西武バス「新潟線」「長岡新潟線」 いすゞガーラHD

夜行バス,昼行高速バス

今回は車両&路線ネタです。
ご紹介するのはこちらの車両↓。

西武バス 新潟線 1209

西武バス(本社:所沢市)のいすゞガーラHD(QPG-RU1ESBJ)です。
新宿・池袋~新潟間「新潟線」及び新宿・池袋~長岡・新潟間「長岡新潟線」など、同社の高速路線で活躍しています。

新宿・池袋~新潟線&新宿・池袋~長岡・新潟線とは?

高速バス「新宿・池袋~新潟線」は、新宿駅西口・池袋駅東口と新潟駅前・万代シティバスセンターの間を結ぶ高速バスで、1985年10月2日に関越自動車道の前橋インターチェンジ~湯沢インターチェンジ間が開通したことによって全線が開通したのに伴い、同年12月10日に西武バスと新潟交通、越後交通の3社共同によって「池袋~新潟線」の運行を開始しました。
運行開始当初は、昼行1往復と夜行1往復の2往復体制で運行していましたが、その後利用客増加に伴う増便を重ね、2006年春より1日16往復体制(昼行便は1時間ヘッド)で運行を行っています。
2012年10月1日からは夜行便に限り、東京側の発着地が新宿駅西口バスターミナルまで延伸され、今日に至っています。

一方の「新宿・池袋~長岡・新潟線」は、「新宿・池袋~新潟線」の別系統等いう形で2013年8月1日から1日2往復(昼行・夜行各1往復)体制で運行を開始しました。さいたま市大宮区、川越市、長岡市のそれぞれ中心部を経由して、新潟市の佐渡汽船新潟港ターミナルまで運行するのが特徴で、大宮・川越地区からの利用者及び佐渡島から東京方面への利用に適したダイヤ設定になっています。
さいたま市内から川越市内にかけてと長岡市内で一般道路を経由するため、運行所要時間は約7時間を要します。

関越高速仕様からゆったり3列シート車へ・・・

「新宿・池袋~新潟線」をはじめとする西武の高速バスといえば、ゆったり4列シートに後部トイレ・乗務員仮眠室を備えた「関越高速仕様」が有名でした。(写真はイメージです。)
西武バス 新潟線 1410

西武バス 高岡・氷見線 1290

ですが、3列シート化の波には逆らえず、遅かったとはいえ2014年6月20日に「新宿・池袋~新潟線」全便の3列シート化を完了。
現在は続行便の一部を除いて原則3列シート車にて運行されています。

車内の様子はこちら↓。
西武バス 新潟線 1209 車内

西武バス 新潟線 1209 シート
車内は3列独立シート28人乗りの夜行高速仕様となっており、進行方向右側中央部にトイレが、各座席には足置き台、フットレスト、座席コンセントが完備されています。
埼玉西武ライオンズのイメージカラー「レジェンドブルー」に合わせて、内装もレジェンドブルーに統一。
最近の西武高速バスの特徴でもあります。
残念ながら通路カーテンは装備されていませんが、最新型の一部車両には装備されている車両もあるとのことなので、当たればラッキーといったところでしょうか。

という様に、ここ近年登場した高速バスの中ではごく普通の車内設備ではありますが、西武高速バスは途中休憩が少なくても2箇所(距離が長い路線では3箇所)設定されていることから、少なくても昼行便であれば道中快適に移動出来ること間違い無しです。

私自身、この路線には過去に2度乗車していますが、3列シート化されて以降は乗車したことがありません。
新潟市「新バスシステム」のその後も見ておきたいですし、近いうちにこの路線にも乗車出来ればと考えております。



【おまけ】
新潟交通「新宿・池袋~新潟線」「新宿・池袋~長岡・新潟線」に使用されている三菱エアロエースです。
新潟交通「新宿・池袋~新潟線」 ・737
基本的仕様は西武バスのいすゞガーラと同仕様ですが、トイレが車内後部に設置されている他、乗務員仮眠室が無いなど、西武バスの車両とは若干仕様が異なっているのも特徴であるといえましょう。


【おことわり】
今回掲載した車両については、事業者から特別な許可を得て撮影しております。
事業者への問い合わせは絶対になさらぬようお願いいたします。



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