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根室交通「オーロラ号」(札幌~根室線)直行便 乗車記

time 2015/09/24

こんにちは。ひろしプロジェクトです。
いつもこのブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。

日本最東端に位置する根室「納沙布岬」

納沙布岬 その1
日本で一番早く日が昇る場所としても有名であり、特に元旦は日本一早い初日の出を見ようと、全国各地から多くの観光客が訪れます。
今般、とあることからバスで納沙布岬へ行くことを思い立ち、ウィラーエクスプレスの予約サイトで札幌~根室間都市間バス「オーロラ号」の空席状況を確認すると・・・何と、1席のみ空席が。
「これは行くしかない!」ということで、札幌~根室間都市間バス「オーロラ号」根室交通の路線バス「納沙布線」を乗り継いで根室納沙布岬へ向かうことにしました。
そこで、今回と次回の2回に分けて、札幌~納沙布岬間のバス移動の模様をお届けしますが、今回はその前編として札幌~根室間の都市間バス「オーロラ号」に乗車した時の模様をご紹介します。

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道内最長距離を誇る都市間バス

北都交通&根室交通「オーロラ号」 札幌大通り市営バスセンターにて ※写真はイメージです。

ここで、札幌~根室間の都市間バス「オーロラ号」について簡単にご紹介しましょう。
都市間バス「オーロラ号」は、1992年(平成4年)8月7日から8月31日までの間に北都交通(本社:札幌市)と根室交通(本社:根室市)が臨時直行便として共同運行を始めました。
その後、同年11月20日より定期運行化され、今日に至ります。
運行距離は約450km(直行便)及び約500km(中標津・別海経由便)、所要時間は約7時間20分~8時間30分と、共に道内最長距離・最長所要時間を誇ります。
運行開始当初は、札幌~根室間を直行していましたが、後に厚床停留所を新設し、1997年(平成9年)6月1日からは別海・中標津経由便の運行を開始しました。
現在は別海・中標津経由便がメインとなっており、札幌~根室間直行便は金・土・日・祝祭日・祝祭日前日のみの運行となっています。
また、この路線は両社で運行管理委託を行っているのも特徴の一つで、浦幌町の「道の駅うらほろ」を境に、札幌側の運行を北都交通が、根室側の運行を根室交通が担当します。
中間地点で乗務員が入れ替わる夜行高速バスは全国各地で運行されていますが、北海道ではこの「オーロラ号」と札幌~稚内線(北都交通・宗谷バス)の2路線のみとなります。

札幌~根室間の移動に欠かせない存在に

やって来たのは、「オーロラ号」始発地の札幌大通り市営バスセンター。
札幌大通市営バスセンター
札幌市内東方面への路線バスの他、北都交通と宗谷バスが運行する札幌~稚内・瀬棚・枝幸の各方面へ向かう高速バスが発着する場所でもあります。

今回乗車したのは、札幌発の直行便。
こちらの車両に乗車しました。
根室交通「オーロラ号」直行便 ・337
根室交通のフラッグシップ的存在の車両でもある、三菱エアロクイーン(BKG-MS96JP)です。
北都交通カラーではなく、同社の貸切カラーを纏っているのが特徴でしょうか。

車内はこの様になっておりまして、
根室交通「オーロラ号」直行便 ・337 車内

根室交通「オーロラ号」直行便 ・337 シート
3列独立シート29人乗りの夜行高速仕様となっています。
トイレは装備されているものの、最近流行の座席コンセント・通路カーテンは装備されていません。
夜行バスとして必要最低限の装備に留めているといった印象です。

22時20分、3台のバスがやって来ます。
根室行き「オーロラ号」です。
3台のうち1台が直行便、残りの2台が中標津経由便として運行されます。

早速乗車開始です。
根室交通「オーロラ号」直行便 ・337<br />
札幌大通市営バスセンターにて その1

根室交通「オーロラ号」直行便 ・337 札幌大通市営バスセンターにて その2

根室交通「オーロラ号」直行便 ・337 札幌大通市営バスセンターにて その3
瞬く間に座席は全て埋まり、発車時刻の22時30分を待ちます。

22時30分、乗客が全員揃ったところで、バスは札幌大通り市営バスセンターを発車します。
早速、自動音声による車内設備の案内が行われた後、乗務員から補足説明と自己紹介が行われ、大谷地を過ぎた辺りで車内は消灯されます。
途中の開放休憩は一切ないために、翌朝根室到着までひらすら寝るしかありません。

札幌南インターより道央自動車道に入った「オーロラ号」は、千歳恵庭ジャンクションより道東自動車道に入り、占冠パーキングエリアで乗務員交代を行った後、池田インターまで道東自動車道をひた走ります。
その後、国道242号線から途中交代地点の「道の駅うらほろ」まで国道38号線を走行し、「道の駅うらほろ」からは国道38号線~国道44号線を根室までひた走ります。

翌朝、厚床を過ぎた川口辺りで起床。
暫くして、乗務員から温かい布おしぼりが配布されます。
紙おしぼりが当たり前になった昨今、本格的な布おしぼりの配布サービスも今や珍しくなりました。

左手には根室らしい(?)風景が車窓一面に広がります。
根室交通「オーロラ号」直行便 車窓 その1

根室交通「オーロラ号」直行便 車窓 その2

5時40分頃、バスは根室市内に入ります。
西高入口・北斗小学校前で降車扱いを行い、5時55分、定刻よりも10分程遅れてバスは根室駅前ターミナルに到着します。
ここで大量の乗客が下車、家族が出迎える車へと向かっていきます。
その後、市役所前・明治町1丁目で降車扱いのために停車。
まもなく終点の根室交通有磯営業所に到着です。
根室交通「オーロラ号」直行便 まもなく終点

そして6時05分、定刻よりも10分程遅れてバスは終点の根室交通有磯営業所に到着しました。
私を含めた数名がバスを下車。
家族が出迎える車に乗って、それぞれの目的地へと向かっていきました。

というわけで、根室交通の札幌~根室間都市間バス「オーロラ号」の乗車記をお届けしました。
都市間バス「オーロラ号」については、これまで私のtwitterやFacebookなどで何度かご紹介していますが、今回久しぶりに乗車してみて、利用者の多さ及びリピーターの多さを改めて感じました。
運行開始から23年が経っていますが、札幌~根室間の唯一の夜行直通交通機関として立派に地位を確立していることは間違いないでしょう。
とはいえ、運行開始から1990年後半までの時期と比較すると、一時期程の勢いは無いのかなぁという印象を受けました。
このことは札幌~根室間直行便の運行形態変更(毎日運行→週末のみの運行に変更)にも表れていますし、何より根室地区の人口減少が少なからずの影響を受けているのではないでしょうか。
その分、中標津・別海地区からの利用者で支えられているというのが「オーロラ号」の現状なのではと考えます。
釧根地区に限らず、道内の地方都市の人口減少は深刻な問題として捉えられています。
人口減少と都市間バス利用者の相関関係が今後どの様に推移していくか、私自身も気になるところではありますが、ともあれ札幌~根室間の主要交通機関として「オーロラ号」には是非とも頑張っていただきたいです。

ところで、実は今回、「オーロラ号」利用にあたってウィラーエクスプレスの予約サイトを利用したのですが、その中でお得な乗車券を見つけましたのでご紹介しましょう。
それがこちら↓。
根室交通 1日フリー乗車券
ウィラーエクスプレス限定で発売されている、「オーロラ号」片道乗車券と根室交通の根室市内1日フリー乗車券がセットになったパックです。
通常、両方合わせて9,440円するものが、ウィラーエクスプレスの予約サイトで予約・決済すると8,020円で購入出来、1,420円も得するお得なパックとなっています。
更に、根室市内1日フリー乗車券もお得な価格設定となっており、利用路線が花咲線、納沙布線、厚床線、住吉循環線、西浜線と限定はされていますが、納沙布線根室~納沙布岬間を往復するだけで元が取れてしまいます。(参考:根室~納沙布岬片道運賃 1,070円)
決して本数は多くありませんが、1日かけて根室交通の市内路線バスを制覇する・・・というのも良いかもしれませんね。
尚、「オーロラ号」片道乗車券と根室交通の根室市内1日フリー乗車券がセットになったパックについては、ウィラーエクスプレスの公式予約サイトにてご確認をお願いいたします。

で、根室駅前バスターミナルに戻って、根室市内1日フリー乗車券を手にした私は、根室交通「納沙布線」始発便に乗って納沙布岬へと向かいますが・・・
根室交通 納沙布線 ・786 根室駅前ターミナルにて その1
この続きは次回といたします。


【乗車データ】 
  • 乗車日:2015/08/14
  • 乗車区間:
    札幌大通市営バスセンター→根室交通有磯営業所
  • 運行会社:根室交通(北都交通と根室交通両社の運行管理委託)
  • 車両:三菱/エアロクイーン(BKG-MS96JP)
  • 年式:2009年式
  • 所属:有磯営業所
  • 社番:337

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自称「高速バスアドバイザー」。高速バス乗車回数900回以上(2016年12月現在)。バス・鉄道をはじめとする乗り物を追っかけて撮ったり、ブログやサイトの運営、バス関連本やネットニュースの原稿執筆、同人誌活動などを通じて、乗り物旅の素晴らしさを伝える活動を行っています。北海道札幌市在住。バスと鉄道とカレーと粉物が大好き。 [詳細]

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