹿児島本線)→ 小倉駅 → 博多駅
月曜日ルート ”金の路”
博多駅 -(鹿児島本線/長崎本線)→ 佐賀駅 -(長崎本線)→ 肥前浜駅 → 長崎駅 → 佐賀駅 → 博多駅
※月曜日ルートについては、往路(博多駅発)と復路(長崎駅発)で別々に発売されます。
約1時間後、小倉駅に再び「36ぷらす3」が姿を表しました。
元々デザインに定評のあった787系が写真の様な形で生まれ変わるとは・・・只々驚くしかありません。
賛否はありますが、一度は乗りたくなる電車ですね。
他のD&S列車と同様に、かなりの人気が集まりそうな列車になりそうですね。
この「36ぷらす3」ですが、デビュー前からの人気が高く、現在のところ指定券の入手が難しい状況だそうです。
少し落ち着いたころに「グリーン席プラン」でお試し乗車出来れば・・・と考えております。
北九州小倉からの帰りも、西鉄「なかたに号」を利用。
帰りは「HARMONY」カラーの日野セレガHDが充てられていました。
そして翌日。
博多駅にてもう一度「36ぷらす3」の姿を見ることになるのですが・・・博多駅での様子については、次回の記事にて少しだけ触れることにします。
次回予告
一連のミッションも無事にこなし、いよいよ九州を離れる時が。
しかし、すんなりと帰る私ではございません!
そこで、帰路も出来るだけ陸路メインで移動する「博多札幌間のりもの乗り継ぎ旅」を敢行することに決定。
さらに、帰路は山陰地方に立ち寄ることに。
何故に山陰地方なのか?
次回の記事もお楽しみに。






