夜行バス&鉄道ウォッチャー「ひろしプロジェクトWEB」

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こんにちは。ひろしプロジェクトです。
いつもこのブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。

静岡県島田市金谷と榛原郡川根本町千頭及び静岡市葵区井川とを結ぶ私鉄「大井川鐵道」。
名鉄グループの中小私鉄であり、1976年(昭和51年)に日本で初めて蒸気機関車の動態保存を始めた鉄道としても有名であります。
今年になって、2期連続で最終赤字を出したのが主原因とする大幅減便ダイヤ実施の発表や、路線の存続支援などについて検討する協議会の設置を求める要望書の提出など、同社を取り巻く動きがにわかに慌しくなってきていますが、この件に関しては後に述べさせていただくことにして、このブログでは今回を含め数回に分けて、大井川鐵道を訪れた時の模様を報告したいと思います。

大井川鉄道 16000形 新金谷駅にて その1

ここで、大井川鐵道について簡単にご紹介すると、大井川鐵道は金谷・新金谷~千頭間39.5kmの「大井川本線」と、千頭~井川間25.5kmの「井川線」の2路線を運営しています。
軌間こそ共通ですが、両路線で建築限界が極端に異なる関係上、千頭駅を境に大井川本線と井川線の運行ダイヤは分断されています
運賃についても、同じ事業者でありながら大井川本線と井川線相互間を乗車する場合でも千頭駅で一旦打ち切る形が採られています。
乗車券は原則として通し購入可能ですが、通し運賃は千頭駅で再購入する場合と同額になります。
また、駅で発売している乗車券類は、一部の駅を除いて専ら昔ながらの硬券か軟券、補充券というスタイルを貫いているのも同社の特徴であるといえましょう。
昨今の報道でご存知の方も多いかと思いますが、大井川鐵道の鉄道事業収入は、沿線人口の減少などから、現在はその9割をSL列車(SL急行)への乗車を目的とする観光客から得る構造となっています。
しかし、東日本大震災発生後のバスツアー客の減少で、2011年度から2期連続で最終赤字を計上してきていることに加え、昨年施行された高速乗合バス走行距離規制強化において、沿線自治体のうち島田市北部および川根本町が首都圏からの距離にして規制強化後の走行距離制限値を僅かに上回ることから首都圏の大部分からの日帰りが不可能となり、これが要因となって同年4~12月期の団体ツアー客が対前年比で46%減少するという事態に陥ります。
結局、同社は3月26日のダイヤ改正で大幅減便を実施することを発表します。
と同時に、路線の存続支援などについて検討する協議会の設置を求める要望を提出、今後SLを中心とした観光事業の収入を強化することで事業再建を図ると同時に、行政とともに地域公共交通機関としてのあり方についても検討してく方針だそうです。

今年になって何かと慌しくなってきている同社ですが、実はSLの動態保存や大手私鉄の中古車両をほぼそのままの状態で運行している点で以前から注目しており、一度訪れたい私鉄でもありました。
今回、その願いがようやく叶い、九州遠征の前視察として大井川鐵道の訪問を組み込みました。

向かったのは、島田市側の起点であるJR金谷駅。
JRで移動すれば乗り換え無しで移動出来るのですが、そんな簡単なことはしないのが私でありまして・・・
まずは、以前ご紹介したしずてつジャストラインの夜行高速バス「京都大阪ライナー」の試乗を終え、しずてつジャストラインの路線バスで新清水駅まで移動後、静岡鉄道線で新静岡へ移動。
静岡鉄道 新清水駅

静岡鉄道 1512形

新静岡バスターミナルを視察後、しずてつジャストラインの「藤枝線」で約1時間バスに揺られ、JR藤枝駅へと移動します。
新静岡バスターミナル

新静岡バスターミナル 待合室

しずてつジャストライン 岡部 2777
更にJRに乗り換えて10数分でJR金谷駅に到着します。

JRから大井川鐵道への乗り換えはさほど時間を要しませんが、JRの下り線からの移動となると、反対側ホームの改札まで移動する必要があるので、5分前後の移動時間は見ておいた方が良いですね。
新金谷駅の窓口で乗車券を買うべく尋ねると、どういう訳か駅員のトークに丸め込まれてSL「かわね路1号」に乗車することに。
駅員の営業トークに完敗ですww。

というわけで、まずは金谷10時18分発の電車で新金谷へ移動します。
ホームで待っていたのは、こちらの電車↓。
大井川鉄道 16000系 新金谷駅にて その2

大井川鉄道 16000系 車内
元近鉄特急16000系です。
シートの向きこそ向かい合わせのクロスシート配置に変更されていますが、運賃表・運賃箱があることを除けば近鉄時代ほぼそのままの車内となっています。
この電車で揺られること約4分で新金谷駅に到着です。
大井川鉄道 新金谷駅

新金谷駅は、大井川鐵道の拠点駅。
電車の車両基地、子会社の貸切バス会社「大鉄アドバンス」の車庫、SL見学者向けの有料駐車場が併設されています。
大鉄アドバンス 貸切車両 ・568

駐車場からは、この様に転回台に載せられたSLを撮影することも可能です。
大井川鉄道 C12 164

そして、新金谷駅前には大井川鐵道の子会社が運営している「プラザロコ」という施設があったりします。
「プラザロコ」内は、SL展示館や土産物屋・休憩施設が入居している他、SL急行券を販売する窓口もここにあります。
飲食物や土産物は全てここで手に入るので問題無いのですが、何故に駅の窓口でSL急行券を販売しないでここで販売するのか?という疑問は最後まで残ったままでした。

新金谷駅周辺で約1時間半程時間を潰し、いよいよSL急行「かわね路1号」で千頭へと向かいますが・・・。
大井川鉄道 C56 44 新金谷駅
この続きは次回といたします。
(続く)

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自称「高速バスアドバイザー」。高速バス乗車回数900回以上(2016年12月現在)。バス・鉄道をはじめとする乗り物を追っかけて撮ったり、ブログやサイトの運営、バス関連本やネットニュースの原稿執筆、同人誌活動などを通じて、乗り物旅の素晴らしさを伝える活動を行っています。北海道札幌市在住。バスと鉄道とカレーと粉物が大好き。 [詳細]

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