北海道バス「釧路特急ニュースター号」昼行便新設へ・・・

夜行バス,昼行高速バス

さて、今回の記事では、高速バスの増便の話を。
2013年11月6日付けの釧路新聞公式WEBサイトに、この様な記事が掲載されていました。

(以下釧路新聞公式サイトより)
『JR顧客の受け皿に/都市間バス増便』

札幌―釧路の都市間バスを運行する北海道バス(札幌)は12月10日から、1日2往復4便に本数を増便する。
昼便を要望する顧客のニーズに応える。
相次ぐ事故やダイヤ改正などでJR離れが進む顧客の受け皿となる狙いもあるようだ。
新たに運行する「釧路特急ニュースター号」は、釧路湖陵高校前を午前11時40分に出発し、札幌の市電すすきの前に午後5時58分に到着する。
札幌発は午前11時45分で釧路には午後6時10分に到着する。
料金は大人片道5,400円、往復9,800円。29人乗りで座席には携帯電話やパソコン用のコンセントを完備している。

(ここまで)


北海道バス「釧路特急ニュースター号」・991

上記の内容の通り、大阪バスグループの北海道バス(本社:札幌市)が運行する札幌~釧路間都市間バス「釧路特急ニュースター号」が、ついに昼行便を新設するそうです。
「釧路特急ニュースター号」の昼行便新設に関しては、予てから昼行便新設の要望があったそうですが、昨今のJR北海道の度重なるトラブルや減速減便ダイヤの実施による『JR離れ』の影響で、「今、昼便を新設していける!」と判断したものと推測されます。
あと、今回の昼行便新設については、乗務員運用の効率化もあるのでは?と私個人的には見ています。
現在、「釧路特急ニュースター号」については、乗務員2名による往復夜行運用となっていて、実質3日拘束となっています。
ですが、昼行便運行により、夜行便で現地へ向かい昼行便で戻ってくる(もしくは昼行便で現地へ向かい、夜行便で戻ってくる)運用に変更されると予想されることから、経費的な面で見ても、昼行便運行は利に叶っているのでは?と思ったりもします。
実際、札幌~釧路間の運行距離・所要時間を考えると、上記の様な片道昼便・片道夜行運用は十分に可能であり、実際に平行する「スターライト釧路号」(中央バス他2社運行)の釧路側事業者はこの様な運用を組んでいます。

北海道内の都市間バスの中ではトップクラスの設備を誇る北海道バスの「釧路特急ニュースター号」。
以前ご紹介した乗車記にも書きましたが、如何に「釧路特急ニュースター号」の存在を知って頂いて、乗車券の購入・乗車に繫げていくか。
この部分を真剣にやるかやらないかで、「釧路特急ニュースター号」の今後の行く先は決まってくる気がします。
果たして、今回の昼行便の新設が成とでるか否とでるか・・・私としても動向に注目していきたいと思います。

北海道バス「釧路特急ニュースター号」・993 正面

【追記 2013/11/08】
北海道バスの公式サイトにて、昼行便新設と「市電すすきの」停留所の新設がアナウンスされました。
併せて、札幌~函館線「函館特急ニュースター号」も同日(12/10)に時刻改正&運賃変更&停留所新設が実施されます。
詳しくは、北海道バス「ニュースター号」のページにてご確認願います。


【お知らせ】
釧路特急ニュースター号」のご予約は、日本旅行「バスぷらざ」で。



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