中国JRバス「グラン昼特急大阪4号」 簡単な乗車記
運行時間帯やグレードによって便の名称が異なっており、現在は以下の便が運行されています。
- 「グラン昼特急広島1号・3号・5号/大阪2号・4号・6号」(大阪⇔広島/昼行便/3列シート)
- 「グランドリーム広島1号/大阪2号」(大阪⇔広島/夜行便/3列シート)
- 「青春昼特急広島1号・3号/大阪京都2号・4号」(京都・大阪⇔広島/昼行便/4列シート)
- 「青春ドリーム広島1号/大阪京都2号」(京都・大阪⇔広島/昼行便/4列シート)
このブログでは、以前に西日本JRバスが運行する「グラン昼特急大阪6号」「グランドリーム大阪2号」(いすれも広島→大阪)をご紹介しましたが・・・・
今回は、中国JRバスが運行する「グラン昼特急大阪4号」をご紹介します。
外観や車内設備、運行体系は、基本的に西日本JRバス便とほぼ同じですが、細かな点で違いが見受けられたりもします。
久しぶりの大阪~広島間の昼特急、いったいどんな旅であったのでしょうか・・・。
新型コロナウイルスの影響は車内にも・・・
やって来たのは、JR広島駅新幹線口にあるバスのりば。大阪行き「グランドリーム昼特急大阪4号」は、こちらの4番のりばから発車します。(写真はイメージです。)
「グランドリーム昼特急大阪4号」の発車時刻は14時30分。
発車の10分前にはバスが入線します。
今回乗車したバスは、こちらでした。
同社としては初の「グランドリーム」仕様として導入され、つい最近まで大阪~広島線「グラン昼特急号」「グランドリーム号」で活躍していましたが、現在は島根支店へ転属となり、「スサノオ号」(出雲・松江~渋谷・東京)の専用車として活躍しています。
車両転属に伴い、現在の大阪~広島線「グラン昼特急号」「グランドリーム号」には、2018年度~2019年年度に導入された同仕様の増備車が充てられているそうです。
気になる車内の様子は・・・
早速、乗車改札を受けて車内に入ります。
車内は、「グランドリーム」専用のクレイドルシートを配置した、3列独立シート28人乗り夜行高速仕様となっています。
全席一人掛け、通路カーテンの設置など、シートモケットを含めた車内仕様は、西日本JRバス便の車両の準じています。
この便は「昼特急」でありますが、通路カーテンは使用可能で、私を含め多くの乗客が通路カーテンを使用していました。
シートは、ご存知「グランドリーム号」用に開発された専用クレイドルシート。
シート幅は46.5cm、リクライニング角度は138°を誇ります。
レッグレストや一体型フットレストも完備。
各座席にはコンセントを装備するなど、道中快適に過ごせられる様になっています。
トイレは車内中央部の階段を下りた突き当たりにあります。
数回の休憩停車がありますが、あるのとないのとでは安心感が違います。
で、これら写真をご覧いただいて分かる通り、今回乗車した便では、新型コロナウイルス対策として座席の使用が制限されていました。
最前列座席(1A~1C席)及び中央列座席(B席)が販売停止となっており、写真の様な「ハローキティ」をデザインした独自のプレートが括り付けられていました。
同社が「ハローキティ」のラッピングバスを運行していますが、その関係でしょうか。
座席使用制限を含め、今回乗車した便の新型コロナウイルス対策は、以下の様になっておりました。
【主な新型コロナ感染症対策】(乗車当時のものです)
・座席使用制限:あり
※全席通路カーテン付き。
※現在は車内の抗菌処理を順次実施しているため、座席使用の制限を撤廃する方向です。
・車内消毒液設置:あり
・運転席回りのビニール製カーテン設置:なし
・運行終了時の車内消毒:実施
・エアコンの外気導入:実施
メーカー公式【いすゞ自動車】バスの室内空調の操作方法について
・休憩時の車内換気:実施
・その他:
プラズマクラスターイオン発生装置を設置
乗務員のマスク着用 など
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