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名古屋と岡山~倉敷間を結ぶ長距離高速バス「リョービエクスプレス名古屋号」。(写真はイメージです。)

両備ホールディングス「リョービエクスプレス名古屋号」 0807

岡山市に本社を置く両備ホールディングスが昼夜合わせて1日2往復運行しています。
この路線、とかく地味な存在として見られがちですが、実は夜行便を中心にそれなりの利用があったりする路線でもあるのです。

私自身、この路線については1990年代の後半に、後述の「チボリ号」時代に一度だけ乗車したことがあるのですが、それ以来、約10年以上乗車しておりませんでした。
実は、2016年の年末に本州・四国方面へ出掛ける用事があったのですが、出かけることが決まったのが直前だったということもあって、移動手段の手配が困難を極めます。
そんな中、両備高速バスの予約サイトを開いたところ、偶然にも「リョービエクスプレス名古屋号」に1席のみ空席があるのを見つけます。
「これは乗るしかない!」と決めた私は、即刻予約と決済を済ませ、年末の帰省シーズンで混雑するJR名古屋駅新幹線口へと向かうのでありました。

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今は無きテーマパークの名称が付けられた路線

ここで、「リョービエクスプレス名古屋号」について簡単に触れておきましょう。
元々この路線は、1997年7月18日 に両備バス(現・両備ホールディングス)とJR東海バスが共同で運行を開始した夜行高速バス「チボリ号」がルーツになっています。
両備バス「チボリ号」 3105
路線の愛称「チボリ」は、当時倉敷駅北口にあった「倉敷チボリ公園」にちなんで命名され、特に両備バスは「チボリ号」に専用塗装を施した車両を投入するなど、中々の気合の入れ様でした。(写真参照。)
2001年12月1日からは、両備バスの単独運行に変更。
その後、2005年に開催された愛・地球博長久手会場への乗り入れなども実施されますが、2008年12月31日、倉敷チボリ公園が閉園されたのに伴い、愛称を「リョービエクスプレス名古屋号」に改称します。
「リョービエクスプレス名古屋号」に改称されてからは、岡山地区及び名古屋地区ののりば変更や昼行便新設などを経て、現在に至ります。

ゆったりシートに通路カーテン付きのハイグレード車両で一気に岡山へ

やって来たのは、JR名古屋駅新幹線口に位置するJRハイウェイバスのりば。
名古屋側の運行支援をJR東海バスが担っている関係上、「リョービエクスプレス名古屋号」はこちらにて発着しています。

今回乗車した車両はこちら↓。
両備ホールディングス「リョービエクスプレス名古屋号」 1016
かつて東京方面行き路線で活躍していた三菱エアロクイーン(BKG-MS96JP)です。
今やすっかりお馴染みになった(?)、ドーンデザイン研究所デザイン(通称:水戸岡デザイン)の両備高速バス専用塗装を纏っています。

車内はこの様になっておりまして、
両備ホールディングス「リョービエクスプレス名古屋号」 1016 車内

両備ホールディングス「リョービエクスプレス名古屋号」 1016 シート
3列独立シート28人乗りの夜行高速バス仕様となっています。
シートは、ヘッドレストの両端が飛び出たハイバックシートを採用。
通常のタイプのシートと比較して、足置きの奥行きが若干ではありますが深くなっています。
窓側座席には通路カーテンの他、コンセントも装備。
但し、コンセントに関しては、通路側座席には設置されていない様に見受けられました。

「リョービエクスプレス名古屋号」の名古屋発車時刻は23時40分。
発車10分前にはバスがのりばに付けられ、改札が始まります。
両備ホールディングス「リョービエクスプレス名古屋号」 1016 名古屋駅新幹線口改札中 その1

両備ホールディングス「リョービエクスプレス名古屋号」 1016 名古屋駅新幹線口改札中 その2

両備ホールディングス「リョービエクスプレス名古屋号」 1016 名古屋駅新幹線口改札中 その3
この日は、年末年始の繁忙期ということもあってか、2台運行でした。
トランクに預ける荷物の量が多く、乗務員もトランクへの収納に難儀していました。

23時45分、定刻よりも5分遅れてバスは名古屋駅新幹線口を発車します。
発車後、早速自動音声による各種案内が行われた後、乗務員による補足説明がマイクを通じて行われます。
この路線は、運行距離が短いことから、全区間(名古屋~岡山・倉敷間)を完全ワンマンにて運行しています。
ハンドルを握りながらのマイク放送、仕事とはいえ乗務員も大変です・・・。

日付が回った0時05分、車内が消灯されます。
ここから先は、乗務員の仮眠休憩を挟みながら、東名阪自動車道~新名神高速道路~名神高速道路~中国自動車道~山陽自動車道を岡山・倉敷へ向けてひた走ります。
尚、この路線は途中のサービスエリアでの開放休憩がありません。
ですので、飲食物は乗車前に購入しておくことをお勧めします。

5時50分、車内灯が点灯され起床。
間もなくして山陽インターバス停到着を知らせる車内放送が流れます。
5時53分、定刻よりも20分程早く、バスは山陽インターバス停に到着。
こちらでは2名が下車していきました。
山陽インターから再び山陽自動車道に入り、10分程走行した岡山インターで山陽自動車道とはお別れ。
岡山インターバス停でも降車扱いのために停車した後は、岡山市内の道路を岡山駅方面へと向かいます。
6時25分、岡山駅西口に到着。
こちらで半数以上の下車し、車内は一気に寂しくなります。
その後は県道、国道などを経由し、定刻よりも20分早い7時05分に、バスは終点の倉敷駅北口に到着しました。
両備ホールディングス「リョービエクスプレス名古屋号」 1016 倉敷駅北口到着
通勤・通学客などで賑わうであろう倉敷駅も、正月休みに入っている企業も多いからか、この日は休日並みの静かさでございました。

今回、久しぶりに夜行高速バス名古屋~岡山・倉敷線(「リョービエクスプレス名古屋号」)に乗車しましたが、高速道路延伸による所要時間短縮の効果からか、以前乗車した時よりも使いやすいダイヤになっていたのが印象として残りました。
車内サービスも、東京方面各路線(品川線、新宿・中野線)とほぼ遜色ないことから、これであれば東京都内~岡山・倉敷線の座席が取れなかった時や乗り遅れた時の代替路線としても使えそうです。(もちろん、東京~名古屋間は新幹線移動が必須となりますが・・・。)
そして、今回は取り上げませんでしたが、昼行便の存在にも気になるところです。
運行ダイヤを見る限りでは、岡山側からの日帰り可能なダイヤになっていますが、所要時間、運賃などが利用者にどの様に評価されているのか、私としては気になりますね。

運行開始から今年で20年を迎える両備ホールディングスの名古屋~岡山・倉敷線(「リョービエクスプレス名古屋号」)。
今後も中京地区と岡山地区とを結ぶ直行高速バスとして末永く走り続けていくことでしょう。

両備ホールディングス「リョービエクスプレス名古屋号」 1016 倉敷駅北口到着 その2


【乗車データ】 
  • 乗車日:2016/12/28
  • 乗車区間:
    名古屋駅新幹線口→倉敷駅北口
  • 運行会社:両備ホールディング
  • 車両:三菱/エアロクイーン(BKG-MS96JP)
  • 年式:2010年式
  • 所属:両備バスカンパニー倉敷営業所
  • 社番:1016

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自称「高速バスアドバイザー」。高速バス乗車回数900回以上(2016年12月現在)。バス・鉄道をはじめとする乗り物を追っかけて撮ったり、ブログやサイトの運営、バス関連本やネットニュースの原稿執筆、同人誌活動などを通じて、乗り物旅の素晴らしさを伝える活動を行っています。北海道札幌市在住。バスと鉄道とカレーと粉物が大好き。 [詳細]

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