大分交通の名古屋~別府・大分線「ぶんご号」

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大分交通「ぶんご号」 ・106

大分交通「ぶんご号」 ・106 リア

写真のバスは、大分交通の夜行高速バス「ぶんご号」で活躍している三菱KL-MS86MP(西工02MC SD-Ⅰ)です。

ご存知の方も多いかと思いますが、「ぶんご号」は大分交通の他、大分バス、亀の井バス(本社:別府市)が運行する、名古屋~別府・大分間を結ぶ夜行高速バスです。
運行開始は、今から22年前の1991年4月27日。
運行開始当初は、名古屋鉄道(現:名鉄バス)も運行に参入していましたが、その後運行から撤退(名古屋地区での予約発券業務と停留所提供は継続)し、3社共同運行に変更、現在に至っています。
2008年には運行経路を新名神高速道路経由に変更し所要時間を短縮、2012年には大分側の始発地を大分トキハ前から大分新川(新川バスセンター)に変更しています。
また、2013年7月1日出発分からは、Webでの予約先が「楽バス」から「@バスで(ハイウェイバスドットコム)」に変更され、同時にWeb予約で事前カード決済時のみ安くなるWEB早割7を導入することになっています。

車両は大分バスと亀の井バスとは三菱純正のエアロクイーンⅠ(PJ-MS86JP)を使用していますが、大分交通は現在のところ、写真の西工車(三菱KL-MS86MP 西工02MC SD-Ⅰ)をメイン車両として投入しています。
以前は同社も他社2社と同様に三菱純正のエアロクイーンⅠを投入していましたが、京阪神~大分線「SORIN号」運行開始に伴ってエアロクイーンⅠが「SORIN号」専用車として転用されたため、再び西工車が「ぶんご号」用として活躍しています。
(但し、繁忙期は「SORIN号」と共通運用が図られるようです。)

で、この「ぶんご号」で活躍している西工車ですが、かつての「ぶんご号」初代専用車両と同様、車内は3列独立シート26人乗りのゆったり仕様になっています。
因みに「ぶんご号」初代専用車はこちら↓。
大分交通「ぶんご号」 1682
ベースになっている車両は、西鉄の「どんたく号」(名古屋~福岡線)初代専用車。
通常の夜行バスより座席の前後間が広々としているのが特長です。
その造りは現在活躍している西工車にも受け継がれていて、「ぶんご号」運行3社の車両の中では一番座席空間が広い車両でもあります
また、写真はありませんが、シートは天竜工業製のスリーピングシートを採用。
リクライニング角度もそれなりに確保されていて、道中快適に移動することが出来ます。

と簡単にご紹介してきましたが、実は近々に「ぶんご号」に乗車する機会がありそうです。
「出来れば大分交通便に乗車できればなぁ・・・」と、現在最終のスケジュール調整中ですが、果たしてどうなることやらww。
乗車記が紹介出来れば良いのですが・・・。

※掲載画像を差し替えました。

◇◇ 大分交通 名古屋~大分線「ぶんご号」 ◇◇

運行区間・・・・・名古屋名鉄バスセンター~別府北浜・大分トキハ前・大分新川
(途中、中津サンライズホテル前と宇佐法鏡寺にも停車します。)
運行本数・・・・・夜行便1往復
運賃・・・
名古屋~別府・大分間 片道11,000円 往復19,800円
WEB限定早割:片道7,500円

※現在は運行を終了しています。


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