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江ノ電バス藤沢「湘南~京都・大阪なんば・堺線」 乗車記

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こんにちは。ひろしプロジェクトです。
久しぶりの夜行バス乗車記の紹介です。
週末に東京への出張があって、仕事が終わった後に時間が出来たので、「折角だから・・・・」ということで乗車したバスが、実はこれなのです。

"江ノ電バス藤沢「湘南~京都・大阪線」・810”
江ノ電バス藤沢と南海バスが運行する夜行高速バス「湘南~京都・大阪なんば・堺線」です。
実はこの路線、以前から乗ろうと思ってはいたのですが、行程の関係もあって、なかなか利用できずにいました。
それが今回、東京出張という行事??を糧に、あえて利用してみました。
果たしてどんな路線なのか・・・・・

出発は、JR東海道線と横須賀線、横浜市営地下鉄が乗り入れる戸塚駅になります。
20時50分過ぎに、グリーンとライトイエローのツートンカラーが目立つ江ノ電バスが入線してきます。
江ノ電バス藤沢「湘南~京都・大阪線」 ・810 戸塚駅改札中
乗務員の改札を受け、車内に入ります。
車内はこんな感じです。
江ノ電バス藤沢「湘南~京都・大阪線」 ・810 車内
 
江ノ電バス藤沢「湘南~京都・大阪線」 ・810 シート
この車両、大阪線開業時に導入された車両なのですが、良くも悪くも南海バスの夜行高速バス「サザンクロス」の影響を強く受けています。
いわゆる「南海仕様」です。
ご覧の通り、シートバックは比較的厚いものが採用されているものの、レッグレストがありません。
人によっては、足が疲れて寝られないという人もいるのではないか?と思います。
(私はさほど気になりませんが・・・・)
フットレストも、従来の足置き型よりも一回り小さいタイプ。
多少窮屈感があるものの、足置きの高さは丁度いい感じで、それなりにゆったりと足が伸ばせられます。
一方で、緑を基調にした車内や、寒がりの方にとってはありがたい「予備毛布置き場」など、江ノ電らしさも随所に見受けられます。

コックピットはこんな感じです。
江ノ電バス藤沢「湘南~京都・大阪線」 ・810 コックピット
暗くて分からないかもしれませんが、一応オートマ車です。

そうこうしているうちに出発時間になり、21時00分、バスは戸塚駅東口を出発します。
ここでの乗車は、私を含めて2名。
この後、大船駅へと向かうのですが、運行経路が狭く、バス同士がすれ違うのもやっと・・・・・という感じ。
ハンドルを握っている乗務員はプロとはいえ、普段以上に気を遣うでしょうね。

21時20分、大船駅に到着。ここで4名が乗車します。
5分の時間調整の上、21時25分に大船駅を出発します。
この後、住宅地や幹線道路を15分程走行し、21時40分、次の停車地である鎌倉駅に到着。
ここでは2名が乗車し、時間調整の上、21時50分に鎌倉駅を出発します。

更にバスは西へと向かい、次に停車したのは湘南地区最大のターミナル駅、「藤沢駅」です。
ここはJR東海道線の他、小田急江ノ島線、江ノ島電鉄線が乗り入れています。
湘南観光には欠かせない駅です。
22時05分にバスは乗り場に到着。ここで数多くの方が乗車してきます。
車内はほぼ満席状態に。
客層を見てみると・・・・・以外にも大半が男性です。
夜行バスといえば、女性の利用が多いというイメージがありますが、よくよく考えると今日は日曜日。
恐らくですが、湘南地区から単身赴任先へ戻るサラリーマンが多かったのではないかと。
実際、ネクタイを外したスーツ姿の男性が非常に多かったですし・・・・・。

22時20分、バスは藤沢駅を出発。
出発後、乗務員の肉声で自己紹介と消灯及び途中休憩に関する案内が行なわれ、続いてモニターによる車内設備の案内が放映されます。
どうでもいいのことなのですが、乗務員の自己紹介で「担当乗務員は江ノ電バス藤沢手広営業所の○○と△△です。・・・・・」といっていたのですが、江ノ電の夜行路線って、確か藤沢営業所(鵠沼車庫)担当では???。
担当営業所が変わったのでしょうか?同社営業所(手広、鵠沼)の統合話もありますしね。

この後、小田原駅で2名を載せたバスは、一路京都・大阪へと向かいます。
発車後すぐさま灯りが消され、お休みタイムに突入しました。
しかし、ここからが苦痛の始まりでした。
シートの寝心地はさほど悪く感じなかったのですが、私にとって最大の敵が・・・・・。
なんと、いびきの大合唱!!
が始まってしまったのです。
男性客が大半いうこともあるのでしょうが、これほどいびきの酷い夜行バスの車内は生まれて初めてです。
持参のiPhoneで音楽を聞いて、気にしない様に寝ようとするのですが・・・・・効果は殆どありませんww。

走り出して30分程経過し、中井PAに到着です。
ここで10分間の開放休憩があるとの事で、気分を紛らわす為に、下車して洗顔することにしました。
ところで、江ノ電バスの開放休憩の乗客対応について、ちょっと変わった方法をとっているのをご存知でしょうか?
通常ですと、休憩終了後に乗務員が車内を確認して発車・・・・という方法をとるバス会社が大半なのですが、江ノ電バスでは、まず降車時に乗務員が「休憩カード」を乗客に渡します。
乗客はそのカードを持ってトイレや買い物を済ませます。
そして、バスに戻る際に「休憩カード」を回収する・・・・・という方式をとっています。
確認漏れのミスを防ぐのと、お休み中の乗客への配慮から採用された方法とも言えるのでしょう。
ちょっと変わっていますね。

乗客が全員揃ったところで、バスは出発。
この後は、翌朝京都到着まで下車することが出来ません。
発車後、再び「いびきの大合唱」が始まります。
眠たいので寝ようとはするのですが・・・・・あまりのいびきの煩さに、なかなか寝付くことが出来ません。
それでも、数時間程ウトウトとしていたようで、目が覚ますとバスは京都南インターを通過していました。

5時20分頃、定刻よりも若干早めにバスは京都駅八条口に到着しました。
ここで約半数の乗客が下車。
この路線に限ったことではないのですが、南海バスの夜行路線って、以外にも京都での利用が多いんですよね~。
南海バスの地盤でもないのに、以外だと思われるかもしれませんが、それだけ京都地区での集客が上手くいっているということなのでしょうか。
京都出発後は再び消灯され、再度京都南インターから名神高速道路~阪神高速道路と進みます。
朝の大阪市内です。
江ノ電バス藤沢「湘南~京都・大阪線」 朝の大阪

京都から走ること約1時間程で、バスは湊町バスターミナル(なんばOCAT)に到着しました。
ここでは5名が下車。
更に10分程走り、南海なんば駅の端にあるスロープを上がると、南海高速バスの拠点でもあるなんば高速バスターミナルに到着です。
時計を見ると6時30分。15分程の早着です。
江ノ電バス藤沢 湘南~京都・大阪線  液晶モニター
半ば寝ぼけた状態でバスを降り、写真を数枚収めて、札幌への帰路へと急ぐのでありました。

以上が、今回乗車した江ノ電バスの「湘南~京都・大阪なんば・堺線」の乗車記でした。
開業してまもなく5年が経とうとしているこの路線。
開業当初は「果たして採算が取れるの?」と心配する声が多かったのですが、今回実際に乗車してみて、徐々に地元の定着しつつある路線に成長しているという印象を持ちました。
大船や鎌倉、藤沢からダイレクトに関西へ直行する手軽さがうけているのでしょうね。
単身赴任のサラリーマンや、京都・大阪方面への小旅行、はたまた湘南鎌倉、江ノ島方面への旅行にはうってつけの路線ではないか?と思います。
あとは、平日の利用をどれだけ増やせられるかが今後の課題でしょう。
私的には、「実用性重視の路線」という印象が強く残った「湘南~京都・大阪なんば・堺線」の試乗でした。

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Koji Suda(ひろしプロジェクト)

Koji Suda(ひろしプロジェクト)

自称「高速バスアドバイザー」。高速バス乗車回数900回以上(2016年12月現在)。バス・鉄道をはじめとする乗り物を追っかけて撮ったり、ブログやサイトの運営、バス関連本やネットニュースの原稿執筆、同人誌活動などを通じて、乗り物旅の素晴らしさを伝える活動を行っています。北海道札幌市在住。バスと鉄道とカレーと粉物が大好き。 [詳細]

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